10月31日、大阪府泉佐野の上丸さんへタチウオ釣りに出かけました。
大阪湾のタチウオ釣りをどうしても経験したかったので、気合を入れての大阪遠征!
ハロウィン当日だということもすっかり忘れ、頭の中はタチウオでいっぱいです。
大阪湾のタチウオは東京湾に比べて小型のサイズが多いため、掛けるのが難しいんだとか。
「即掛けではなく、しっかりとエサをくわえさせてからフッキングしよう」と事前に作戦も立てて気合満々です!
当日集まったのは17名。
私は右ミヨシ3番に入り、準備が整ったところで5時半に出船。
航程1時間ほどでポイントの洲本沖に到着しました。
「水深は100m、反応は80mくらいかな、やってみてください」と船長からのアナウンスでさっそく釣り開始!
エサは船で支給されるイワシと、エビ味に加工したサンマを持参しました。
まずはイワシエサからスタート。
大阪湾はグロー系のカラーがいいと聞いていたので、グローのテンヤにていねいにエサ付けをします。
エサ付けが完了したらいよいよ投入。
隣の方とのオマツリを避けるため、前方に向かってなるべく遠くにテンヤを投げ入れます。
タナまでテンヤが届いたら竿先を3回ほど揺すりながらリールのハンドルを細かく回していき、ピタッと2秒ほど止めるといった感じで繰り返します。
ありがたいアドバイス
7時過ぎにようやくアタリがきたのですが、うまくハリ掛かりしていなかったのか途中で抜けてしまいました。
すると佳世船長から、「竿をスーッと持ち上げて、持ち上げた分巻くようにやってみて!」というアドバイスがあり、実践してみるとコツコツッとすぐにアタリが!
そのままゆっくりリールを巻いてくるとズ~ン!!キター!
上がったのはキラキラしたかわいいサイズのタチウオ。
とりあえず顔を見ることができてひと安心。
次に移動したポイントでは、アタリはちょこちょこあるものの、どうしてもうまく乗せられません。
「どうしたらいいんだろう・・・」と頭を抱えていると、隣から声が。
「アタリが出たら、テンヤを止めずに上に上に持ってくるんや。そんでタチウオがエサをくわえて、竿に重みを感じたら合わせるんやで」
なかなか釣れずにいた私を見かねて、村上船長がじきじきに釣り方を教えてくださいました。
タチウオは一つのエサへの執着が強いと言われているようで、確かに初めにアタってから少しずつテンヤを上げていくと、アタリがすぐに消えることはなくどんどん追いかけてきます。
普段東京湾では、アタったらすぐに合わせる釣り方をしているので、これが追い食いさせるってことかと納得。
同じ魚種であっても、地域によってサイズも釣り方も違って面白いなぁとしみじみ感じます。
村上船長と佳世船長に教わった釣り方を実践し続け、私は12本で沖揚がりとなりました。
ちなみにトップの方は23本でした。
初めての大阪湾タチウオ。
釣れるかなぁと期待半分不安半分でしたが、不安をすべて吹き飛ばすくらい楽しむことができました。
大阪湾はこれからがシーズン本番とのことなので、この冬またチャレンジできたらいいなと思います。
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