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最大40センチオーバー 日立沖で夏限定のデカフグ祭り開催中!!(宮田丸茨城県日立久慈漁港)

船釣りマガジン 編集部

暦のうえでは秋ですが、長期予報では8月後半も真夏日が続くとか。

炎天下の釣りは体力を消耗しますので、釣行前は十分な睡眠を取ってお出かけください。

釣り人の写真

当日の最大は42cm

釣り人の写真

大きいフグはハリスをつかんで抜き上げるといい

釣り人の写真

トップは24尾を釣った太田さん

船の写真

釣り場は日立沖の水深15~20m

7月28日、茨城県日立久慈漁港の宮田丸へ。

狙いはショウサイフグ。
 
周年のターゲットになっている地域もあるが、当地のフグの釣期は乗っ込みの群れがポイントにまとまる7~8月ごろの期間限定となっており、今年は少し模様が遅れて7月中旬に開幕した。
 
当地のフグの特徴はなんといっても型のよさで、30cm前後をアベレージに40cmオーバーの特大サイズも顔を出す。

そんなデカフグがいい日はトップ30尾前後も釣れるのだから、この時期を楽しみにしているファンが毎年リピートするのもうなずける。

釣り人の写真

前半苦戦も後半に追い上げました

釣り人の写真

手際よく釣ることが数をのばすコツ

釣り人の写真

10尾前後の人が多かった

小型のフグに拍子抜け!?

当日は平日ということもあり、乗船者は常連さん7名。

5時過ぎ、宮田伊佐央船長の操船で岸壁を離れる。

朝靄がかかった海上をゆっくり北上し、日立沖の水深20m前後でスタート。

目下は砂底にツブ根が点在する場所を狙っているため、カットウ仕掛けを底に着けても根掛かりはほとんどなく釣りやすいとのこと。
 
しかし、乗っ込み最盛期は水深5~7m付近の起伏が激しい岩礁帯に群れが集まるため、根掛かりを避ける「宙の釣り」も必要になるそうだ。
 
船宿から支給されるエサは冷凍アオヤギ。

一時はアオヤギエサが不足し、鹿島や飯岡方面のフグ船が東京湾で定番のアルゼンチンアカエビをエサに使っていたが、目下はアオヤギの供給が十分になったそうだ。
 
開始間もなく船内のあちこちでフグが上がる。

しかし、いずれも15cmほどの小型ばかり。

サイズに納得がいかない船長が移動を告げる。
 
船長によれば、マダイやメバルはだいたい着き場が決まっていて同じポイントで釣れるのだが、フグの群れは気まぐれに移動するため、前日釣れた場所に反応が出ていても、アタリがなければイワシやハナダイということもあるそうだ。

ちなみにフグの反応なら、アオヤギエサを付けた仕掛けを下ろせば一発で食ってくるという。
 
水深20mで再開。

ここで左トモの太田さんが40cm級を抜き上げる。

これぞ日立サイズと呼びたいラグビーボールさながらに膨らんだ魚体は迫力満点。
 
続いて右舷で30cm級がバタバタッと上がった。

食い気のある群れに当たると、アオヤギエサに誘われて船下に群れが着き、次から次にフグが上がって大流しになるそうだが、どうしたものかアタリが遠のき再び移動となった。

釣行の写真

ガツンと掛かったときの衝撃はいつもの倍以上!?

釣り人の写真

20~25cm級の中型が3~4割

釣り人の写真

マゴチも上がった

全員にアタリ!

リサーチしながら北上を続け、反応を見つけては投入を繰り返す展開で、移動後の1~2投はフグが上がるのだがなかなか後が続かない。

「フグが入れ食いになるときは、ナギで天気がよくて蒸し暑いときなんだよね」と船長が教えてくれた。
 
この日は穏やかなナギですでに朝靄は消えていたが、空は曇天。

東京の予報は猛暑のはずだが、日立沖は気温もあまり上がらず船が走っていると上着がないと寒いくらい。
 
船長は根気よくリサーチしながら北上を続ける。
 
9時半過ぎ、雲が途切れて日の光が差し、次第に青空が広がり暑くなってきた。

フグが入れ食いになる日は、朝からこんな感じなのだろう。

「はいやって、20m。いい反応が出てるよ」
 
ここで最初に掛けた太田さんが重そうに巻き上げている。

ハリスをつかんで抜き上げたフグは当日最大42cm。
 
この特大サイズが呼び水となり、船内各所で30~35cm級がバタバタと上がる。

食い気のある群れに当たったのか、その後も次つぎとフグが上がり船上が活気づく。
 
なかでもハイペースでフグを掛けている太田さんに釣り方を聞くと、オモリを底に着け、ゼロテンションで待ち、3秒に1回くらいのペースで誘いを兼ねたシャクリを入れているという。

しかし、いわゆるタイム釣りではなく、ゼロテンションで待つときも竿先に集中し、何かしらのアタリを感じれば合わせる。
 
また、時折底を5~6回小づいて砂煙を立て、フグにエサをアピールするイメージで釣っているという。
 
しばらくするとアタリが遠のいたが、船下に群れが着いたようで魚探には反応が出ており、船長は船の姿勢を小刻みに修正しながら流し続ける。
 
するとポツリポツリとアタリがきてフグが上がる。

その後は派手な食いはなかったものの、上がれば30~40cm級の良型ぞろい。
 
私もたまらず竿を出し、太田さんの釣り方に倣ならって3秒に1回のペースでシャクリを繰り返すとズシッときた。

巻き上げると、きつく締めたはずのドラグが滑るほどの重量感。

上がってきたのはパンパンに膨らんだ40cm級、ハリスをつかんで抜き上げ無事キャッチ。
 
いいタイミングにハマったのか、同じパターンで35cm前後を立て続けに釣り上げ7尾キープできた。
 
その後は食いが一段落して11時過ぎに沖揚がり。

釣果は30~40cm級が7~24尾。

トップは太田さんで一人平均15尾ほどの釣果を得た。
 
当地のフグは例年8月までの期間限定だが、今年は模様が遅れ気味とのことで8月後半も期待大。

日立沖の特大フグを釣りたい人はお早めに!

知っ得!カットウ仕掛けにひと工夫

エサバリ一体型のカットウオモリを用い、ハリスを結んだ替えバリを用意しておくと、ハリの交換が素早くできる。

また、オモリとハリスの接続部に、2~3cmにカットしたゴムパイプを被せると、カットウバリの位置がエサを付けたオモリの下側に安定するのでハリ掛かりがよくなる。

仕掛けの図

ゴムパイプの太さは、ハリスを結ぶオモリの環のサイズに合わせる

Tackle Guide

ハリは絡みにくい1本バリ仕様を好むベテランもいるが、初心者は取りこぼしが少ない2段カットウがおすすめ。

オモリのカラーは早朝は夜光、日中はアオヤギカラーやオレンジ、赤が定番。

当日のフグ仕掛け

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