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[宮沢幸則の令和も釣りは楽しく真剣に!2(第11回)]やっぱりマルイカは面白い!宙のタタキと緩めのゼロテンで攻略(多希志丸/相模湾腰越港)

隔週刊つり情報編集部

ゲストを招いて、時には教え合い、時にはともに悩み、楽しく真剣に釣りをする宮澤幸則さんの連載「令和も釣りは楽しく真剣に! 2」。

第11回は宮澤さんが大好きなマルイカ釣り。

今回はマルイカの名手・前田俊さんを招いて4月10日、相模湾腰越港の多希志丸へ釣行した。

【PROFILE】宮澤幸則(みやざわゆきのり)

1966年大阪生まれ、三重大学水産学部卒。

釣り全般を愛好するが、陸っぱりのエギング、船のカワハギ、マルイカのエキスパートとして雑誌、新聞、テレビ、Web で最先端の情報を発信する。

グローブライド・ダイワ社員。

【今回のゲスト】前田俊(まえだたかし)さん

ダイワフィールドテスター。

マルイカやカワハギなどテクニカル系ターゲットを得意とするベテランアングラー。

釣り人の写真

頑張りましょう!

総勢16名で出船

午前6時に総勢16名で出船。

ベタナギの海を30分ほど走って亀城根周りに到着すると、好天予報が外れて雨が降り始める。

反応を探索することしばし、40mダチで合図が出て、前田さんは直結6本ヅノ、宮澤さんは直結5本ヅノを投入。
 
前田さんがいわるゆる着乗りで胴長15cmほどのマルイカを釣り上げ、続いて宮澤さんが同級をダブルで取り込む。
 
次の投入は、少し誘っているうちに再び乗りをとらえ、ともに胴長20cm級を上げる。

「ゼロテンにも色いろありますが、今日は竿先が少し曲がるくらいの緩めで止めて、仕掛けを張りすぎないほうが乗りがいいようです」と宮澤さん。
 
二人の釣り方はともに、着底と同時にタタキを入れ、ピタッと止めてゼロテンで2~3秒アタリを見る。

アタリがなくても誘いを兼ねた空合わせを入れ、イカを寄せるイメージで宙でタタキながら竿先を徐々に下げ、再び仕掛けを着底させてゼロテンでアタリを見る。

タタキと止めを繰り返し、アタらなければ積極的に10mほど巻き上げて落とし直す。
 
その後も潮回りするたびに乗りがあり、ときには4~5回再投入できる流しも。

釣れてくるのは胴長10cmのミニサイズから25cm級の良型まで大小交じりのマルイカ主体にムギイカも顔を出し、10時過ぎの時点で宮澤さんが30杯、前田さんが24杯と絶好調だ。

しかし、好事魔多し。

宮澤さんが乗せたマルイカが巻き上げ中に何ものかに襲われ半死状態で上がる。

このアクシデントを境に乗りが遠くなり、次第に探索時間が長くなる。

船長によると、魚探に魚の反応が出ており、イカの群れが魚に追われ移動が速いという。
 
12時過ぎに沖へ向かって15分ほど船を走らせ移動。

朝方降っていた雨も止み、やがて青空が広がる。

再び投入合図が出たのは50mダチ。

ここは早朝ほどの勢いはないものの、イカの群れを追いかける魚はいないのか、船内ポツポツ釣れて30分以上の大流しとなり、前田さんと宮澤さんは胴長20cm前後の中型主体に数をのばす。
 
まだまだ釣れそうな気配であったが13時に沖揚がり。

釣果は胴長10~25cmが1~38杯、ムギイカが1割ほど。

大半の方が一ケタ釣果の中、難敵マルイカを緩めのゼロテンで攻略した宮澤さんが38杯、前田さん31杯と1、2フィニッシュで貫禄を見せつけた。
 
今シーズン好調なマルイカがらに盛り上がることを願いつつ、今回は存分にマルイカ釣りを楽しんだ前田さんと宮澤さんであった。

船の写真

釣り場は亀城根周りの水深40~50m前後

釣り人の写真

早朝は水深40mを中心に探った

釣行の写真

早朝は下から1~2本目のスッテに乗りが集中

釣り人の写真

いい群れに当たるとダブルも

釣り人の写真

青空が広がった後半はグリーン系のスッテによく乗 った

釣り人の写真

巻き上げ中のマルイカが何ものかに襲われ半死状態で上がってきた

釣り人の写真

宮澤さんがダントツの38杯、お見事!

宮澤さんの最新マルイカ釣法

釣行の写真

竿を立て、オモリを底から切った状態でタタキを入れて誘い、マルイカを寄せる

釣行の写真

タタキながら竿先を下げていき、着底したらピタッと止めてゼロテンで2~3秒アタリを見る。当日は竿先が少し曲がるくらいの緩め=仕掛けを張りすぎないゼロテンが効果的だった

宮澤さん推奨カラー例

仕掛けの写真

左側(オモリ側)からライトブルー、ピンク赤帽、ギョクロ、ピンク/グリーン、ピンク/ブルー赤帽

仕掛けの写真

スッテは30SミラーSS、40Sミラー、43SミラーSSなど各色を状況で使い分ける

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オモリの写真

オモリはドラゴンシンカー50、ドラゴンシンカーTG50号を使用

ハリスの写真

幹糸がヨレたら随時交換。ハリスはタフロンウルトラ船ハリスEX3~4号

タックルデータ

宮澤氏は、マルイカの初心者にむけてマルイカX S/MH-155と水深計付きの小型両軸リール、ティエラIC 105XHを推奨し、前田氏は柔硬二種類の穂先を持つアナリスターマルイカゼロテンと極鋭コンセプトゲーム150AGS、そして小型両軸リールのアドミラ100XHLを用いています。

タックルの写真

アナリスターマルイカのゼロテン&マルチともに硬軟2本の穂先付き

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宮澤さんのマルイカ仕掛け

船長の写真

相模湾腰越港 多希志丸の鈴木雅則船長

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