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サルカンとラインの結び方をマスターしよう!注意点やおすすめのショックリーダーもご紹介!

船釣りマガジン 編集部

異なる種類の糸を連結させるのに必要不可欠なサルカンは、結び方一つで強度や安定性が変わります。

しっかり結べていないとすぐに解けてしまい、釣果に影響を及ぼすだけでなく、大切なルアーや仕掛けをなくす原因になりかねません。

サルカンとラインを結ぶのは一見難しく思えるかもしれませんが、コツをつかめば誰でも手軽に実践できます。

そこで今回はサルカンの簡単な結束方法と、ラインを結ぶときの注意点をご紹介します。

サルカンとは

サルカンとは、太さや硬さの違う糸同士を結ぶのに使用する接続金具です。

スイベルやヨリモドシとも呼ばれ、2つ付いた輪のそれぞれに種類の異なる糸を結んで使用します。

主に道糸とハリスを連結させるときに用いられ、サルカン自体が回転することで糸ヨレを防ぐ役割があります。

釣り糸がヨレると仕掛けが絡まりやすくなり、エサが不自然な動きをするので魚に違和感を与えてしまいますが、サルカンを用いるとそのようなトラブルを解消できます。

また、糸同士を直接結ぶよりも強度が増すのもメリットです。

ちなみにサルカンとよく混同されるアイテムにスナップがありますが、これらは全くの別物で使い方が異なります。

スナップはルアーやオモリを取り付けるのに使用する接続金具で、片側が開閉する仕様になっています。

主にルアー釣りや投げ釣りで用いられ、仕掛けを結び直すことなく簡単に交換できるのがメリットです。

また、スナップを介してルアーを結んだ方がラインに直付けするよりもルアーの可動域が広がって動きが良くなり、魚に自然なアピールができます。

サルカンの写真

サルカン

出典:PIXTA

スナップの写真

スナップ

出典:PIXTA

スナップとラインの結び方について詳しくはこちらの記事をチェック!

スナップとサルカンのいいとこ取りをしたアイテムもある!

スナップとサルカンが合体した金具に、スナップサルカンと呼ばれるものがあります。

スナップサルカンはそれぞれの特徴を兼ね備えているため、簡単に仕掛けを取り外せて糸ヨレも防止できます。

便利ですが、その一方で本体のサイズが大きくなるため、ルアーに使用すると魚に違和感を与えてしまうのがデメリットです。

そのためスナップサルカンは、ちょい投げ釣りで用いるテンビンやサビキ釣りで用いるカゴなどを連結させるときに用いるのがおすすめです。

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サルカンの結び方の種類

先に述べた通り、サルカンは基本的に2つ付いた輪の片側に道糸を、もう一方にハリスを結んで使用します。

普通に結ぶだけでは水の抵抗やファイト時の負荷ですぐに解けてしまうので、サルカンとラインは特有の結束方法で繋ぐ必要があります。

この結束方法は釣り用語でノットと言い、強度だけでなく結ぶときのスピードや手軽さも重要なポイントになります。

サルカンとラインのノットには様々な種類がありますが、今回は「漁師結び」、「ダブルクリンチノット」、「パロマーノット」の3つをご紹介します。

実際に釣り場でいくつか試してみて、自分にとって結びやすく解けにくい方法を見つけましょう!

サルカンとラインの結び方①漁師結び

漁師結びは完全結びとも呼ばれ、強度に優れているのが特徴です。

結び方も簡単で実践しやすく、初心者の方にもおすすめです。

1本のラインを下側が短くなるように折り、できた輪の部分をサルカンに通して折り返します。

先ほど作った短いラインを、サルカンに通して折り返した部分に下から4回巻き付けていきます。

輪の部分を持って引き締め、輪の裏から巻き付けたラインの先端を通します。

最後に、長い方のラインを引っ張ってしっかり締めれば完成です。

漁師結びの結び方を動画でチェック!

ヒモやロープの様々な結び方に関する解説動画を配信している『POLALOP / ポラロップ』では、漁師結びについて紹介しています。

太めのヒモを用いて実際に結びながら解説しており、手元が大きく映し出されているので非常に分かりやすいです。

動画内では、漁師結びのさらに強固な結び方も紹介されているため、この動画を参考に練習してみましょう!

サルカンとラインの結び方②ダブルクリンチノット

サルカンのスタンダードな結び方であるクリンチノットを、さらに強化したのがダブルクリンチノットです。

ダブルクリンチノットは、クリンチノットの弱点である解けやすさを補うために生み出されました。

結び方の手順としては、まずサルカンに2回ラインを通し、輪っかを作った状態で押さえておきます。

ラインの端をリール側のメインラインに下から4回巻き付け、先ほど作った輪にラインの端を通します。

ラインの両端を引っ張って結び目を締め、余分なラインをハサミで切ったら完成です。

サルカンにラインを2回通すので強度が上がりますが、最後に締め上げる際結び目が変形してしまうと安定しないため、ゆっくり丁寧に締めるようにしましょう。

ダブルクリンチノットの結び方を動画でチェック!

主にバス釣りに関する動画を配信しているYouTubeチャンネル『エナジー福田2【釣りチャンネル】』では、ダブルクリンチノットの結び方を紹介しています。

動画内ではルアーを用いてラインを結んでいますが、サルカンも同様の結び方で実践できます。

途中で解説されている通り、ライン交換時は結び目の少し上を切ると、手で簡単に取り除くことができます。

サルカンとラインの結び方③パロマーノット

パロマーノットは結び目が安定していて、ライントラブルを最低限に抑えられるのが特徴です。

手順もシンプルで実践しやすく、タイミングを逃したくないときも釣り場でサッと結べます。

まずラインの先端部を2つ折りにし、サルカンに通したら一度結びます。

そのまま締め込まず、できた輪の中にサルカンを通したらその状態で軽く締めます。

最後に余った方のラインの先端を引っ張って結び目を作り、たるみがないように整えたら完成です。

パロマーノットの結び方を動画でチェック!

フロロカーボンラインの人気ブランド「シーガー」のYouTubeチャンネル『SeaguarChannel』では、パロマーノットの結び方を詳しく解説しています。

大物狙いの釣りで用いるラインにも使える結び方なので、ぜひ習得して釣り場で実践してみましょう!

サルカンとラインを結ぶときの注意点

サルカンとラインを結ぶときは、必ずダブルラインにしましょう。

ダブルラインとはラインを折り返して二重にし、それを1本のラインに見立てた状態を指します。

二重にして結ぶことで強度が上がり、出来上がった結び目も強固なものになります。

ラインのすっぽ抜けを防止できるだけでなく、大物が掛かったときの耐久性もアップします。

また、PEラインを直接サルカンに結ぶと非常に解けやすく、キャストを繰り返すうちにノットの形状が崩れて強度を保てなくなります。

そのため、サルカンに結ぶときはナイロンやフロロカーボンなどの、モノフィラメントラインを用いるようにしましょう。

具体的にはPEラインの先端にショックリーダーとしてモノフィラメントラインを結束し、そこにサルカンを結ぶと安心です。

PEラインとショックリーダーの結び方については、下の記事で詳しく解説しています。

サルカンに結ぶのにおすすめのライン

それでは、実際にサルカンに結ぶのにおすすめのラインをピックアップしてご紹介します。

今回は、ショックリーダーに使いたいナイロンラインとフロロカーボンラインを厳選しています。

いずれもAmazonでレビュー高評価を獲得している商品なので、ぜひ購入時の参考にしてくださいね!

ナイロンライン

サンヨーナイロン ショックリーダー アプロード ソルトマックス ショックリーダー モバイル タイプN ナイロン 30m 20lb クリア

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サンヨーナイロンからリリースされている、ナイロン素材のショックリーダーです。

水に浮く性質やしっかり伸びて衝撃を吸収する特性があるため、接触によるスレが発生しやすいカバーやストラクチャー周りでの使用に適しています。

魚とのファイト中に起こる根ズレだけでなく、歯ズレにも対応できる耐摩耗性を備えているのが特徴です。

太いラインでも締め込みやすく、キャスティング時のライン放出をスムーズに実践できます。

フロロカーボンライン

モーリス(MORRIS) ショックリーダー バリバス シーバス フロロカーボン 30m 8㎏ 16lb ナチュラル

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モーリスからリリースされている、シーバスゲーム用のショックリーダーです。

フロロカーボン素材でサルカンに結ぶのに適しており、感度や耐摩耗性に優れているのが特徴です。

結び目の強度も問題ないので、ラインの破断を気にせず釣りに集中できます。

フロロカーボン特有の伸びの少なさも備えており、ルアーでボトムを探りたいときに重宝します。

手に入れやすい価格帯で初心者の方でも揃えやすく、コスパ優秀なアイテムです。

自分に合った結び方を習得したら釣り場で実践してみよう!

今回はサルカンとラインの結束方法を3種類ご紹介しました。

結び方には様々な種類があるため、自分にとって結びやすく解けにくい方法を見つけることが大切です。

とは言えどれもコツをつかめば手軽に実践できるので、手元にサルカンとラインを用意して練習してみましょう。

上手く結べるようになれば釣果にも繋がり、より一層釣りを楽しめるはずです!

サルカンとラインの結び方について詳しくはこちらの記事をチェック!

この記事に関するよくある質問

サルカンの役割とは?

サルカンとは、太さや硬さの違う糸同士を結ぶのに使用する接続金具です。主に道糸とハリスを連結させるときに用いられ、サルカン自体が回転することで糸ヨレを防ぐ役割があります。また、糸同士を直接結ぶよりも強度が増すのもメリットです。

サルカンに結ぶラインの種類は?

PEラインを直接サルカンに結ぶと非常に解けやすく、キャストを繰り返すうちにノットの形状が崩れて強度を保てなくなります。そのため、サルカンに結ぶときはナイロンやフロロカーボンなどの、モノフィラメントラインを用いるようにしましょう。具体的にはPEラインの先端にショックリーダーとしてモノフィラメントラインを結束し、そこにサルカンを結ぶと安心です。

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