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[素材はA級ウデ前B級Bグル隊の魚で一杯(第3回)]良型連発の根魚天国 富岡沖のメバル五目はマジでスゴかったの巻

隔週刊つり情報編集部

富岡沖のメバル五目にチャレンジ!良型がズラズラ上がる予定

今回のお題は福島県富岡沖のメバル五目でありやす。

「この時期の富岡沖は25~30cm級の良型メバルが多点掛けでズラズラ釣れるッス。マジでスゲー釣れるんすよ!ハァ、ハァ」とは編集部近田。

コイツが鼻息を荒くして釣り物をすすめてくるときって、たいていイタい結果に終わることが多いけど、25~30cm級のメバルはなんとも魅力的。

うまくいけば刺身や煮つけなどメバルのフルコースが楽しめるかも?と近田の話に乗った。

隊長★竹田 信彦

魚を釣ることと飲むことを生きがいにしているビンボーライター。

釣り歴は40年以上だが釣りの腕はいまだにビギナーレベルの53歳。

最近は老眼が進みガイドにラインが通っていないこともある。

隊員★近田 憲男

本誌編集部に加入して5年目ながらまだまだビギナーから脱出できないポンコツ。

食欲を満たすためなら外道も食らうため、前回はゲドゥー担当だった。

今回は本命を狙えるとあって鼻息を荒く釣りをするアラフィフ。

釣行の写真

(左)「東京から約3時間。根魚天国が待っていますよ」と近田隊員(右)オキメバルも釣れた

釣行したのは5月11日。

お世話になったのは富岡港の正栄丸。

当日は潮位の関係でちょっと早めの4時半に出船、20分ほど走った富岡沖の水深20m前後で開始となった。

ちなみに釣り方はメバルサビキ仕掛けによるエサ釣りのほか、周りに迷惑をかけなければルアーなどで狙ってもよいとのこと。

自由でいいですな。

とりあえずオレは4本バリのメバルサビキ仕掛けにサバの切り身エサを付けて狙ってみる。

周りの皆さんの仕掛けを拝見するとメバルサビキ仕掛けにヒラメ仕掛けを連結し、冷凍マイワシを付けている人もいて、「この仕掛けだとヒラメやソイも食ってくるんだよ」とのこと。

いわゆるご当地仕掛けってヤツですな。

オレも後でやってみようっと!

釣行の写真

(上)メバル仕掛けはハリス2~3号、ハリ数4~8本の魚皮とフラッシャー付きサビキ仕掛け、 オモリ50号を使用(下)エサは持参でサバの切り身と冷凍マイワシがおすすめ。ほかにアオイソメ、キビナゴ、イカの切り身なども有効

釣行の写真

▲アベレージは25~30cm級

メバルのガリバタソテーに合う1本

サンライズカベルネ・ソーヴィニヨン

魚料理に合わせるワインといえば白が定番だけど今回の料理は味濃いめのガリバタソテー。

赤でも合うはずと、サンライズのカベルネ・ソーヴィニヨンを選んでみやした。

若いころからよく飲んでいるチリ産ワインで価格は1本1000円ほど。

飲みやすいミディアムボディで様ざまな料理に合う。

コンビニで気軽に買えるのもよく、その味わいはちゃんと果実味、深みを感じられて納得のおいしさ。

この価格でこの味ならコスパ最高って感じでありやす。

ガブ飲みしていたらすぐに空いちゃいやした。

潮が流れず口を使わないメバルヤバイよ、ヤバイよ~!

しばらく釣ってみたがオレの竿にはコツリともこない。

周りもたま~にメバルが顔を見せる程度でズラズラにはほど遠い。

また近田に騙されたかと思いつつ武山正一船長に状況をたずねると、潮がまったくといっていいほど流れず魚探にメバルの反応はたくさん出ているけど、口を使ってくれないと嘆く。

わが隊ってホントこういう日に当たることが多い。

なんでだろう?

そんなとき1尾も釣っていないオレのことを不憫に思ったのだろう、同船の常連である若狭さんと影山さんが釣れたサバをさばいて、「これ使ってみなよ!」と手渡してくれた。

釣れたてのサバの切り身はまさに特エサ。

あぁ、なんて皆さん優しいのだろう。

さっそくお言葉に甘え使わせていただく。

しかし時間が過ぎるだけでアタリはこない。

頼む1尾でいいから釣れてくれ~!

残り時間があと1時間半となったところで近田と選手交代。

釣り場の水深は40mほどでなんか潮が変わったようにも思えた。

その1投目、「きっ、きましたぁ~!」と近田が声を上げると竿が曲がった。

エッ、ウソだろ。

オレがあれだけやってアタリすらなかったのに……。

近田が取り込んだのは30cmほどのオキメバルで料理はコイツを使えばなんとかセーフ。

でかしたぞ、近田。

釣行の写真

▲常連の若狭さんが当日最多となるメバル&オキメバル交じりの5尾掛けを達成

ズラズラは本当だった富岡沖のメバル五目は6月も期待大

周りを見るとメバルの捕食スイッチが入ったようでダブル、トリプルで25~30cm級のメバルが取り込まれている。

やはり潮が動き出したのだ。

「隊長、やってください!」と言ってメバルサビキ仕掛けにヒラメ仕掛けを連結しオレに渡す近田。

エサを付けて投入し、底を取ってから大きくゆっくり誘いをかけると直後にゴゴンと明確なアタリ。

追い食いを狙ってちょっとそのままにしてみる。

そろそろかなと巻き上げに移ると、かなりの重量感で結構引く。

巻き上げが終わりドキドキしながら海面をのぞくと、なんとメバルのトリプル!

そのうちの1尾はイワシを丸飲みにしている。

これはマジでうれしかったぁ。

すっかり満足してしまい近田に竿を渡すと今度はメバルをゲット。

周りではメバルを5尾掛けする人や良型のマゾイ(キツネメバル)を釣り上げる人なんかもいて根魚祭り状態。

近田が言っていたズラズラとはこのことだったんだと実感した。

船長の話では富岡沖のメバル五目は6月も期待大、さらにヒラメも交じるようになるとのこと。

ズラズラを体験しに皆さんも出かけてみては!

釣行の写真

▲食いが立つとダブルは当たり前

釣行の写真

▲25~30cm級のメバルのトリプルでフィニッシュ

今月の近田隊員プレゼンツ 一日体験入隊

正栄丸でご一緒した影山義見さんは、昨年の取材時に同船されていて、今回もお会いすることができました。

「せっかくの取材なので6本バリのパーフェクトを披露したかったのですが……」と、残念そうな姿が印象的でした。

次回お会いするときを楽しみにしています。

釣行の写真

▲トリプルを披露した常連の影山さん 30cm級がそろい隊長も駆け寄る

船宿INFORMATION

福島県・富岡港

正栄丸

090・5040・5468

▼備考=予約乗合、出船時間は電話で確認。

エサは持参。

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