新連載は洲ノ崎沖のイサキからスタート頑張りまっせ!
前回で終了したBグル隊のゲドゥーシリーズ「Bグル隊+GX」に代わり、今回から新シリーズ「Bグル隊の魚で一杯」がスタート。
酒ネタなんかも織り交ぜてお届けしやすのでどうぞヨロシク。
まぁ、リニューアルってやつですな。
初回のお題は3月に開幕した南房洲ノ崎沖のイサキでありやす。
刺身はもちろん塩焼きなどどう食べてもうまいイサキ。
ウキウキしながら近田隊員と行ってまいりやした。
お世話になったのは洲ノ崎栄ノ浦港の早川丸。
当日は5時半に出船となり、港から15分ほどの洲ノ崎沖、指示ダナ40mで開始となった。
釣り場が近くていいですな。
とりあえずカメラは近田にまかせてオレが竿を出してみる。
タナ取りは海面からでラインの色分けを見ながら仕掛けを下ろしていくが、オレの脳はだいぶ劣化しているみたいでアレ、いま何mだっけ?となった。
ハイ、やり直し。
歳は取りたくないもんだ。
最初の30分はアタリが遠くまたいつものキビシイ展開かなぁなんて思っていたが、突然釣れ始め25~30cm級のイサキが上がり始めた。
オレの竿にもアタリが出て巻き上げるとキュキューンという小気味よい引き。
バレないでと願いながら取り込むといきなりのダブルでうれしいのなんの。
![釣行の写真]()
▲イサキの魚影が濃く、ビギナーでもこのとおり
出典:
隊長★竹田 信彦
魚を釣ることと飲むことを生きがいにしているビンボーライター。
釣り歴は40年以上だが釣りの腕はいまだにビギナーレベルの53歳。
最近は老眼が進みガイドにラインが通っていないこともある。
隊員★近田 憲男本誌
編集部に加入して5年目ながらまだまだビギナーから脱出できないポンコツ。
食欲を満たすためなら外道も食らうため、前回はゲドゥー担当だった。
今回は本命を狙えるとあって鼻息荒く釣りをするアラフィフ。
イサキの炙り刺し&なめろうに合う1本 一ノ蔵 無鑑査 本醸造辛口
オレの趣味は釣りと飲酒。
隙あらば飲むのが信条で、とくにうまい魚を肴に飲む酒はまさに至福の味。
ここでは魚料理に合う1本をご紹介。
初回におすすめするのは「一ノ蔵無鑑査 本醸造辛口」飽きのこないキリッとした辛口の日本酒で、そのスッキリとした味わいはイサキの炙り刺しやなめろうにも実によく合う。
ビンボーライターにとっては4合ビンで985円という価格も魅力的で原稿料が入った日によく買って飲んでやす。
日本酒好きはぜひご賞味を!
入れ食い状態のイサキに大興奮。35cm級も登場して楽しすぎる~
その後はほぼ入れ食い状態になり周りの皆さんもジャンジャン釣っている。
指示ダナ+ハリス分仕掛けを沈め、コマセを振り出して指示ダナで止めると投入のたびにアタリが出る。
楽しい~!
10尾ほどイサキを確保できたので近田と選手交代。
近田も1投目からイサキをキャッチして楽しそう。
次の投入ではダブルで釣り上げ破顔一笑。
イサキの入れ食いなんて何年ぶりだろう?
早川元樹船長と洲ノ崎沖に感謝!
中盤に差しかかるころには30尾以上釣っている人もいてまさに絶好調といった感じ。
わが隊も20尾近く釣ることができた。
こんなに順調な取材はいつぶりだろう。
毎回こんな感じだといいんだけど、無理だろうなぁ。
後半戦は浅場へ移動して、指示ダナ10mで再開。
しばらくするとオレの隣で釣っていた小向良夫さんが30cmオーバーの丸まるとしたイサキをキャッチ。
お見事でありやす。
この浅場はアタリの数は少ないが、釣れれば良型なのが特徴で数名が30~35cmの良型を手にした。
オレにも釣れてくれないかなぁ~なんて思いながら釣っていると、突然これまでとは違うゴン!という大きなアタリ。と同時に竿がギュイーンと絞り込まれ焦る、焦る。
このとき頭に浮かんだのが使っている仕掛けのこと。
朝から一度も交換しておらず、ハリスが少しヨレているので無理にヤリトリすれば間違いなく切れるに違いない。
慌ててリールのドラグを緩め、魚が突っ込んだらラインを送り慎重に巻き上げる。
ややあって姿を見せたのは良型のイサキで前出の小向さんがタモ取りしてくれた。
感謝!
最後の最後にオレが釣り上げたのは36cm級の良型でこのときはマジでうれしかった。
![釣行の写真]()
▲当日最大の36cmを釣り上げた
出典:
今月の近田隊員プレゼンツ一日体験入隊
洲ノ崎沖のイサキは今後も期待度◎皆で行って楽しみましょう
この日のトップは定数の50尾で皆さんお土産には十分すぎるほどのイサキをゲット。
早川船長によると洲ノ崎沖のイサキは8月いっぱいまでロングランで楽しめる。
魚は広範囲にいるので今後も当日のような感じで釣れるとのこと。
ちなみにこれからの時期はイサキに脂が乗り白子や真子も味わえるようになる。
白子の塩焼きに真子に煮つけ。
うまいんだよなあ。
洲ノ崎沖のイサキは期待度◎。
ぜひ皆さんも出かけてイサキの釣趣、食味を満喫してくだされ。
大丈夫、わが隊でも十分釣れたんだから皆さんの腕なら大漁間違いなしでしょ!
あぁ、また行きたいなぁ……。
![釣行の写真]()
▲小向さんも35cm級をキャッチ
出典:
船宿 information
南房・洲ノ崎栄ノ浦港
早川丸
0470・29・1095
備考=予約乗合、出船時間等詳細は電話確認
Bグルレシピ イサキの炙り刺し&なめろう
★今回釣ったイサキはオレの大好きな炙り刺しと船長おすすめのなめろうにしてみやした。
炙り刺しは梅ポン酢しょう油(梅ポン)でいただくのがわが家の定番。
梅の酸味と香りに香ばしさが加わった炙り刺しは、いやはやうまいのなんのって。
ぜひ皆さんもお試しあれ。
なめろうも絶品でちょっとずつ味わいながら日本酒をキューッとやると天国への階段を上りまくり。
で、結局この日も飲み過ぎてベロンベロン。
まことに楽しい時間でありやした。
おいしいイサキを釣らせてくれた船長に感謝、感謝でありやす。
◆材料:炙り刺し/イサキ、梅肉、ポン酢しょう油。 なめろう/イサキ、味噌、ネギ、ショウガ、大葉、ミョウガ
◆PROCESS
①炙り刺しにするイサキは三枚におろし腹骨をすき取って、血合骨を骨抜きで抜き、皮面に飾り包丁を入れる
②皮面をガスバーナーで炙って一口大に切る
③梅ポンはポン酢しょう油に梅肉を適量混ぜ、レンジで1分温める
④なめろうは刺身を粗く刻み味噌と薬味を加えて包丁でよくたたけば完成
Bグル的寄り道コーナー 立ち寄り地 房総の駅 とみうら
釣りの帰りに道の駅などに寄ってブラブラすると、その土地ならではのお土産が手に入ったりして結構楽しいんだよね。
ってなワケで今回は館山自動車道富浦インターのすぐ側にある「房総の駅とみうら」の南房総おさかなセンターに寄ってみやした。
店内を見て回っていると酒飲みにはたまらないツマミを発見。
「ながらみ」でありやす。
しかもボイル済みだから帰ってすぐに食べられる。
速攻手に取りついでにクジラのジャーキーも買っちゃった。
しばらく振りに食べたながらみは最高。酒がすすみまくりでありやした。
房総の駅 とみうら
〒299-2415 千葉県南房総市富浦町深名505-1
南房総おさかなセンター営業時間:平日9~19時、土日祝9~20時、定休日:無休
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隔週刊つり情報(2023年4月15号)※無断複製・転載禁止