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ポイント至近でのんびり遊べる相模湾は浅場で数、型とも順調

隔週刊つり情報編集部

相模湾の代表的なカワハギ釣り場といえば江ノ島沖。

今シーズンは10月下旬ごろからトップ30~40枚と数が上がり始め、サイズも中小型中心に30cm級の大型が交じってくる展開。

11月に入ってからは数はトップ15枚前後とやや落ち着いているものの、取材した腰越港の池田丸では11月12日に35cmという特大サイズを上げている。

釣り場は港前の腰越~葉山沖まで広範囲に攻めるが、ポイントの水深はいずれも15m前後と浅く、とくに葉山沖では水深5mを切る超浅場を狙うこともある。

今後水温が下がればもう少し深場を狙うようにもなるが、ポイント至近でのんびり楽しめるのが当エリアの特徴だ。

釣行の写真

★富士山と江ノ島を一望しながら釣りを楽しめる

釣りの後は地魚料理に舌鼓

池田丸では船宿受付の2階で地魚料理池田丸を併営。

地元産にこだわった魚やとれたてのシラス料理を堪能できる。

のんびり一日を楽しみたい人はぜひ!

相模湾の代表的なカワハギ釣り場といえば江ノ島沖。

久しく釣行していなかったが11月14日、腰越港の池田丸へ出かけてきた。

6時に16人で出船。

まずは港前の水深16mからスタート。

海底は岩場で、下はゴトゴトしていると船長。

また日が昇ると外道が多くなってくるとも。
 
ちなみに江ノ島沖といえばカジメ帯というイメージがあったが、船長に聞くと温暖化の影響なのか、最近はそうした場所はなくなってしまったという。

まずは船内の様子をうかがっていると、たたいて止めてを繰り返している人が多い。

左トモで25cm級の良型、そのお隣で20cm、右ミヨシでも同サイズとポツポツとカワハギが釣れ始める。

釣行の写真

▲上バリと下バリに一荷

見釣りできそうな超浅場も

道糸がトモ方向へけっこう流されているので潮が速いのかと船長に聞くと、逆に潮が流れないので船で引っ張っているとのこと。

やがてトラギスやキタマクラが上がることも多くなり、カワハギはポツポツの拾い釣りといった様相に。

1時間ほどたっていい人で3枚くらい。

釣ってる人に話を聞くと、チョイ宙くらいでアタっているようだ。
 
8時過ぎには葉山の前へ。

仕掛けを下ろしてみるとあっという間に着底。

アレ?ずいぶん浅いな。

船長に水深を聞くと3~4mとのこと。

数日前に出た35cmもこのポイントだったという。

海面を見ていると、うっすらと白い影。

砂地と岩場が入り交じっている様子が確認できる。

竿を動かすと、オモリが動いているのも時どき判別できる。

これは面白い。

見釣りできるんじゃね?と海面を覗きながら根掛かりしないように海底をトレースしてワッペンサイズを2枚釣ったが、魚がエサに食いつく瞬間は確認できなかった。

ま、そんなに簡単じゃないわな。

船内では相変わらずポツリポツリで、目立った大型も上がらない。

左ミヨシの常連さんの話では10月の終わりごろにはこの場所でワッペンサイズ中心ながら40~50枚釣れたこともあったという。
 
やがて鎌倉寄りのポイントへ戻り、水深12m前後を流していく。

ここでは魚の固まっている場所に差しかかると船内バタバタッとカワハギが上がる。

中には27~30cmほどの大型もいた。

その後は再び葉山前の浅場へ戻ったり、水深30m前後の定置網周りを狙ったり、各ポイントを転々としつつの拾い釣りで13時半に沖揚がり。

トップは左ミヨシの常連さんでダントツの29枚。

2番手は13枚、ツ抜けしたかどうかの人が多かった。

常連さんに話を聞くと、最初は宙でアタリがなかったのでチョイ宙からの誘い下げ、後半は宙でもアタリがあったとのこと。

うまく状況を見極めて誘いを変えていったことが釣果につながったのだろう。
 
船長によれば今後水温が下がると亀城根方面の深場、水深20~40mくらいが主力ポイントになっていくという。

11月中旬現在の水温は22度ほどあり、深場に落ちる目安は15度くらいとのことだから、もうしばらくは近場の浅場でのんびりカワハギ釣りを楽しめるのではないだろうか。

釣行の写真

▲山梨から通うカワハギファンも

釣行の写真

▲当日のトップは29枚

船宿INFORMATION

相模湾腰越港 池田丸

0467・32・2121

備考=予約乗合、6時出船。

別船はフグ、イナダ五目、アマダイ五目などへ

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