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シマアジ攻略法をエリア別に徹底解説!近場から遠征までまるっと網羅!【中編】
遠征釣りの人気魚、あこがれの高嶺の花でありながら実は近場でも結構釣れていたりする。
ここ数年で一気に釣り場と認知度と釣果が急上昇しているシマアジは次に大ブレイクする予感漂うターゲット。
今回は関東の有望シマアジエリアを近場から遠征までまるっと大特集!
【前編】はこちら!
【新メニューに定着するか!?】駿河湾・御前崎
これまでもシマアジがいることは知られていたが、本格的に狙い始めてまだ1~2年。
注目度は高く、魚影も濃いため駿河湾の新メニューとして定着する可能性は十分ある。
御前崎のシマアジは2月ごろによく釣れていた様子(※漁栄丸HP より)
これまで駿河湾の御前崎でシマアジが釣れるという話はあまり聞いたことがなかったが、このところシマアジ狙いで盛り上がっているという。
これは一体どうしたことか。
急に魚影が増えたのか?
新しいポイントでも見つかったのか?
真相を知るため駿河湾御前崎港・漁栄丸の嶋村速夫船長に話を聞いてみた。
五目で楽しむのが御前崎流
今回の取材はマダイ狙いだったため、実際にシマアジの釣り場には行っていない。
マダイを釣りながら嶋村船長にシマアジの話を聞いてまとめてあるため、多少あやふやな点はあるかもしれない。
ともあれ、御前崎でシマアジを専門に狙うようになったのはやはり最近のようで、今シーズンの例で言うと、昨年11月末ごろからシマアジで出船する船が出始めたとか。
釣り場は浜岡原子力発電所の沖合、いわゆる原発沖で、水深は40m前後とのこと。
なぜこの場所でシマアジが釣れるようになったのか聞いてみると、温排水の影響で周囲の海域より1~2度水温が高く、冬場にほかの海域の水温が下がったときに、暖かいこの場所へ集まってくるようになったのかもしれないとのこと。
釣れるシマアジは1~2kg前後とそろっており、いいときは3~4尾釣る人もいるとか。
もう少し岸寄りのポイントを狙えば小型が数釣れるそうだが、船長はあえて沖めの場所を狙っているそうだ。
シーズンは4月一杯くらいまでのようだが、仮に御前崎沖で釣れなくなっても4月からは金洲が解禁となり、トンガリ周辺にシマアジのポイントがあるからそちらでシマアジを狙うことはできるという。
とはいえ、いずれのポイントでも一日ガッツリとシマアジを狙うわけではない様子。
原発沖ではシマアジが食う時間は朝のうちだけらしく、その後は周辺のポイントでマダイやイサキなどを狙う五目釣りになる。
金洲の場合も一日シマアジだけをやってくれとリクエストすれば別だが、ほかにも魅力的なターゲットがある釣り場だけにコマセ五目や泳がせ釣りに転身するケースが多い。
そんなわけだから、タックルや仕掛けはシマアジに的を絞ったものだけだとその後の対応が難しくなる。
御前崎のシマアジ仕掛け例
御前崎のシマアジ釣り場
コマセダイタックルでOK
原発沖のシマアジに的を絞って話をすれば、タックルはマダイ用を流用する人が多いらしい。
ただ3mを超えるロングロッドでは長すぎるので、全長2.4~2.7m前後のショートタイプのほうが釣りやすいと思われる。
仕掛けはテンビン式で、御前崎のコマセ釣り全般に共通するオモリ100号のコマセカゴを使う。
仕掛けについて船長におすすめを聞くと、ハリス6号全長4.5mの1~2本バリ。
枝バリを出す場合は、先バリ上2mくらいに60cmくらいと長めにするとか。
ハリはマダイバリでいえば12号くらいでいいそう。
シマアジバリにウイリーやスキンを巻いた仕掛けでもいいとのことだが、コマセ五目の延長というイメージの人が多いのか、そうした仕掛けを使う人はあまりいないそうだ。
仕掛けについては「これじゃなきゃ釣れない!」ということはないので、興味のある人は各種仕掛けを用意してみるといいだろう。
コマセカゴのオモリは100号
コマセダイタックルがあればOK
ハリスは6号くらいでいい
ハリはマダイ用なら11~12号と大きめ
キャッチ率の高い釣り場
釣り方、狙い方について船長に聞くと、原発沖の場合は水深40mで、指示ダナ20mの宙層狙い。
これはシマアジだろうというハッキリとした反応が出ると言う。
釣り方に関しては難しいことはなく、指示ダナよりハリス分ほど下からコマセをまいてタナに合わせるだけでいい。
取材日に同乗していた仲乗りの藤田さんが2月に3尾釣ったというので話を聞いてみると、とくに変わった釣り方はしていなかったという。
釣り方よりも大事なのは手返しで、シマアジの時合はかなり短いから、釣れてる間にいかに数多く仕掛けを投入するかが重要と教えてくれた。
シマアジは釣り場や季節によりタナがベタ底になったり、荒い根周りでは走らせると根ズレでバラしやすかったりということもあるが、御前崎では宙層狙い、かつ釣れるシマアジも特大サイズはいないようなので、ハリ掛かりすれば意外とすんなり取り込むことはできるようだ。
ほかのページでも紹介しているように、シマアジを狙える釣り場は意外と多く、エリアによって狙い方なども変わってくるが、御前崎はコマセ五目の延長でだれでも気軽に楽しめ、かつキャッチ率の高い釣り場かもしれない。
今回の取材では実釣はかなわなかったが、機会があればぜひ一度チャレンジしてみたい。
御前崎のシマアジ釣りイメージ
付けエサ、コマセともオキアミ
マダイを釣るような感覚でタナを取ればいい
【日帰りで南方に広がる夢の釣り場へ】東伊豆の遠征五目
「遠征」と聞くと身構えてしまう人もいると思うが、東伊豆発の遠征シマアジ&イサキ五目乗合は日帰りで楽しめる身近なフィッシングツアー。
タックルもマダイやワラサ用で十分挑戦できる。
利島周りのシマアジは、1kg級主体に5kgオーバーも潜む
イサキは25~30cm前後の良型主体
東伊豆エリアの人気メニュー、遠征シマアジ&イサキ五目乗合で出船する船宿は、本誌船宿データベースでは網代港のつちそう丸、宇佐美港の秀正丸、伊東港の第2三好丸など。
釣り場はシーズン初期の利島周り、5月半ばから狙う新島ウラ、梅雨明け後は御蔵島周りと3カ所ある。
今年は3月19日の開幕日が強風で中止になり、翌20日が初日となった。
秀正丸の森秀正船長によれば、どのポイントでもイサキがじゃんじゃん釣れて、ウメイロ、タカベ、メジナなどを交えてお土産はたっぷり。
本命シマアジはお預けになったものの、「水温が18・5度前後と例年より1度以上高めで魚の活性も上がってますから、シマアジが口を使うのも時間の問題です」と明るいコメントをいただいた。
東伊豆の遠征五目・出船&釣り場MAP
遠征五目船のシステムとタックル&仕掛け
遠征五目船のタイムスケジュールは下記のとおり。
3時に出船し、ゆっくりとした速度で釣り場に向かう。
シケ気味でない限り、キャビンのベッドでぐっすり安眠。
仕事場から直行しても、数時間は体が休まる。
船長のアナウンスで船上に出れば眼前に利島を望む絶景が待っている。
さあ、仕掛けの準備を始めよう。
タックル&仕掛けは図のとおり。
竿とリールはおなじみのマダイ用やワラサ用でOK。
小刻みにシャクって誘い上げる釣りになるので竿は2.1m前後の短めがおすすめだが、2.7mまでなら十分楽しめる。
遠征五目の標準仕掛けはハリス6号全長6m3本バリ。
ハリは強度に優れるグレやマダイなどの10~12号。
この仕様はシマアジ、マダイ、メジナ、イサキなど多彩な魚が食ってくるオールラウンドタイプ。
しかし食いが渋いときはハリス4号、チヌバリ4~5号前後のワンランク細い仕様が物を言うときもある。
1~2組バッグに忍ばせておこう。
シマアジに的を絞るなら、南房布良瀬編で紹介したような全長2~3mのウイリー仕掛けで勝負する人も多い。
オモリは80~100号で船によるので事前に確認しておきたい。
遠征五目船のタイムテーブル~利島周りの例~
遠征シマアジ&イサキ五目の仕掛け例
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タナ取りの基本はマダイ・ ワラサ釣りと同じでOK
秀正丸の船長によると、主なポイントは水深50~60m前後。
大きく分けてシマアジ狙いの場所とマダイ狙いの場所があり、この時期はいずれも海面から30m前後のタナを狙うことが多いという。
タナ取りの基本はマダイやワラサ釣りと同じ。
指示ダナよりハリスの全長分ほど深く下ろし、そこからタナまでシャクリ上げて待つ。
シャクリ幅は通常は1mほどで、ギュッとシャクって2~3秒止め。
この動作をタナまで繰り返す。
シマアジの活性が高いときは50cmほどの間隔で小刻みに、食わせの間も1秒前後とスピーディにシャクリ上げる。
こうした誘いで2往復し、アタリがなければ手返しをしてエサをチェックしよう。
シマアジ&イサキ五目の釣り方イメージ
エサ付けはていねいに。オキアミの尾羽根を切り、切り口から刺して腹側にハリ先を抜く
【後編】はこちら!
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隔週刊つり情報(2022年4月15日号)※無断複製・転載禁止
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