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ホキはあの白身魚のフライの正体だった!?身近な食品に使われる深海魚を徹底解剖!おすすめ料理もご紹介

船釣りマガジン 編集部

みなさんはホキという魚を知っていますか?

あまり聞き馴染みのない名前ですが、実はホキは私たちの食生活に密接に関わっている魚です。

今回はそんなホキの正体を解明し、身近なホキ料理をご紹介します。

知らずしらずのうちに口にしているホキについて、この機会に理解を深めましょう!

ホキってどんな魚?

ホキとはタラ目メルルーサ科に属する海水魚です。

成長すると体長1m以上、体重8kg前後になる大型魚で、20年以上生きる個体もいるほど長寿の魚です。

肉食性で、鋭い歯を使ってイワシ・イカ・カニ・エビなどを捕食しています。

ホキはオーストラリアやニュージーランドといった南半球の他、南アフリカやパタゴニア水域に広く分布しています。

水深200~600mに生息しているため深海魚に分類され、陸棚の斜面を好んで生活しています。

ちなみにホキという名前はオーストラリアやニュージーランドで親しまれる呼び名です。

絶滅の危機に瀕しているホキ

メルルーサの写真

ホキの代替魚として用いられるメルルーサ。

出典:PIXTA

現在日本で見かけるホキは輸入されたものがほとんどです。

生食よりも加工品として使われることが多く、身近にあるスーパーやファミリーレストラン、ファーストフード店などでも重宝されています。

ところが近年ホキは乱獲によってその個体数が激減しており、絶滅の危機に瀕しています。

そのため飲食業界などではホキの使用量を減らし、代わりにホキと食味が似た魚を用いる動きが見られるようになりました。

ホキの代替魚としては、デコラやメルルーサを用いることが多いようです。

これらの魚はホキと同じくタラ目に属する深海魚で、南半球の太平洋に多く生息しています。

漁船による底引き網で大量に漁獲され、冷凍したのち日本に輸出されています。

メルルーサについてより詳しく知りたい方はこちら!

ホキってどんな味?

ホキはクセのない淡白な白身をしており、同属のタラに味わいが似ています。

白身魚の中でも上品な味わいに定評があり、骨も少ないので食べやすいのが特徴です。

また、ホキは火を通しても身が硬く締まらないため、どのような調理法でも楽しむことができます。

味付けに関しても様々な調味料と相性が良く、飽きずに食べられるのが魅力です。

ホキはどんな料理に使われている?

ホキを使った食品として代表的なのは、のり弁当に入っている白身魚のフライです。

あの定番おかずがホキでてきているとは驚きですね。

同じくホキを原料にしたフライは、ファーストフード店のフィッシュバーガーにも使われています。

さらにホキは外食産業で用いられる他、鍋やおでんに入れる練り物に加工されることもあります。

このようにホキの存在は意外と身近にあるので、みなさんも気づかぬうちに口にしているかもしれません。

ぜひ一度普段の食生活の中で、ホキが使われているか探してみてください。

ホキを使って料理を作ってみよう!

先に述べた通りホキは加工品として出回るのが一般的ですが、鮮魚としても販売されています。

スーパーではあまり見かけませんが、市場や鮮魚店では手軽に入手することが可能です。

また、ネットで購入することもできるので、気になる方はチェックしてみてください。

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今回はそんなホキを使ったおすすめ料理を5つご紹介します。

どれも簡単に美味しくできるレシピなので、ぜひ挑戦してみましょう!

ホキの天ぷら

ホキはフライに加工されて流通しているので、揚げ物にして美味しいのは言うまでもありません。

天ぷらはフライよりも軽い食感に仕上がるので、うどんやそば、ご飯との相性も抜群です。

食べやすく切ったホキの身に天ぷら粉をまぶし、油で揚げます。

生のホキの他、冷凍の切り身を使っても美味しく仕上がります。

身をふっくらさせるには、油の温度をあまり上げ過ぎず、ゆっくり時間をかけて揚げるのがコツです。

サクッとした衣とジューシーな身は、味わいだけでなく食感も楽しめる一品です。

ホキの竜田揚げ

ホキの竜田揚げは給食でも出される定番料理です。

簡単に作れて美味しいので、ホキ料理初挑戦の方にもおすすめです。

水気を取ったホキの身に下味を付け、片栗粉をまぶしたら油で揚げます。

下味は塩コショウの他、醤油・酒・しょうがに漬け込むとより淡白さが消えて食べやすくなります。

ホキの甘酢あんかけ

クセのないホキは濃いめの味付けによく合うので、あんかけ料理にするのもおすすめです。

ホキは塩コショウで下味を付け、全体的に薄力粉を振りかけたらフライパンで加熱します。

黒酢や砂糖、醤油などで作った甘酢に片栗粉でとろみを付け、ホキの身に絡ませて完成です。

タケノコやニンジン、キクラゲなどの具材を加えると彩りや食感が良くなり、より一層美味しくいただけます。

ホキのムニエル

白身魚の淡白な味わいが苦手な方は、ムニエルにすると気にせず食べられます。

まずホキの切り身に塩コショウで下味を付け、両面に小麦粉をまぶします。

バターを熱したフライパンに入れ、全体的にこんがり焼き色が付けば完成です。

味付けは、ポン酢や醤油をかければ和風に、レモン汁をかければ洋風に仕上がります。

好みの調味料で色々試してみてくださいね。

ホキのソテー

ムニエルよりも手軽に作れて、ホキ本来の味わいを堪能できるのがソテーです。

フライパンにバターやオリーブオイルをひき、ホキを入れたら両面がこんがりするまで焼きます。

最後に塩コショウをし、レモン汁を絞ってでき上がりです。

レモン汁の代わりに醤油を使うと、また違った味わいを楽しめます。

また、ホキと一緒に付け合せの野菜やキノコを焼くと、彩りも豊かな一品になります。

より手軽にホキ料理を作ってみたい方は、下のようなソテーの素を活用すると良いでしょう。

ちなみにこちらのソテーの素を使うと、レモンの酸味が効いた爽やかなソースに仕上がります。

ジンジャーやガーリックなどのスパイスもアクセントになり、奥深い味わいを楽しめます。

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ホキを調理するときに使いたいアイテムをピックアップ!

ホキは基本的に骨が少ないのでさばきやすいですが、魚専用の調理器具を用いるとより手軽に扱えます。

包丁に関しては、一般的なものより重く厚く作られている出刃包丁がおすすめです。

出刃包丁を用いることで、ホキの身を崩さず綺麗におろすことができます。

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また、ホキをさばく際は少ないとは言え骨も取り除く必要があるため、骨抜きを用意しておくと安心です。

骨抜きの先端が斜めに設計されているタイプであれば、身の奥に入り込んだ骨も手軽に取り除くことができます。

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ホキを使った身近な料理を探してみよう!

今回はホキの特徴や味わい、調理法を詳しくご紹介しました。

鮮魚を目にする機会は少ないかもしれませんが、加工された食品としては意外と私たちの身近にあることを感じていただけたでしょうか。

みなさんもぜひ一度、身の回りの食品にホキが使われていないか探してみてください。

また加工品だけでなく、実際にホキを使って料理を作り、家庭でその味わいを堪能しましょう!

ホキについて詳しくはこちらの記事をチェック!

この記事に関するよくある質問

ホキはどんな味ですか?

ホキはクセのない淡白な白身をしており、同属のタラに味わいが似ています。白身魚の中でも上品な味わいに定評があり、骨も少ないので食べやすいのが特徴です。また、ホキは火を通しても身が硬く締まらないため、どのような調理法でも楽しむことができます。

ホキが使われている食品には何がありますか?

ホキを使った食品として代表的なのは、のり弁当に入っている白身魚のフライです。同じくホキを原料にしたフライは、ファーストフード店のフィッシュバーガーにも使われています。さらにホキは外食産業で用いられる他、鍋やおでんに入れる練り物に加工されることもあります。

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