船釣りの服装に悩んでいる方必見!春夏秋冬で変わる服装の正解をチェック
新しい場所、知らない環境に足を踏み入れるとき、多くの人が頭を悩ませるのが服装選びです。 これは釣りにおいても例外ではなく、特に海上という普段全く身を置かない環境で行う船釣りは「…
船釣りマガジン 編集部PR
冬の船釣りの最大の敵、それは寒さです。
遮るもののない一面の海に囲まれた船の上では、海風や水しぶきが容赦なくアングラーを襲います。
しかしその寒さを乗り越えた先には寒ブリやヒラメなどの極上のターゲットとの出会いがあり、他のシーズンでは味わえない興奮や感動が待っています。
今年の冬は勇気を出して、冬の船釣りにチャレンジしてみませんか?
今回はアングラーの安全を守り、快適な釣りを保証してくれる防寒着と防寒グッズをまとめました。
心強い防寒アイテムを味方に、冬の海の魅力を堪能しましょう。
先ほども述べたように、冬の船釣りは魅力がある反面、大変厳しい寒さに見舞われます。
まだ冬に船釣りをしたことのない方にもお分かりいただけるように、今回は船の上の体感気温を計算してみました。
1月に関東地方で釣りをしたとします。
気象庁のデータによると、1月の東京都の気温は平均5度です。
しかし、船は移動するので、移動のスピードに伴い風が発生します。
一般的に風速1m/秒で体感温度が1度下がると言われているので、釣り船の移動速度(15ノット)を考慮すると、体感気温は7.5度下がることになります。
つまり、秒速7.5mの速度で船が進むと、船上での体感気温は5度ー7.5度=ー2.5度になるわけです。
さらに海風の影響もあるので、気象条件によって体感気温はさらに下がることも十分考えられます。
スキー場にも匹敵するほどの極寒な船上で釣りを安全に行うためには、相当の防寒対策が必須なのです。
では具体的にどんな装備で船釣りに臨めばいいのでしょうか。
過酷な船上での釣りを乗り切り、かつ楽しむための防寒装備は次のようになります。
■防寒着
①肌着
②インナー
③アウター
④タイツ
⑤長ズボン
■防寒グッズ
①帽子
②ネックウォーマー
③手袋
④靴下
⑤ブーツ
次から各防寒着・防寒グッズについて詳しく解説していきます。
どのアイテムも選ぶ時に重要なポイントがあるので要チェックです。
防寒着の全体的なポイントはとにかく寒さと風を遮断することです。
やりすぎかな?と思うくらい着こんでいくことをおすすめします。
また、内側の服(=肌着やインナー、タイツ)は保温性、外側の服(=アウター、ズボン)は防風性・防水性を重視して選ぶといいでしょう。
体に接触する肌着は体感温度を左右する重要な防寒着です。
トレーナーやフリースなどの下に2~3枚重ね着しましょう。
肌着は保温性能が高く、汗を吸収しやすいものが理想的です。
釣具メーカーで専用の肌着が販売されているのでそれを購入するのもいいですし、アウトドア用品店で販売されている肌着も高機能で役立ちます。
また、肌着の背中部分にカイロを貼るとより盤石な防寒対策になります。
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インナーにはフリースを選ぶのがおすすめです。
裏起毛で保温性が確保される上に、動きやすいのが釣りに向いています。
また、最近は薄手のダウンが非常に充実しているため、フリースと薄手のダウンを組み合わせる方が増えています。
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肌着やインナーは保温性を重視して選ぶようお伝えしましたが、アウターを選ぶ際はこれに加えて風や海水への対策も念頭に入れましょう。
おすすめはゴアテックス素材のアウターです。
水蒸気を通し、水を通さない絶妙なサイズの孔(あな)が無数に開いているゴアテックスは、防水と透湿(=汗による水蒸気を放出して蒸れない)を両立させる画期的な素材として一躍注目を浴びました。
ゴアテックス素材のアウターは防風性能も備わっているため、釣りのアウターとしてはもってこいです。
しかし、ゴアテックス素材のアウターは高機能なぶん3万円台~と価格が高めに設定されていて、手が出しにくいのがデメリットと言えます。
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防寒対策というと上半身の服を着込むイメージがあり、下半身の防寒対策がおろそかになりがちです。
下半身はズボンの下にタイツを履いておくことによって暖かさを確保することができます。
動きやすさも抜群です。
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長ズボンはアウターと同様、保温・防風・防水の3つを重視しましょう。
釣りメーカーからアウターと長ズボンがセットになったものが多く販売されているので、冬の装備を一から揃える方はまとめて購入するのもひとつの手です。
シマノ(SHIMANO) 防寒着 DSエクスプローラーウォームパンツ RB-04PS ブラック XS
ダイワ(DAIWA) レインマックスウィンタースーツ DW-35009 ブラックカモ S
防寒着を揃えてひと安心!といかないのが船釣りの防寒対策の難しいところです。
寒さと風は首や手などのちょっとした隙間から体に侵入し、アングラーの体温を奪っていきます。
ここでは防寒をさらに盤石にするための防寒グッズを紹介します。
春~秋の船釣りで使用する帽子は日焼け対策・熱中症対策を念頭に入れて選びますが、冬の帽子はとにかく防寒を重視しましょう。
被ると耳が隠れるタイプのニット帽がおすすめです。
エバーグリーン(EVERGREEN) B-TRUE ビーニー フリースinニットワッチ フリー バーガンディ
冬の釣行ではニット帽とネックウォーマーを併用することをおすすめします。
顔が外気に触れる面積を少しでも減らすことで、寒さを大幅に和らげることができます。
シマノ(SHIMANO) ローゲージ2WAYニットワッチ CA-075S ディープシー フリー
コミネ(KOMINE) バイク USBエレクトリックネックウォーマー Free Black 08-304 EK-304
手袋も防寒に大変役立ちます。
「エサ付けの多い釣りをするから、手袋で指が動かしにくくなるのはちょっと・・・」という方は、指の出ているタイプのものを着用しましょう。
アウトドアグローブ 防寒グローブ スポーツグローブ【防風防寒防水構造・2指出しで細かい作業が楽】裏起毛・滑り止め・スマホ対応 サイクリング手袋 保温 手袋 釣り カメラ 通勤通学 冬用 男女兼用 (M)
手袋 冬 防寒 防水 グローブ 滑り止め 通勤 サイクルグローブ メンズ 女性 子供 グレー S
言うまでもなく多種多様なタイプのものが販売されている靴下ですが、冬の船釣りではその中でも厚手のものを選びましょう。
[ザノースフェイス] トレッキング ミッドウェイト クルー NN82024 ウール アーチサポート パイル 抗菌 チャコール/ダークグレー XS
冬はブーツタイプの靴で、できれば裏地にボアが付いているウィンターブーツを履くのが理想です。
靴底の厚いものを選ぶとより安心して釣りに臨めるでしょう。
ダイワ(DAIWA) 防寒ブーツ ウインターラジアルブーツ モスグリーン S WR-3301 釣り用長靴
MAZUME(マズメ) ウィンターブーツ MZRB-387-04 タン M
今回は船釣りの防寒着と防寒グッズを紹介しました。
敬遠する方も多い冬の船釣りですが、防寒対策をしっかりと行えば快適に釣りが行えます。
今回紹介した装備で寒さを乗り切って、新しいターゲット、そして新しい釣りの魅力に出会ってください。
きっともっと釣りが好きになるはずです。
この記事に関するよくある質問
防寒着の全体的なポイントはとにかく寒さと風を遮断することです。やりすぎかな?と思うくらい着こんでいくことをおすすめします。また、内側の服(=肌着やインナー、タイツ)は保温性、外側の服(=アウター、ズボン)は防風性・防水性を重視して選ぶといいでしょう。
ニット帽やネックウォーマー、手袋などで肌の露出を最大限に抑えましょう。寒さと風は首や手などのちょっとした隙間から体に侵入し、アングラーの体温を奪っていきます。
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