船釣りの服装に悩んでいる方必見!春夏秋冬で変わる服装の正解をチェック
新しい場所、知らない環境に足を踏み入れるとき、多くの人が頭を悩ませるのが服装選びです。
これは釣りにおいても例外ではなく、特に海上という普段全く身を置かない環境で行う船釣りは「どんな服装で行けばいいんだろう?」とアングラーを悩ませます。
読者の方の中には、釣り船に乗船してから「あれを持ってきたらよかった!」「こんなに寒いなんて!」と服装のリサーチ不足に後悔した方もいるはずです。
今回はそんな船釣りの服装についてシーズン別に解説していきます。
季節ごとに注意するポイントや準備するアイテムが大きく異なるので、釣り初体験の方はもちろん、船釣りファンの皆さんも必見です。
オールシーズン必須のアイテムは?
季節別の服装の解説に入る前に、オールシーズン必須のアイテムを紹介します。
ライフジャケット
これがないと船釣りは始まらない
2018年に船釣りの際のライフジャケットの着用が義務化されました。
現在はどの釣り船にも定員分のライフジャケットが常備されているため、釣り船からレンタルすることが可能です。
しかし、ライフジャケットは船釣りで必ず使用するものであり、かつ命を守る重要なアイテムでもあるので、自分の目で選んだ信頼できるものを一着買っておくことをおすすめします。
ライフジャケットは形や用途が異なるものが数多く販売されており、種類によっては船釣りで使用できないものがあります。
初めて船釣り用のライフジャケットを購入する場合は、
①桜マーク(=国土交通省の定める安全基準が満たした商品であることを表すマーク)が付いているもの
②Aタイプ(=すべての小型船舶で使用できるタイプ)のもの
の2つの条件を満たすものを選べば間違いありません。
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偏光サングラス
掛ければ安全・快適に釣りが楽しめる
偏光サングラスというのは反射光をカットするサングラスのことです。
着用することにより、水中の様子が見えやすくなったり、目の負担を軽減したりすることができます。
偏光サングラスも種類が豊富なため、
①可視光線透過率
②レンズカラー
の2つを基準に選ぶといいでしょう。
ちなみに、釣りにおすすめの偏光サングラスの特徴について、眼鏡メーカーのJINSの公式サイトではこのように案内されています。
可視光線透過率は天候によって選ぶ
水面のギラつきをしっかり軽減したい時は、サングラスの可視光線透過率を10~20%程度にしましょう。曇りや雨天時など外が暗い環境であれば30%~40%程度のものが望ましくなります。
サングラスのレンズ紹介でよく眼にする可視光線透過率ですが、これはそのレンズがどれほどの光を通すのかを表しており、0%に近いほど光を通しにくい作りになっています。
カラーはブラウン、グレー系
釣り用のサングラスでは、ブラウンやコパ系のカラーがおすすめです。この色はサイトフィッシングでも重宝できますので、釣りに特化したサングラスが欲しい場合は、この辺の色を選ぶことをおすすめします。
可視光線透過率11~30%、グレーカラーの偏光サングラスはこちら
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帽子
アングラーの安全を守る船釣りのマストアイテム
夏は熱中症対策、冬は防寒に役立つ帽子もまた船釣りのマストアイテムです。
季節によっておすすめの帽子のタイプが異なるので、これについては後ほど説明します。
夏の船釣りの服装
夏は熱中症と日焼けの対策に重点を置きましょう。
釣り船に乗船すれば、半日~一日中太陽に晒されることになります。
なるべく肌を露出しないようにすることが肌と体調を守ることにつながります。
帽子
夏のキャップの着用には大きな落とし穴が
夏は熱中症対策のため帽子の着用は必須です。
帽子はキャップよりもツバがぐるっと一周しているものを選んでください。
キャップは首の後ろのケアができないため、油断しているとそこだけ真っ黒に日焼けしてしまうことがあります。
キャップしか持っていない場合は、タオルなどを首の後ろに巻いておきましょう。
大きいツバ+後ろの日除け布で日焼け対策ばっちり
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長袖シャツ・長ズボン
半袖半ズボンで釣りをしている人も多いけれど・・・
夏の船釣りはとにかく暑いため、半袖半ズボンで釣りに臨む方も多いのですが、当然日に晒された部分が日焼けしてしまいます。
夏の理想的な服装は風通しの良い長袖シャツと長ズボンです。
「暑すぎてそんな恰好してられないよ!」という意見もあるかもしれませんが、肌の露出を抑えれば日焼けだけでなく体力の消耗も防ぐことができます。
最近では冷感作用のあるアームカバーも販売されているので、半袖シャツと組み合わせて着用するのもいいでしょう。
冷感作用、UVカット効果で夏でも快適
靴
滑りにくいサンダルやクロックスで暑さ対策
靴は暑さ対策でサンダルやクロックス、マリンシューズを着用している方が多いです。
いずれを選ぶ場合でも、靴の底が滑りにくく加工されているものを選びましょう。
濡れた船上でも滑りにくいソール
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雨具
急な天候の変化に対応
梅雨シーズンの6~7月は釣行中に天候が崩れることがあります。
念のため、レインコートなどの雨具を準備しておきましょう。
冬の船釣りの服装
冬の船釣りは非常に過酷です。
船上にいると冷たい海の風がダイレクトに当たります。
地上にいるときよりもはるかに気温が低いと想定し、入念に防寒・防風に力を入れましょう。
ニット帽・ネックウォーマー
寒さと風から身を守る冬の船釣りの必需品
冬の釣行ではニット帽とネックウォーマーの着用をおすすめします。
身体を外に晒す面積を減らすことによって、寒さと風から身を守ることができます。
ニット帽は耳が隠れるものを選ぶといいでしょう。
帽子or帽子+ネックウォーマーの2way仕様
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インナー
やりすぎ?と感じるくらい着こんでおくのが正解
防寒対策として、トレーナーやフリースなどの長袖服の下にインナーを2枚重ねて着ることをおすすめします。
インナーは保温性能が高く、汗を吸収しやすいものが理想的です。
釣具メーカーで専用のインナーが販売されているのでそれを購入するのもいいですし、アウトドア用品店で販売されているインナーも高機能で役立ちます。
各スポーツ界で好評のアウトドア用インナー
上着
防寒・防風・防水の3点に気を付ける
上着は防寒・防風に加え、防水機能の高いものを着用するようにしましょう。
釣り船で移動している途中で水しぶきがかかることがあります。
ここで防水対策をしていないと、水がウェアに染み込んでしまい、体温が奪われてしまいます。
上着とズボンをセットで販売している釣具メーカーがあるので、ぜひ釣具店やオンラインショップでチェックしてみてください。
また、動きにくいですがスキーウェアで代用することも可能です。
寒さと風を寄せ付けないあったか仕様
手袋
釣りのスタイルで形を選ぼう
手袋も防寒に大変役立ちます。
「エサ付けの多い釣りをするから、手袋で指が動かしにくくなるのはちょっと・・・」という方は、指の出ているタイプのものを着用しましょう。
カイロ内蔵可能のウィンターゲーム用手袋
オーナー(OWNER) フィッシンググローブ ウインターテック M 9896-M
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長靴・靴下
厚手の靴下+長靴で足元まで入念に防寒
足元は厚手の靴下に長靴を合わせてください。
長靴は冬用のボアが付いているものであったり、靴底の厚いものだったりするとより安心です。
裏地にボアを使用、でも軽量
春・秋の船釣りの服装
春や秋は船釣りに最適なシーズンではありますが、海上は陸上よりも2℃ほど気温が低いため、寒く感じることもあります。
防水対策を基本に、急な冷え込みにも対応できる服装を心がけましょう。
ウインドブレーカー
一着持っておくと気温の変化に柔軟に対応できる
ウインドブレーカーは防水・防寒のどちらにも役立ちます。
また、脱ぎ着しやすいため、不意の気温の変化にもすぐに対応することができます。
ウインドブレーカーの下はその日の気温に合わせてTシャツや長袖シャツを着ましょう。
釣りをはじめとするアウトドアシーンで幅広く活躍
ベンケ アウトドア ジャケット
長靴・雨具
防水対策として揃えておく
水しぶきや急な雨の対策として、靴は長靴を選び、雨具も準備しておくのがベターです。
服装を制する者が釣りを制する!
今回は船釣りの服装についてお伝えしました。
船釣りをしていると、鋭い直射日光や厳しい寒さなど、イレギュラーな状況に直面することがあります。
しかし、事前に服装をしっかりと考えておけば、どんな場面でも安全かつ快適に釣りをすることができるでしょう。
今回お伝えしたことをぜひ実践して、だれよりも釣行を楽しんでください。
船釣りの服装に関する記事はこちら!
この記事に関するよくある質問
冬の船釣りはどのような服装をすればいいですか。
冬の船釣りは非常に過酷です。船上にいると冷たい海の風がダイレクトに当たります。地上にいるときよりもはるかに気温が低いと想定し、入念に防寒・防風に力を入れましょう。
夏の船釣りはどのような服装をすればいいですか。
夏は熱中症と日焼けの対策に重点を置きましょう。釣り船に乗船すれば、半日~一日中太陽に晒されることになります。なるべく肌を露出しないようにすることが肌と体調を守ることにつながります。
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