船酔いする人必見!沖釣りのベテランに聞いた「これを守れば船に酔わなくなる5ヶ条」を大公開!
船酔いは子供から大人まで、男女を問わずどんなに頑健な人でも酔うことがあります。 沖釣りで船に乗ったのに、船酔いしてしまうとせっかくの釣行が台無しなんでことも。 そこで、こんな…
船釣りマガジン 編集部PR
船釣りはしたいけれど、船に弱い人にとって一番の苦痛は船酔いですよね。
病気で気分が悪くなって嘔吐することはありますが、船に酔った時に襲ってくる嘔吐の激しさは、それどころではありません。
すでに何度も嘔吐して胃の中に吐くものがなくなっても、激しくえずくことがよくあります。
あの苦しさを思うと、やはり船には乗りたくないという人が大勢います。
それでも釣りに行きたいと思う人は、前日から体調管理をし、消化の悪い食べ物は控え、十分に睡眠をとってと万全の船酔い対策を講じるのですが、運悪く海は荒れ気味で大揺れの船上で釣り続けていると、やはり酔ってしまいます。
色んな船酔い防止策はありますが、こんなときに一番効果的なのは、乗船前に酔い止め薬を服用しておくことです。
そこで今回は船酔いに効く酔い止め薬について、ご紹介します。
乗り物用の酔い止めの薬は、いろいろと市販されていますが含まれる成分によって作用が異なります。
なので薬を選ぶときは脳の神経に働きかける作用を持つ成分だけでなく、胃に直接作用する成分(胃粘膜局所麻酔作用)が入ったものを選ぶようにしましょう。
胃に直接作用する成分が入ったものは、船酔いの中でも一番つらい症状である吐き気に効果を発揮します。
船酔いの薬は、乗り物の揺れやスピードよって引き起こされる平衡感覚や自律神経の乱れを調整し、乗り物酔いを防止したり緩和したりする働きがあるのです。
薬の主成分としては一般的に抗ヒスタミン成分が多く含まれ、嘔吐中枢への刺激と内耳前庭での自律神経反射を抑制し、めまいや吐き気などの症状を抑えるのに効果があるのです。
酔い止めの薬は、乗船する1時間から30分前に必ず飲んでおくようにします。これは錠剤などだとすぐに溶けず効果が出るのが遅れるからです。
出船前にもし、飲み忘れたらどうするか。予め何種類かの酔い止め薬を用意しておき、即効性があるといわれるドリンクタイプや水なしでもすぐに溶ける錠剤タイプを服用することです。
このような酔い止め薬は、船に酔ってしまってから服用しても余り効果はありません。
船酔いはたいてい激しい嘔吐がつきものなので、せっかく飲んだ薬も食べ物と一緒に吐いてしまうからです。
船に酔ってしまっても効く、というタイプはありますが、嘔吐してしまうと効果は半減してしまうでしょうね。
酔い止め薬を1回ぐらい飲んだだけでは効果がないという、ひどい船酔いをする人は、前日の就眠前に1回薬を飲んでおき、さらに出船前にもう一度飲んでおくと効果的です。
酔い止めの薬は眠くなる作用があるし就眠前の興奮や緊張を抑えてくれるので、ぐっすり休むことが出来るからです。
ただし、続けて服用したり、下船前に飲んだろすると、急に眠くなったり目眩がしたりすることもあるので、車を運転して帰る時には直前の服用は止めておきましょう。
薬は、水かぬるま湯で飲むようにしましょう。
お茶やジュースで飲むと正しい効果が得られないことがあります。特に柑橘系の飲み物はよくありません。
Amazonの売れ筋ランキング上位で、実際に飲んでも効果のあった酔い止め薬のTOP3を紹介します。
アネロン「ニスキャップ」は、マレイン酸フェニラミンや無水カフェインなど5種類の有効成分で酔いを抑えます。
服用は15歳以上が対象です。カプセルなので飲みやすく長時間効果があります。
酔い止め薬としてはかなり強力で、海上自衛隊の自衛官にも愛用者がい多いといわれています。
6カプセルで1,000円程度です。
センパアQTも愛用者が多い酔い止め薬です。
水なしでさっと溶けるため、即効性があり飲みやすいですよ。
こちらも6錠入りで1,000円程度です。
トラベルミン錠剤は小粒の錠剤で飲みやすく、すぐに溶けるので即効性もあります。
服用は15歳以上が対象です。
価格はお手頃で、6錠入りで600円です。
全日から体調を整え、酔どめ薬を服用するなどの対策をしても船酔いしたときは、一番揺れが少ない船の縦横の中心で楽な姿勢で釣りをするのが一番です。
また、座ったまま釣らずに立って釣る方が膝を使うなどして船の揺れに体を合わせることが出来るので酔いにくいのです。
釣っているときに飴玉やガムを噛むのも効果的ですよ。
人間は唾液を多く出すと三半規管の調子が良くなるので酔いにくいのです。
また、昔から船酔いにいいと言われるショウガも試してみましょう。
ショウガには吐き気を抑える成分が含まれているので、ジンジャー入りのキャンディーなどもお勧めしておきます。
私は船酔いに強くめったなことでは酔いませんが、たまに気分が悪くなることがあります。
そんなときは、おにぎりかさっぱりした味の菓子パンを少し齧ります。
どうも空腹のために気分が悪くなるようなので、胃の中に食べ物ものを入れてやると、むかつきが収まるのです。
それでもダメなときは、思い切って吐いてお茶か水で口の中をすすぎ、もう一度おにぎりか菓子パンを頬張ると気分の悪いのが収まります。
ぜひ船酔いしやすい方は、参考にしてみてくださいね。
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