［竹田ノブヒコのイチ押しルアーターゲット（第99回）］熱いぜ日本海！！ヒラマサのキャスティングゲーム＆クロマグロ（海成丸／新潟県糸魚川市市振港）

今月のイチ押しルアーで取り上げるのはキャスティングで狙う日本海のヒラマサと6月から出船を開始するクロマグロでありやす。

新潟県糸魚川市市振港の市振ガイドサービス・海成丸の常田保幸船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ。

ノブ「初めまして船長、酔っぱライターの竹田ノブヒコです。今現在ヒラマサのキャスティングゲームが熱いそうですね。サイズ的にはどのくらいのが上がっているんですか？」

船長「2～3kgから大きいものだと12～13kgです。今後のために大型は基本的にリリースしてもらってます」

ノブ「10kgオーバーっすかぁ、スゴイっすね。釣り場はどのあたりでしょうか？」

船長「新潟南部の宮崎～親不知沖の浅い根周りです」

ノブ「ラインは何号を巻いていけばいいですか？」

船長「釣り場の水深は20ｍくらいなんですが、水深10ｍくらいの浅い根のてっぺんでドカンと出ることがほとんどなんです。ヒットしてから根に走られてしまうと、もうどうしようもありません。キャッチするにはガチなファイトが求められますのでラインはPEの5～6号、ショックリーダーは120～160ポンドの太めをセットしてください」

ノブ「ちなみにジギング用のタックルも用意したほうがいいですか？」

船長「必要ありません。トップゲームオンリーで狙います」

ノブ「使うルアーはフローティングペンシルでいいですか？」

船長「ハイ、メインに使うのは160mmで、180mmもあるといいですね」

ノブ「キャストはオーバーヘッド？それともアンダーハンドですか？」

船長「オーバーヘッドでかまいません。ただし、必ず後方確認をしてから投げるようにしてください」

ノブ「釣り方のコツを教えてください」

船長「誘い出しが基本です。プラグをできるだけ遠くにキャストしたら竿先でジャークして、ペンシルベイトをダイブさせながら引いてきます。プラグを追ってきて手前で出ることもあるので船ベリまでキッチリとジャークしてくるのがコツです。魚が出て魚の重みが竿先に乗ったらしっかりと合わせるようにしてください」

ノブ「出船形態について教えてください」

船長「午前船と午後船があって午前船は8時間、午後船は6時間のゲームになります」

ノブ「そのほか注意点があったら教えてください」

船長「フックはシングルでもトリプルでも事故防止のために必ずバーブレスにしてください。それと目や頭を守るサングラスやキャップも忘れずに」

ノブ「今後の見通しや予定はどうですか？」

船長「ヒラマサのキャスティングゲームは常時受け付けていて今後も十分に楽しめると思います。そのほか、6月1日よりクロマグロの規制が改正されるので、それに伴いチャーター船で30kg以上のクロマグロを対象としたキャスティングゲームを開始します。興味のある方はぜひお電話ください。100kgクラスも夢じゃありません」

ノブ「ヒラマサにクロマグロ！なんだか日本海てば熱いッスねぇ。どっちもやってみたいッス」

船長「ぜひ竹田さんもお越しください。お待ちしていま～す」