マダイの特徴・見分け方 | 写真から探せる魚図鑑
マダイの図鑑ページです。マダイの特徴がわかりやすい写真を掲載!マダイの特徴、生息場所や釣り方、マダイの美味しい食べ方など、マダイについて詳しく解説しています。
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お正月になると、祝膳を飾るにらみ鯛の確保に忙しくなりますね。
なかなか手に入らないときは、初釣りで狙ってみるのもひとつの手です。
この時期のマダイは越冬に備えて体にたっぷり脂を蓄えているため、とても美味しいですよ。
釣ってきたマダイのお腹を開いたとき、内臓の周りが白い脂で覆われていたら、そのマダイは間違いなく美味しい証拠です。
目次
水温が下がり始めるとマダイは水温の安定した深場へと落ち、その場所で越冬します。
そのためこの時期に釣れるマダイは、普段よりも深いポイントにいることが多いです。
紀州では浅いところでも40~50m、もっと深い場所だと100m近くあるポイントで釣ることもあります。
そのような場所で釣れたマダイは、上げる途中の水圧の変化についていけず、水面に浮いたときにお腹が膨れて上がって来ます。
これをそのままイケスに放り込むと、体のバランスが取れずに膨れたお腹を上にして苦しげに泳ぐのです。
このまま長時間放置しておくと、死んでしまうこともあるので注意する必要があります。
深場で掛けたマダイを釣り上げるときはできるだけゆっくり巻き上げ、魚が水圧の変化についていけるようにしてあげると良いでしょう。
ところが、掛けた魚はバラさないうちに早く取り込みたいというのは釣り人なら誰しも思うことです。
そして、つい速めにリールを巻いてしまいます。
そこで試したいのが、膨れたマダイのお腹から空気を抜いてやることです。
エア抜きの道具は釣具屋さんでも販売しているので、ひとつ持っておくと良いでしょう。
マダイのエア抜きを行う際、エア抜きのハリを誤って肛門から挿入する人が多いように思われます。
読者の皆様の中にも、浮き袋が腸の位置にあると考えているという人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、もしも肛門からハリを挿入すると、必ず腸を傷つけてしまい、結果として魚は空気が抜けずに衰弱してしまいます。
正しい方法は、肛門の1cm程遠い位置に小さな膨った部分がありますので、そこからハリの先を挿入し、斜め上の方向に刺していくと浮き袋に到達します。
胸ビレの後部、風船のように膨れている部位を手で抑えながらエア抜きを行うと効果的です。
適切に空気を抜くと、マダイは放された瞬間から元気に水中を泳ぎます。
美味しく味わうためにも、魚を上手に健康に保つことは、釣り上手の一つの要素ではないでしょうか。
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