タチウオの特徴・見分け方 | 写真から探せる魚図鑑
タチウオの図鑑ページです。タチウオの特徴がわかりやすい写真を掲載!タチウオの特徴、生息場所や釣り方、タチウオの美味しい食べ方など、タチウオについて詳しく解説しています。
タチウオ | 写真から探せる魚図鑑ページが見つかりませんでした
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かつてはむやみに誘わなくてもよく釣れていたタチウオですが、最近のタチウオは性質が変わったのかと思えるほど神経質で釣りにくくなりました。
一昔前のタチウオ釣りは、一度目を付けたエサに執着し、どこまでも追いかけてきて最後にハリ掛かりするというパターンの釣りが主流でした。
しかし最近のタチウオは、エサに執着して追いかけてくるどころか、コンと1回当たったきり素知らぬ顔してどこかへ行ってしまうものが多いようです。
目次
タチウオは誘わないと食わないし、同じ誘いが何度も通用するかというと、それも飽きられるのか見破られるのか、それこそ日替わりで誘いのパターンを変えないことには釣れないという難しい魚になってしまいました。
どうしてだろうと、この疑問を水産学者にぶつけたことがあるのですが、その先生もなぜなのかよく分からないというお話でした。
そのとき、私は先生に「昔はエサが少なく、タチウオが自分で見つけたエサに執着しないと食べられなかったためしつこく追いかけてきたが、今は湾内にもイワシなどのエサが多く、ひとつのエサに執着しなくても食べられるからですか」と尋ねました。
ところが、昔も今もそれほどエサの量が変わったわけではないので、それは答えにならないでしょうと言われてしまいました。
だとすれば、タチウオを攻略するには、いろんなパターンの誘いを覚えてそれを日替わりで試してみて、その日の条件にあった誘いのパターンを見つけて釣るしか方法はないようです。
このような誘いのパターンは、引き出しの数が多ければ多いほど有利なので、それをいくつか紹介しておきましょう。
まず、オーソドックスな誘いから。
電動リールをスロー巻きしながら誘う方法は、巻くスピードとストップ&ゴーがキモになります。
巻くスピードはその日によって変わるので、リールのカウンターの数字が2~5の範囲でいろいろ試してみましょう。
スロー巻きしているときは、コンとアタリが出たら即アワセが良いときと、リールを止めゆっくり竿を誘い上げて次のアタリを誘い出し、2回目のアタリで合わせた方が良いときがあります。
どちらが良いかはその日に判断して、あとにアタリが出たときに生かして下さい。
リールを巻いては止め、巻いては止めを繰り返すのも効果的ですね。
このときは、竿先を水面近くまで下げ、ゆっくり誘い上げてから、竿が水平の位置で2~3秒ポーズを取ってアタリを待ちます。
アタリがなければ、竿先を下げながらリールを巻き、水面近くに下ろしたら再び同じ動作を繰り返します。
その際、アタリが出るまで誘い上げるスピードを速くしたり遅くしたり、ポーズを取る時間を短くしたり長くしたり、いろいろ試してみましょう。
また、ジギングのようにシャクリながら1mほど巻いては止め、2~3秒ポーズを取ってから再びシャクリながら誘うのも、タチウオの活性が高いときに効果があります。
カワハギ釣りの叩きと呼ばれる釣り方のように、竿を小刻みにシェイクし止め、シェイクし止めを繰り返すのも良いですね。
テンヤ釣りでは、テンヤが上下ではなく船のローリングのように左右に振れるため、エサのイワシの腹がキラキラ光って見え、アピール度が高いようです。
エサを小刻みに動かすのではなく、大きく動かしてアピールするのも時には有効でしょう。
竿いっぱい大きく誘い上げて、ストンと落とす、しばしポーズを取ってから1~2m巻き上げ、また大きく誘い上げて落とす、これの繰り返しですが、エサの動きにつられてタチウオが一発で飛び付いてくることがあります。
ただ、この誘いは食い上げのアタリが多く、素早くリールを巻いて対処しないとバレることが多いので気をつけましょう。
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