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イカ釣りにおけるスッテは光が超重要!釣果アップに導く光のコントロール術とは?

船釣りマガジン 編集部

地方によってはマルイカやアカイカ、シロイカとも呼ばれるケンサキイカは、初夏から秋にかけてが釣りのシーズンです。

ケンサキイカは釣って面白いだけでなく、食べても美味しいイカの王様なので、どの地方へ行っても人気があります。

このイカを釣る定番のアイテムが、スッテです。

ケンサキイカについてもっと知りたい方はこちら

光るスッテに使われるのは蛍光塗料ではない!?

昔は布巻きスッテが主流でしたが、最近は軟らかいオッパイスッテなどプラスチック製も数多く見かけるようになりました。

また、薄い布に包まれたボディが蛍光色に光るものも人気があるようです。

このようなスッテは、ボディに蛍光塗料を塗って光らせていると思われがちですが、実際には蓄光塗料が使われています。

蛍光材と蓄光材は似たようなものだと勘違いされている方が多いですが、本質的には違うものなのです。

暗闇でも発光する蓄光材は釣りに最適!

蓄光材は、俗に夜光とも呼ばれ、太陽光や蛍光灯などの光エネルギー(紫外線)を吸収して発光します。

光のエネルギーが失われたあとも暗闇で徐々に光を出し続けることができ、吸収する光エネルギーが強ければ強いほど、より明るく長時間発光するのが特長です。

ところが蛍光材の場合、励起エネルギーが照射されている間だけ蛍光作用があり、照射エネルギーがなくなると途端に光らなくなってしまうのです。

励起とは、光や熱など外部からのエネルギーを与えることによって、もとのエネルギーが低い安定した状態から高い状態に移ることを言います。

つまり、蛍光材は自発的に発光できないため、光が当たらない状況では使い物にならないのです。

釣りに使われる蛍光玉やタチウオテンヤのヘッドの部分、イカのスッテなどは、光が当たらなくなっても、しばらくの間暗闇で光っていますよね。

これは蛍光材ではなく、蓄光材が使われているからなのです。

スッテを〇〇するだけで釣果アップ!?

スッテにまつわるお話として、イカ釣りでこのようなシーンを目撃したのでご紹介します。

その日は、漁火が点灯してからイカがぽつぽつ乗り始めました。

すると、潮の加減かそれとも光の加減か、夜光タイプ(蓄光材を使ったもの)のスッテによく乗るのです。

周りを見てみると、1人だけ他の人よりも断然よく釣る人がいました。

その人は、イカの乗りが悪くなると、夜光タイプのスッテを光にかざしてから仕掛けを入れているのです。

イカがよく乗るのは、どうやらそのおかげなのでは・・・と思い、聞いてみるとやはりそのとおりでした。

夜光タイプのスッテを長く水中に入れておくと、吸収した光エネルギーが徐々に失われ、あまり光らなくなります。

これを防ぐために、仕掛けを上げたときに漁火にかざしてエネルギーを補給し、よく光る状態にして海に入れることで、イカがよく乗るのです。

この人のようにイカをよく釣ると仕掛けがしょっちゅう上がり、そのときに夜光タイプのスッテにエネルギーが補給されるため、それを入れるとまたイカが乗るという好循環が繰り返されるます。

それが釣果アップに繋がるのです。

これに対しあまり釣れない人は、仕掛けを上げる回数が少ないのでその分だけ夜光スッテにエネルギーが補給されず、釣れにくくなっていると考えられます。

ただ、夜光タイプのスッテが万能というわけではないので、これはあくまで一例です。

他のスッテの方が乗りが良いこともよくあるので、色々と試して自分に合ったスッテを選んでくださいね!

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