9月7日、マダイ狙いで三浦半島剣崎間口港の丸又丸へ釣行した。
6時出船のため集合は5時。
久しぶりのコマセダイなので昨晩はワクワクしてよく眠れず、早めに家を出て4時に到着。
釣り座は先着順にくじ引きで私は2番を引き左ミヨシに入った。
5時半に出船し、ほどなくして下浦沖のポイントに到着。
反応を探した船長から、「上から35mでやってみてください。はいどうぞ」と投入のアナウンス。
仕掛けを投入し、指示ダナより5m沈めて3回に分けてコマセを振り出し、タナに合わせる。
探見丸には何かの魚群だろうか、赤い反応がビッシリ映っている。
誘いを入れるとクンッと竿先が入った。
引き方からしてマダイではなさそうだが、正体を確認したいのでゆっくり巻き上げハリスをたぐると35cmのアジだった。
その後も投入のたびにアジが顔を出し、とりあえず土産はできた。
ただ狙いのマダイの反応がないため久里浜沖へ移動となった。
久里浜沖の潮は濁っており、これを魚が嫌ってなければ潮変わりのタイミングも重なるので釣れそうな雰囲気だ。
探見丸に映る水深は46~47m、船長からのアナウンスは上から30m。
タナを取るとさっそくマダイらしい反応が出てきて左トモでヒット。
さらに右ミヨシにもきた。ややあって左トモの方は2枚目を釣り上げる。
魚の活性はよさそう。
中ダイが食った
私も反応に合わせて落とし込んでみるが食ってこない。
落とし込んで10秒待ったし、キーパーに竿をかけようかなと思いながらも、その前にコマセを一振りしておこうとスイッと竿先を持ち上げたタイミングでグンッと引ったくるアタリ。
青物のようなアタリの出方でそこそこよい引き込みを見せる。
3.5号ハリスのため、無理をしなければ切られる心配はない。
時折引き出されるドラグ音を楽しみながら巻き上げてくると最後は横に走る。
「青物か~」と言いながらハリスをたぐると濁り潮から見えてきたのはピンク色の魚体。
慌てて取り込んだのは2.2kgのマダイ。
朝の早いうちに顔が見られたので一安心。
船中では3kgオーバーも取り込まれこのまま続くかと思われたが、急に食いが止まってしまう。
この後いくつかポイントを回るもののパッとせず、下浦沖へと再移動。
流し変えると反応はあっても魚の浮きが悪く、底ベタ反応が探見丸からもうかがえた。
活性が下がり厳しい状況ではあるが、もしかしたらハリスを長めにして浮かない魚にアプローチすればワンチャンスあるかもと全長15mの仕掛けに交換する。
コマセを切らさぬよう手返しは5分。
誘いは入れずに待つとギュンッと竿先が入った。
「よっしゃ! 狙いどおり」と心の声が漏れそうな中、ヤリトリ開始。
ハリス3号なので、底のほうで魚を遊ばせる。
さあここから反撃開始とばかりにポンピングして頭を上に向けたところで魚が反転してフックアウト。
仕掛けを確認すると編み込んだチモトがハリのタタキの裏に半回転してハリが外れたようだ。
アタリが遠い中アプローチまではよかったのに、魚との唯一の接点における最後のツメの甘さ。
猛省しつつ13時の沖揚がりを迎えた。
帰ってからは一人反省会。
「オレ、けっこうバラさないほうなんだけどな……」と自分を慰めて次回ノーミス釣果を心に誓うのであった。
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隔週刊つり情報(20024年10月15号)※無断複製・転載禁止