5月6日、コマセダイを楽しみに三浦半島剣崎間口港の丸又丸を訪れた。
連休最終日ながらお客さんは私を含めて3名。
釣り座はくじ引き抽選し右舷ミヨシに入る。
準備が整ったところで出船。
港の前でしばらく待機し、定刻になるとポイントへ向けて走り出した。
ほどなくして剣崎沖のポイントに到着。
「上から18mでやってみてください。はいどうぞ!」と船長からのアナウンスで開始となる。
指示ダナより5m下まで仕掛けを下ろし、3回に分けてコマセを振り出し指示ダナに合わせる。
4分間隔で仕掛けを上げて付けエサを確認するがエサ取りは少ない。
これならジックリ待てそうなので6分間隔にしてみる。
落とし込みで食った
仕掛けを数回入れ直すと反応が入ってくるがヒットしない。
乗っ込みの時期は仕掛けの動かし過ぎは禁物だが、反応に合わせて落とし込む。
頭上に上げた竿先をゆっくりと下げながら海面に届いたところでアタリ。
落とし込みで食ったときはハリ掛かりが悪いことがあるので、やや強めに合わせる。
開始早々のアタリとマダイらしい引き込みに思わずニンマリ、ゆっくり巻き上げて1kg級のマダイをゲット。
顔が見られたことで一安心だ。
まだ反応があるのですぐに仕掛けを投入し連釣を狙うが、サバが回遊しているので、仕掛けを動かし過ぎるとサバが先に食ってしまう。
探見丸に映るマダイの反応を見ながら仕掛けを落とし込むと、竿先が海面に差しかかったところでアタリ。
先ほどより鋭い引き込みを見せながら船長のタモに収まったのは2.3kgのマダイ。
落とし込みでもしっかり下バリに掛かっているのでタナは合っているようだ。
今日は誘ったほうがよいかもしれないがサバも混在している。
ケイムラ系のハリを使うとサバがダブルで掛かることが多いので仕掛けはあまり目立たせないほうがよさそう。
そこでシンプルな全長12mの1本バリ仕掛けに交換。
探見丸を見てタイミングを合わせてゆっくり落とし込むと気持ちいいくらいアタる。
バラシなく8時までに4枚のマダイを落とし込みでゲット。
ややあって潮回り、指示ダナ22mで再開。
何度かコマセを振ると反応はあるもののマダイが浮いてこない。
下のほうでエサを取っているような映像が探見丸に映し出される。
そこで仕掛けの全長を15mに変更。
浮いてこないので誘いを入れずジックリ待つことにした。
手返しの間隔は6分。
そろそろ入れ直そうとしたときに置き竿の竿先が海中に突っ込んでドラグが滑った。
潮先に魚が走り、なかなか底から離れようとせず、数m巻いては走られるを繰り返しながら少しずつ寄せてくる。
仕掛けが上がりハリスをたぐるがまだまだ鋭く突っ込むのでタモ取りするまで油断できない。
残り5mになったところで良型特有の浮き上がりで無事に船長の差し出すタモに収まった。
ヤリトリの最中は4kgクラスかと思ったが、後検量3.2kg。
最後まで力強い引きを見せてくれたオスのマダイだった。
後半はアタリが遠くなってしまい、釣果は0.7~3.2kgのマダイを5枚。
今回の釣行はマダイ釣りのだいご味をギュッと凝縮した感じで非常に楽しかった。
次回はさらなる大物を狙ってみたいと思う。
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隔週刊つり情報(2024年6月15号)※無断複製・転載禁止