5月18日、好模様のアジを狙って三浦半島剣崎松輪港の成銀丸へ向かった。
2時40分ごろに船宿に到着するとまだ開店前。
入口横に置いてある釣り物別の受付札を取り、駐車場へ移動する。
3時過ぎに船宿に戻ると、札順に受付が始まり、釣り座を選択する。
私の札は8番で空いていた右ミヨシに入る。
5時20分ごろに出船。
航程15分ほどで剣崎沖のポイントに到着。
「タナは海面から45~47mです。仕掛けを投入するときはスプールを親指で軽く押さえるとオマツリを軽減できます。準備ができた方から始めてください」とのアナウンスで釣り開始。
全長2m、ハリス3号、ムツバリ11号の2本バリ仕掛けにアカタンを刺し、ビシにイワシミンチを8割くらい詰めて投入。
道糸のマーカーを目安に、指示ダナ下限よりハリス長の2m仕掛けを下ろす。
仕掛けが潮になじむまで8秒ほど待ち、1m巻き上げてからコマセを振る動作を3回繰り返し、指示ダナ中間の46mにタナを合わせてアタリを待つ。
すると数秒でクンクンと竿先を引き込むアタリ。
アジは向こう合わせの基本どおり、バレないようロッドキーパーへ静かに竿をセットし、電動リールの中速で巻き上げる。
ビシが海面に見えたら巻き上げを停止し、竿を立ててビシをつかんでオケに置き、ハリスをたぐり寄せ、28cm級のアジを取り込む。
開始30分でツ抜け
船中を見回すと次つぎにアジが取り込まれている。
アジが釣れている間に釣果をのばそうと再投入すると、タナに合わせて数秒でアタリがくる。
群れが濃く活性が高い様子で投入ごとにアジが釣れ上がり、開始30分でツ抜けとなる。
仕掛けを考察すると、一般的なビシアジ仕掛けよりワンサイズ太いハリスと大きいハリでもアジの食いに影響はなく、耐久性の面からより適しているように思えた。
家族で夕食を囲むに十分なお土産を確保すると、気持ちに余裕ができる。
あくせくと手返しのスピードを意識せず、ゆったりと投入ごとにアジを釣り上げ、早朝から継続する入れ食いを楽しむ。
その後も船中いたるところでアジが釣れ続ける中、11時50分に沖揚がりを迎えた。
釣果は22~45cmのアジが10~79尾、サバ多数。
私はアジ39尾、サバ15尾。
帰宅後は、近所にお裾分けして新鮮なお魚と喜ばれ、翌日にアジの開き干しとサバのミリン干しを作って冷凍保存。
しばらくは干物を楽しむつもりだ。
乗船MEMO
三浦半島剣崎松輪港
成銀丸
046・886・1719
▼備考=予約乗合、5時半出船。
マダイ五目、6月よりイサキへも出船
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隔週刊つり情報(2024年6月15号)※無断複製・転載禁止