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[素材はA級ウデ前B級そのうえゲドゥー参戦!Bグル隊+G(第22回)]ハラハラ、肉厚な身が絶品!ドキドキが止まらない大原沖のヒラメの巻

隔週刊つり情報編集部

大原沖のヒラメにトライ!イワシちゃん、ヒラメに食べられてきて~!

今回のBグル隊+Gは外房大原沖のヒラメでありやす。

この時期は浅場に接岸したイワシをバクバク食った大ビラメも期待大。

そんなヒラメは身が厚くほんのりと脂が乗って絶品なのでありやす。

もちろん釣趣も魅力でアタリから合わせまでのハラハラ、ドキドキ感は何度味わっても興奮もの。

オレの大好きな釣りの一つで、燃えますなぁ。

お世話になったのは外房大原港の春栄丸。

当日はわが隊を含めて6名が乗船し、まだ暗い5時に出船。

40分ほど走った大原沖で白川船長からエサのマイワシが配られ、水深20m前後で開始となる。

朝イチはチャンスタイムなので仕掛けを投入し、置き竿にしてカメラを手に取る。

アタリが出始めたのは空が明るくなってからで、右舷ミヨシで釣っていた橋本良治さんが0.6kg級をキャッチ。

そのほかのお客さんにもアタリはあったもののバラシが多発。

ちなみにこのときオレと近田のエサはかじられもせず、一瞬、「もしや今日も物乞い隊?」。

でもヒラメを恵んでくれる人なんて絶対にいねぇと思い直す。

プロフィール

隊長 竹田信彦

釣り歴は40年以上だが釣りがうまいワケではなく釣運もないビンボーライター。

料理好きでうまい魚で酒を飲むことを生きがいにしている。

芋焼酎とバイスサワーがないと死んでしまう52歳のオッサン。

隊員 近田憲男

本誌編集部に加入して3年の若くない新人。

沖釣りに関してはかじった程度の知識を持ち、入門企画の生徒役で重宝されている。

食べること好きで、その旺盛な食欲を満たすためなら外道も食らうアラフィフ。

3.7kgの大ビラメが登場!Bグル隊は皆様の優しさで生きております

白川船長が少しずつ流しを変えていると前出の橋本さんにまたまたヒット。

今度は大きそうでヒラメ竿がギュンギュン絞り込まれる。

慎重なヤリトリの末船長が差し出すタモに収まったのは後計量3.7kgの大ビラメ。

その魚体は見事なまでに厚くアタリすらないわが隊としてはうらやましいかぎり。

「おめでとうございます!」と声をかけると、「釣れなかったらこれで料理作ってくださいよ」と言って最初に釣ったヒラメを恵んでくださった。

信じられないことにヒラメを恵んでくれる人がいましたよ。

ありがたや~!

その後は橋本さんがビッグなカサゴを釣ったところで太東沖へ移動、水深7m前後の超浅場で再開。

ここではオレの竿にアタリがきた。

しかし竿先がコンコンと小刻みに引き込まれるが、なかなかグイーンとは入らない。

ドキドキしながら、「頼むから食い込んでくれ~」と願い続ける。

しばらく待ったところで少しだけ竿先が引き込まれたような気がしたので合わせると乗った。

でも重量感はさほど感じられない。

上がってきたのはカレイに見間違えるようなおチビさん。

これを五枚おろしにして刺身に?

無理だよなぁ……。

なんて思いながらも海水循環させたバケツの中に泳がせておく。

この釣り場ではほかにも0.5~1kg級のヒラメが上がったが、再度大原沖へ戻ることに。

釣行の写真

▲大ビラメが浮上し船長がタモを入れる

釣行の写真

▲大ビラメに満足し、最初に釣れた0.6kg級のヒラメを譲ってくださった

こんな仕掛けで楽しもう

仕掛けはハリス6号85cm、捨て糸4号40cm。

ハリは親バリチヌ7号、孫バリトリプル6号。

オモリ80号。

当日配られたエサのマイワシは15cm前後。

春栄丸ではエサ付けは親バリを口掛け、孫バリは背掛けをすすめている。

竿は全長2.4m前後、オモリ負荷40~120号、6:4調子のヒラメ竿。

リールは道糸PE3号を巻いた小型両軸。

船長さんに聞きましたヒラメ釣りのコツ

「底を切ってアタリを待ちます。捨て糸やハリスの長さによっても変わってきますが、基本はオモリを底から1m上げます。ですがポイントにより釣り方も変わってきますので分からないことがあれば聞いてください」

終了間際に近田に事件発生 春栄丸はビギナーや女性も大歓迎!

今度は水深15m前後で再開。

ここでもオレにアタリがあったがモロにスッポ抜けをやらかす。

残り時間があとわずかになったところで左舷トモで1.2kg級が登場。

オレが写真を撮っていると突然近田が、「キッ、キタァー!」と叫んだ。

見れば竿を大きく曲げ必死の形相でリールを巻いている。

「こっちを向いて笑顔を見せろよ!」と言っても余裕は全くないようで、目が逝っちゃっててちょっと怖い。

船長が差し出すタモに無事入ったのは後計量1.5kgの刺身にちょうどいいサイズ。

刺身系の料理を作って写真に撮りたいオレとしてはビンゴだ。

「分かってるよなぁ、近田」と言って肩をたたくと、顔を引きつらせながら、「も、もちろんです」と言ってヒラメをオレに差し出した。

ヨシヨシ……。

最後の最後に左トモで2kg級の本命が上がったところで沖揚がりの時間となった。

当日はトップ4枚で船中アブレはなしでありやした。

春栄丸ではゴールデンウイークが終わるころまでヒラメで出船。

女性やビギナーも大歓迎とのこと。今後も期待度は◎だし、明るく優しい人柄の白川永一船長が色いろと面倒を見てくれるからヒラメ未経験の人もぜひ出かけてみて。

楽しいし、マジでうまいよ!

釣行の写真

▲本命が釣れて喜ぶ近田、外道はどうした?

釣行の写真

▲ラストの流しで2kg級をゲットした金森さん、4枚目を釣り上げて竿頭に

お客さんの部屋 橋本良治さん

「春栄丸にはかれこれ20年以上通っています。ヒラメ釣りが解禁すると2カ月に1回のペースで楽しんでいます。船長も若船長もとても親切で優しいですし、いつも釣らせてくれるので1カ月もすると釣りに行くのが待ち遠しくなるんです」

釣行の写真

▲「エンガワはしゃぶしゃぶ、身はフライにして家族でいただきます」と橋本さん

近田隊員の戯れ言

「ゲドゥーのレシピ担当としてホウボウやマハタに期待してタナを上げて探ったのですがアタりません。当日のゲストは船中カサゴが1尾のみで、最終手段の物乞い隊も無理。最後まであきらめずに釣りを続けるとラストに1.5kgの本命をゲット。隊長へ献上すると代わりに小型のヒラメをいただきました。というわけで今回もゲドゥーはなし。代わりにヒラメのレシピを紹介します」

ヒラメ釣りはおまかせっ!

外房大原港 春栄丸

0470-62-1098

備考=4時20分集合。

初心者歓迎

Bグルレシピ今回のイチ推し! ヒラメの 昆布じめにぎり

今回は近田から奪った肉厚なヒラメを軽く昆布でしめてにぎりにしてみやした。

そのお味は、もっちりとした身の食感とともにヒラメの甘みとだし昆布のうま味が口いっぱいに広がって絶品。

スダチの搾り汁をちょこんと付けていただくのがオレのおすすめで、さわやかで上品な味わいが楽しめやす。

辛口の日本酒と合わせたりしたらもう最高!

至福の時となるハズ。皆さんもこの時期ならではの肉厚なヒラメを釣ってぜひ試してみてくだされ!

①だし昆布に酒を振りかけて、軟らかくなったら水分をふき取る

②①にやや強めに塩を振り、節取りし皮を引いたヒラメを包んで3時間前後冷蔵庫で寝かせる

③②を薄くそぎ切りにする

④酢飯を作り③をにぎる

◆材料/ヒラメ、だし昆布、酒、酢飯、スダチの搾り汁、あしらい(ガリ)

ゲドゥーのレシピ今回のおすすめ ヒラメのフライ

できたてを一口食べると、衣はサクサクッ、身はフワフワのサクフワ食感がたまりません。

下味の塩コショウがアクセントになっていて、かめばかむほど身のうま味が口の中に広がり絶品でした。

お好みでタルタルソースやウスターソースをたっぷりかけましょう!

①五枚におろし、ヒラメの切り身に塩コショウを振りかけて下味を付ける

②小麦粉をまんべんなくまぶす

③溶き卵に絡めてパン粉を付ける

④フライパンに油を注ぎ、170度に熱して③を入れ、3分ほど揚げる

◆材料/ヒラメ、サラダ油、塩、コショウ、小麦粉、鶏卵、パン粉、あしらい(ミニトマト、キャベツ、レモンのくし切り

コレも食べてみた……甘辛の煮汁がクセになる味わい ヒラメの煮つけ

酒、ミリン、しょう油、砂糖で味付けした煮つけもおすすめ。

この時期のヒラメは肉厚で脂も乗って、煮汁が染み込んだ身は白飯との相性バッチリ。

オンザライスしたら箸が止まりませんでした。

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隔週刊つり情報(2022年4月15号)※無断複製・転載禁止

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