11月28日、毎月仕立船で釣行している元勤務先の釣り愛好会「チームDL」がカワハギ&アマダイのリレー釣りをするというので私も同乗させていただいた。
やってきたのは相模湾小田原早川港の海真丸。
当日は6名のみで、私は右舷胴の間に席を構えた。
午前7時前に出船し、20分ほどで江ノ浦沖の水深30mに到着。
まずはカワハギ狙いで、3本バリにエサのアサリを付け仕掛けを下ろす。
すぐにアタリがくると期待していたがエサは残ったままで、本命どころか外道のアタリすらない。
20分ほどたったころ、右舷トモの岩永氏が手のひらサイズのカワハギを釣り上げ、続いてミヨシの吉木氏も同サイズをゲットする。
時合なのか私の竿先にもチクッとしたアタリが到来。
すかさずタタキを入れ魚を焦らした後にゼロテンションにするとヒットした。
本命特有の金属的な引き味を楽しみながら釣り上げたのは18cmのカワハギ。
なんとかオデコを脱出してホッと一息といったところだが、両隣のメンバーは2枚3枚と次つぎにカワハギを釣り上げていく。
私は仕掛けをチョイ投げして広範囲を探る作戦に切り替える。
竿先を揺らしながら少しずつ手前に寄せてくるといきなりガガガッと竿先が引き込まれた。
強烈な引きにこれは良型だと確信。慎重に巻いてくると、海面近くで横走りを見せながら上がってきたのは25cmの立派なカワハギ。
ハリを取り替えて仕掛けを下ろすとすぐに23cmのカワハギを追釣した。
両隣も23~25cmの本命を連続して釣り上げ、私も一荷釣りで追い上げるが9枚ったところで11時となり、アマダイ釣りのポイントへ移動となった。
付けエサ変更が奏功
移動したポイントは根府川沖の水深110m。
開始直後、左舷の佐野氏が30cmのアマダイを釣り上げる。
それを見てすぐに誘いを入れた松本氏が38cmのアマダイをゲットし、さあ連発かと思ったが後が続かない。
しかし本命の代わりに良型のアジやサバが釣れ始めた。
この船ではアマダイ釣りにアミコマセを使用するため寄ってきてしまったようだが、どれも大型なのでお土産にはちょうどよい。
私はアマダイ釣りの特エサとしてホタルイカを持参したが、これにも38cmの大型アジが食い付いた。
なんとしてもホタルイカの特エサでアマダイを釣り上げたい私は、トモの岩永氏にホタルイカを提供して応援をお願いする。
逆に岩永氏からはイカのタンザクをいただいたので先バリに付け試してみることに。
すぐに私の竿にアタリがあり、竿の曲がり具合から「またアジだろう」と電動リールのスイッチを入れたが、海面に浮かび上がった魚体を見てビックリ!
なんと30cmのアマダイが食っていたのである。
その後もアジからのアタリは途切れず、各自本命も含めてクーラーの中は満タン。
午後2時に沖揚がりを迎えた。
この日の釣果は15~25cmのカワハギが2~11枚、28~38cmのアマダイが0~2尾、20~38cmのアジとサバが一人10尾前後、そのほかにアラやメイチダイといったゲストも多彩で大満足の釣行となった。
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隔週刊つり情報(2023年1月1号)※無断複製・転載禁止