今回のイチ押しルアーは2月に入って急に釣果が上向いた相模湾~三浦半島のサワラゲームでありやす。
主にキャスティングスタイルでルアーをナブラに撃ち込んで釣るんでありやすが、これが実にスリリング。
食味も魅力でしっかりと脂が乗った身はまさに極上の味わい。
三浦半島の宮川港から出船する二宮丸の宮川和摩船長にお話をうかがってみやしたよ。
サワラの状況は?
ノブ「2月に入ってサワラの模様が急に上向いたようですね?」
船長「ハイ、2月1日はイワシ団子がそこらじゅうにあってサワラが跳ねまくり、30尾以上の釣果がありました」
ノブ「釣り場はどのあたりですか?」
船長「城ケ島~剣崎沖ですが、サワラはどこにでもいるような感じですね」
ノブ「釣れているサワラのサイズはどのくらいッスか?」
船長「2~3kgです」
ノブ「二宮丸では小型船で機敏に走り回ってナブラ撃ちをするそうですが、何人くらいまで乗船できますか?」
船長「船がちょっと大きくなったんで5~6人がベストだと思います。乗合でも仕立でも受け付けています」
ノブ「キャストする上でのルールはありますか?」
船長「これといってありませんが、オーバーヘッドで投げる場合は必ず後方確認してください。それと万が一のためにフックは必ずバーブレスにしてください」
おすすめのルアーは?
ノブ「ルアーはどんなものを用意すればいいですか?」
船長「サイズは9~12cmで25~42gのシンキングミノーがいいですね」
ノブ「おすすめのカラーがあったら教えてください」
船長「シルバー系でキラキラと光るものが一番です。背中の色はお好みでいいと思います」
釣り方のコツは?
ノブ「釣り方のコツを教えてください」
船長「ナブラを追いかけて射程距離内に入ったら僕が合図を出すのでキャストしてください。ルアーのアクションはノーアクションの速巻きオンリーでいいと思います。余計なアクションを加えたりするとリーダーをかまれる確率が高くなってルアーを失います」
ノブ「キャスティング用のタックルのほかにジギング用もあったほうがいいですか?」
船長「魚が浮かない日や魚が浮くのを待つときにジギングで狙うこともあるので、あったほうがいいですね」
ノブ「ジグは何グラムくらいを用意すればいいですか?」
船長「50~120gでカラーはシルバー系がいいですね」
ノブ「フックはテール側のトリプルのほかにアシストフックも付けたほうがいいですか?」
船長「そうですね、付けたほうがバラシが減ると思います。アシストフックはハリス部分にワイヤーが入っているものにしてください。ワイヤーが入っていないものはサワラの歯で簡単に切られてしまうので」
釣るときの注意点は?
ノブ「そのほか注意点があったら教えてください」
船長「とくにはないんですが、これからの時期は寒いし走り回る釣りなので、防寒対策は万全にしてきてください」
ノブ「今後の見通しはどうでしょう?」
船長「まだ始まったばかりなのでなんともいえませんが、例年サワラはこれからが本番です。釣れる釣れないの差が激しい釣りですが、いい日は心から楽しめると思います」
ノブ「船長、今日はありがとうございました。サワラでキューッとやりたいので今度お願いします」
船長「お待ちしていま~す」
ナブラ撃ちで釣るサワラはスリル満点!
出典:
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【隔週刊つり情報(2021年3月1日号)※無断複製・転載禁止】