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相模湾のLTヒラメ五目 イワシ接岸し最盛期に突入

隔週刊つり情報編集部

相模湾のヒラメがトップシーズンへ向けて模様が上向いてきた。

取材した三浦半島葉山芝崎の五エム丸ではライトヒラメ五目で出船。

葉山沖からスタートし、鎌倉沖、江ノ島沖、茅ケ崎沖の水深15~25m前後のポイントを転々としながら、イワシの群れに着いたヒラメを狙っている。

サイズは1kg前後を主体に2kg級交じりでいい日はトップ5枚前後。

ゲストにスズキ、ホウボウ、マゴチ、マダイ、オオモンハタなどが交じる。

取材日はポイントにより澄み潮と濁り潮があり、アタリがあるのは澄み潮の場所がほとんどだった。

潮の濁りが取れて水温も上昇するこれからはヒラメが活発にエサを追うようになり、数、型ともに期待できるという。

釣行の写真

アベレージは1kg前後

三浦半島葉山沖~相模湾茅ケ崎沖の浅場にイワシの群れが接岸し、生きイワシを使ったヒラメ釣りが盛況。

当地はオモリ50号前後対応のライトヒラメ用やライトゲームタックルを使ってイワシに着いたヒラメを狙っていて、ベイト反応を探してエンジン流しで狙っていくのが特徴だ。

4月26日、三浦半島葉山芝崎の五エム丸を訪れた。

船宿に到着し、鈴木真治船長にあいさつすると、1kg前後のヒラメを主体に2~2.5kg級交じりでトップ3枚前後の釣れ具合とのこと。

船着き場へ向かうと大型新造船の第二十一 五エム丸に大勢のヒラメファンが乗り込んで道具の準備をしている。

常連さんたちに新造船について聞いてみると、「きれいで大きいし、揺れが少ないのでとても釣りやすい」と絶賛していた。

快適な新造船で好きなヒラメ釣りができるなんて最高の気分だろう。

2025年4月18日 第二十一 五エム丸就航

4月18日、新造船「第二十一 五エム丸」が就航、ライトヒラメ五目船で出船中。

17tの大型船で広びろとしてゆったり楽しめるのはもちろん、揺れが少なくて釣りがしやすいとお客さんに好評だ。

1投目からヒット

6時に14人を乗せて出船。

ベイト反応に着くヒラメを狙い、葉山沖からスタートして茅ケ崎沖まで広く探っていく。

最初のポイントは港前なのですぐ到着。

エサは20cmのマイワシで仲乗り役のおかみさんが各座席へ配る。

エサがなくなったら手を挙げれば追加してくれる。

「オモリは50号です。エサは親バリが鼻、孫バリは背に掛けてください。エサが大きいのでなるべく尻尾のほうに孫バリを付けたほうがいいですよ」と船長。

潮回りしてベイト反応に当てると、「やってみましょう。水深25mです。根掛かりに気を付けてください」との合図で開始。

根がキツい場所は根掛かりしないようにと注意をうながすアナウンスだ。

1投目から竿を曲げたのは左ミヨシの高橋さんで、取り込まれたのは1kg弱のヒラメだった。

「最初のアタリだったのでなんとしても釣りたいと思い、エサを飲み込むまでじっくり待ちました」とうれしそう。

幸先いいスタートを切り、朝からバリバリ釣れるのかと思いきや、あとが続かない。

その後はベイト反応を探しながら小移動を繰り返すが、アタリは遠い。

ヒラメがベイトに着いていないようだ。

8時になり鎌倉沖へ移動し、水深24mで再開。

ここでも最初に竿を曲げたのは高橋さん。

ゆっくり巻き上げて釣り上げたのは1kg級のヒラメ。

アタリから食い込むまで2分ほど待ったそうだ。

30分後、再び高橋さんにアタリがきたが食い込む前にエサを放してしまった。

だがいい場所に差しかったようで、右ミヨシ2番の稲木さん、右トモ2番の五味(弟)さん、さらに左トモの高根さんがほぼ同時にアタリ。

皆さん初アタリとあってじっくり食い込むまで待ち、1kg前後のヒラメを取り込んだ。

「ヒラメがベイトに着いているときは今みたいにダブル、トリプルヒットします」と船長。

ヒラメの活性も上がってきたようだ。

9時過ぎ、高橋さんにまたアタリ。

乗せるように竿を立てていると竿が大きな弧を描く。

底から引き上げようとすると魚の重さで道糸が出される様子から、どうやら大型のヒラメらしい。

一進一退の攻防の末あと少しのところでハリス切れ、残念ながら姿を見ることはできなかった。

「これだからイワシ泳がせのヒラメ釣りはやめられません。悔しいからしばらく通います」と高橋さん。

ヒラメ釣りの沼にさらに深くハマったようだ。

右トモでは高根さんがビッグファイト中。

しばらくして上がってきたのは70cm、3kgのスズキだった。

釣行の写真

1投目でヒラメをキャッチ。「エサが大きいので飲み込むまでじっくり待ちました」

釣行の写真

70cm、3kgのスズキが上がった

知っ得! まめなタナの取り直しが誘いになる

ヒラメは底にいるから、といってオモリを底に着けて引きずるのはNG。

仕掛けが着底したら糸フケを取り、オモリを1m上げるのが基本。

アタリを待つ間も船は起伏のある場所を流しているのだから根掛かりすることもある。

ゆえにタナを取り直すことは大切。

これが誘いにもなるので、こまめに行っている人のほうがアタリが増えることが多い。

釣行の写真

こまめなタナの取り直しで根掛かり回避

ヒラメラッシュに突入

9時45分、茅ケ崎沖へ移動し、水深21mで再開。

エボシ岩付近を流していくと右トモの五味(兄)さんにアタリ。

竿先を送り込み食い込みをうながしていたが、エサを放してしまう。

仕掛けを回収すると小さな噛み跡がついている。

すぐにエサを付け直して再投入し、オモリを底から1m上げて待つとアタリがきて今度は0.8kgのヒラメを釣り上げた。

左舷ではトモ2番の長谷川さんが0.5kg、0.8kgを立て続けに釣り上げると、さらに3枚目となるアタリ。

トモの高根さんの仕掛けとオマツリしながら上がってきたのは1kg級。

ところが仕掛けをほどいてみたら、ヒラメが掛かっていたのは高根さんのハリのほうで高根さんはビックリ、長谷川さんはガッカリ。

やがてアタリが遠くなり、今度は港へと戻りながらベイト反応を探してヒラメを狙っていく。

江ノ島沖では右ミヨシ2番の稲木さんがホウボウ、右胴の間の方がマゴチを釣り上げた。

12時、鎌倉沖へ移動し、水深24mで再開。

しばらくして長谷川さんに強烈なアタリがあり、当日最大2kgのヒラメを釣り上げた。

アタリがなかったらお茶を飲もうとして置き竿にしていたそうで、「いきなりガツンと強いアタリで一発で食い込みました。あわてて竿を手に持ち合わせたんですが、上がらないので根掛かりしたのかと思いました。このサイズのヒラメを釣ったのは初めてなので最高です!」と興奮気味の長谷川さん。

沖揚がりまで残り30分、葉山沖へ移動する。

ここでも最初にアタったのは高橋さんだったが、食いが浅かったのかバラしてしまう。

すぐにエサを付け直して再投入し、イネゴチを釣り上げたところで13時の沖揚がり。

釣果は0.5~2kgのヒラメがトップ3枚。

スズキ、ホウボウ、マゴチ、イネゴチが交じった。

船長によると、潮が濁っていた場所ではヒラメのアタリはなく、釣れたのは潮が澄んだ場所だったらしい。

今後は濁りが取れて水温が上昇すれば葉山~茅ケ崎沖の広い範囲で釣れるようになり、船全体でアタリも増えるようになるそうだ。

当地のヒラメ釣りは7月上旬まで楽しめるが、ベイトが接岸している今がチャンス。

早めの釣行をおすすめしたい。

釣行の写真

アタったがハリ掛かりせず、エサを付け直して再投入したらすぐに食ってきた

釣行の写真

ガツンといきなり食い込んで竿を曲げたのは当日最大となる2kg

釣行の写真

マゴチが釣れた

Tackle Guide

竿は全長2~2.4m前後でオモリ50号に対応したライトヒラメやライトゲーム用。

浅場を中心に狙うためリールは小型両軸でドラグ性能に優れたものがおすすめ。

五エム丸の船宿仕掛けは孫バリがシングルタイプ。

オモリは50号使用。

船宿information

三浦半島葉山芝崎 五エム丸

046・875・2349

▼備考=予約乗合、6時出船。マルイカ、イワシメバル、アマダイ(要電話確認)へも出船

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