一つテンヤのマダイ釣りが各地で秋の好期を迎えています。
ここ外房大原では浅場で数釣りを楽しめるのが特徴で、前日にもトップで30枚という好釣果が上がっていました。
9月中旬過ぎに訪れたのは外房大原港の富士丸さん。
この日は午後船で12時ごろに13名で出船。
釣り場は航程15分ほどの大原沖です。
profile
三石 忍(みついし しのぶ)
タチウオ、カワハギ、マルイカ、一つテンヤなど、テクニカル系の釣り物を得意とするが、中でも東京湾のタチウオでは右に出る者なし、船長たちからも認められる腕前を持つ。
がまかつ、シマノフィールドテスター、マルキユー、シップスマストインストラクター、YGK・X BRAIDアンバサダー。
水深は13mと浅く、本来ならテンヤのオモリは4号くらいで十分底が取れるのですが、まずはパラシュートアンカーを入れずに風なりに流していったため道糸がけっこう流されてしまいます。
6号くらいのテンヤでちょうどいいスタートとなりました。
秋の一つテンヤは基本底狙いのため着底したらリフト&フォールで探っていきます。
ポイントによってはカジメ帯もあるので根掛かりにも注意が必要です。
ある程度道糸が流されたら回収して再投入することもアタリを出すためのコツになります。
数回入れ替えを繰り返していると、コツコツッとアタリ。
すかさず合わせを入れて上がってきたのはレギュラーサイズの400g級。
船内でもポツリポツリと同サイズのマダイが取り込まれています。
その後も水深15m前後のポイントを転々としながら探って着々と数をのばしていきます。
あとはなんとか良型がほしいところ。
チャンスが訪れたのは沖揚がりまであと30分ほどとなったころ。
ここへきてアタリが増えて、船中パタパタとマダイが取り込まれます。
私にもひときわ強いアタリがきて、この日の最大1kg級をゲットできました。
午後5時半に沖揚がり。数は16枚と前日のようにはのびませんでしたが、アタリは多く、秋の大原ならではの釣りを満喫できました。
船長によると年内一杯は浅場で数釣りが楽しめるそうなので、みなさんもぜひ釣行してください。
![釣行の写真]()
▲秋は浅場でマダイの引きを楽しめる好期
出典:
![釣行の写真]()
▲700~800gならまあまあサイズ
出典:
![釣行の写真]()
▲一つテンヤマダイは大原を代表する釣りの一つ
出典:
乗船MEMO
外房大原港
富士丸
0470・62・2016
備考=予約乗合、午前船4時集合、午後船11時集合。
希望でライトヒラメへも
大原の一つテンヤをしのチェック!
一つテンヤの基本は釣り場やシーズンを問わず変わりません。
エサ付けや仕掛けの入れ替えをしっかり行うようにしましょう。
釣り船予約サイト「釣割」のスタッフがオススメする釣り船はこちら!
【外房(千葉県)・マダイ船】人気ランキング
【外房(千葉県)・マダイ船】価格ランキング
隔週刊つり情報(2023年11月1号)※無断複製・転載禁止