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[ツリトモさんいらっしゃ~い!(第3回)]深田正夫丸の泳がせ五目

隔週刊つり情報編集部

第3回のツリトモ

取材でお邪魔させていただいたのは、埼玉県戸田市の中村成臣さんが会長を務める「爆釣会」。

釣り物は泳がせ五目です。

今回の「ツリトモさん いらっしゃ~い!」は埼玉県戸田市の中村成臣さんが会長を務める「爆釣会」が泳がせ五目で仕立てた三浦半島佐島港の深田正夫丸にお邪魔させていただいた。

釣行日は5月25日。

釣り人は中村さんと埼玉県加須市の風間洋人さんで、今回はライトタックルでヒラメを中心に根魚なども狙うとのこと。

6時になり出船。

まずは湾内のイケスからイワシをすくい取り、佐島沖の水深30m前後で開始となった。

早々にアタリが出たのは風間さん。

しかし竿先が断続的にお辞儀をするがなかなか食い込まない。

やがてアタリは消えてしまい、エサのイワシをチェックするとボロボロにされていた。

おそらくソゲ(ヒラメ)の仕業だろう。

次にアタリが出たのは中村さん、見事合わせが決まり巻き上げに入る。

ややあって取り込まれたのは50cm級のイネゴチ。

中村さんはていねいに神経絞めを施す。

中村さんが仕掛けを入れ直すとすぐにアタリが出る。

十分に待ってから合わせると竿が弧を描いた。

船長が差し出すタモに収まったのは1.5kg級のヒラメで釣った本人は実にうれしそうだ。

もちろんヒラメにも神経絞めを施す。

その後、中村さんはマトウダイをキャッチ、

風間さんは30cm級の大きなカサゴを釣り上げた。

泳がせ釣りというとなかなかアタらないイメージもあるが、当日はエソが交じったりもしたものの、流しを変えるたびにアタリがあるので二人とも楽しくて仕方がない様子。

水深40m前後に移動。

ここでの最初のヒットは風間さんで見事1.5kg級のヒラメをゲット。

しばらくして30cm級のオオモンハタも釣り上げた。

負けじと中村さんも風間さんんと同サイズのヒラメを上げ、60cm級の大きなイネゴチもキャッチした。

ここで中村さんに深田正夫丸の魅力についてたずねてみた。

「深田正夫丸を利用するようになったのは1年ほど前からで、月に3~4回乗ってます。釣り物は今日のような泳がせ五目やマダイ、カワハギなど季節に応じて楽しんでいます。ここは船長が優しくお客さんに寄り添って頑張ってくれるところがいいですね。仲間を連れてくると皆気に入ってくれます」と言ってニッコリ。

釣行の写真

中村さんが1.5kg級のヒラメをキャッチ

釣行の写真

これはうれしい! オオモンハタ

後半戦にはなんとマルイカも 今後の狙い目は 泳がせ五目、アジ五目、 カサゴ、カツオ&キハダ

後半戦に入ってもアタリは途切れずヒラメやマトウダイ、イネゴチが顔を見せる。

そんなとき風間さんが、「なんか変なアタリなんですよ。オモリを持ち上げられるような……」と言ってリールを巻き上げると、そこに掛かっていたのはなんとマルイカ。

孫バリのトリプルフックがゲソにしっかりと掛かっている。

これには釣った本人も大笑い。

「今晩イカ刺しでいただきます。今日はアタリが多くて最高に楽しかったです」と風間さん。

最後に大きなマトウダイとイネゴチが上がったところで沖揚がりの時間を迎えた。

さて、6月中旬以降の深田正夫丸のおすすめだが、まずは今回取材した泳がせ五目。

ターゲットはヒラメやマゴチ、イネゴチ、マトウダイ、カサゴ、ハタ類など。

エサになる生きイワシの入荷があるかぎり可能で、例年なら8月中旬まで楽しめると高橋正巳船長。

秋谷~城ケ島沖の水深40~100m前後を探るアジ五目も面白くなる時期で、30~40cm級の良型主体にサバやイサキなども交じり今後も期待度◎。

港からすぐの佐島沖の水深20~30mではカサゴの数釣りのチャンス。

20~25cm級中心に日により30cm級が上がることも。

ライトなタックルで簡単に楽しめるのでビギナーにもおすすめだ。

6月以降、相模湾にカツオやキハダの群れが回遊すればもちろん出船する。

同船のカツオは一本釣り、フカセ釣り、ルアー釣りも受け付けていて、一本釣りは貸し道具も完備している。 

キハダは7月一杯までフカセ釣りやルアーで狙い、8月からはコマセ釣りも受け付ける。

昨年は20~30kgオーバーが船中5~6本なんていう日もあったそうだから今年も期待したい。

高橋正巳&高橋正也船長は物腰が柔らかく実に面倒見のよい人柄。

仲間はもちろん家族やビギナー連れの釣行にもおすすめしたい船宿だ。

釣行の写真

沖揚がり直前に大きなマトウダイも上がった

釣行の写真

30cm級のカサゴも上がった

釣行の写真

中村さんは合計3本のイネゴチを釣り上げた

釣行の写真

なんとマルイカまで釣れた

INFORMATION

三浦半島佐島港 深田正夫丸

046・897・4410

090・8940・2690

三浦半島佐島港の深田正夫丸は、現役の漁師でもある船長が2隻体制で相模湾の多彩な釣り物を楽しませる船宿。

舵を握る高橋正巳&甥の高橋正也船長は優しい人柄でアットホームな雰囲気が心地よく、リピートしたくなること請け合いだ。

土日祝日も6名より受け付けていて、レンタルタックルも充実。

リレー釣りも可能なので一度で2倍おいしい思いをしたい人は船長に相談してみるといいだろう。

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