2月10日、釣友の平塚さん、岡本さんとタチウオを狙って東京湾奥金沢漁港の忠彦丸へ釣行した。
タチウオ船は3隻で盛況。
6時20分に受付して右舷胴の間に並んで入り、船長からコノシロの切り身を受け取る。
7時半、12名を乗せて出船。
20分ほどで水深50m前後の八景沖のポイントに到着、30隻以上の大船団に合流する。
「タナは43mです」のアナウンスで釣り開始。
エサの両端をハサミで切り、海中でエサが回転しないようにハリの軸に対して真っすぐ縫い刺しにして投入。
指示ダナまで仕掛けを落とし、ハリスが潮になじんだら5秒間隔でシャクって誘い上げていく。
開始数分後、岡本さんの竿が大きく引き込まれた。
取り込まれたのは指幅4本級のタチウオで幸先よいスタートを切る。
しばらくすると、私にもゴッゴッとアタリ。
そのまま誘い続けると竿先が引き込まれたので竿を立てて合わせる。
巻き上げ中に魚の引きがなくなりバレたのかと不安になったが、タチウオが海面に現れたので取り込むと隣の岡本さんのハリも飲み込んでいた。
こんなこともあるのかと欲張りなタチウオに感心しつつ、私が先に巻き上げを開始したので、魚は私がいただくことにした。
続いて平塚さんも指幅4本級のタチウオを釣り上げ、全員が本命ゲットでひと安心。
魚の浮き沈みが激しい様子で指示ダナは刻々と変わるが、その都度対応することでアタリがきて船中でもタチウオが次つぎに取り込まれる。
ズシンと竿が止まる
開始から1時間半が経過したところでアタリが遠くなったため、シャクリの間隔を15秒にして食わせの間を長くする。
しばらくしてもアタリがないのでいったん仕掛けを回収すると、きれいにエサが取られている。
そこでシャクリ間隔を10秒にしてみる。
これが功を奏したのか、シャクった瞬間にズシンと竿が止まる。
竿先が引き込まれたので電動リールのスイッチを入れて巻き上げると、指4本幅級のタチウオが上がってきた。
その後もズシンと竿が止められる釣趣を楽しみながら2本追釣する。
午後になってからも船中ポツポツとタチウオが釣れ上がる中、ラスト10分でアタリがきてタチウオを追加。
13時に沖揚がりを迎えた。
釣果は3隻の高低で、80~105cmのタチウオが1~14本。
私は7本、岡本さん10本、平塚さん5本で、お土産には十分。
帰宅後は「魚に捨てるところなし」をモットーに身は塩焼きに、さばいたタチウオの尻尾は骨せんべいの要領で素揚げにして一品追加。
家族にも好評だった。
乗船MEMO
東京湾奥金沢漁港
忠彦丸
045・701・3086
備考=7時20分(釣り場により7時半)出船。
土日祝は予約制
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隔週刊つり情報(2024年3月15号)※無断複製・転載禁止