12月9日、イシモチを狙って東京湾奥金沢八景の黒川丸へ釣友2名と釣行した。
6時半に船宿に到着し、受付を済ませて空いていた右舷胴の間に並んで入り、タックルを準備する。
船長から氷とエサを受け取り、22名の釣り人を乗せて7時半に出船。
30分ほどで横浜沖の水深23m前後のポイントに到着すると、「準備ができた方から始めてください」と船長からのアナウンスで釣り開始となる。
出だし好調
エサのアオイソメは頭を残して口にハリを刺して1匹をチョン掛けにする。
仕掛けを軽く前方へ投げて着底したら糸フケを取り、道糸を張らず緩めずのゼロテンションを保ってアタリを待つ。
30秒ほどすると竿先が派手にたたかれた。
竿をゆっくり立てるとハリ掛かりして巻き上げ開始。
一番上のハリに掛かって25cm級のイシモチが釣れ上がる。
1投目から本命を釣り上げて出足は好調。
釣友の平塚さんも竿が曲がり、同サイズのイシモチを取り込むと、岡本さんも同サイズを上げる。
二人ともイシモチ独特のアタリと強い引きを楽しんでいるようだ。
しばらくしてアタリが遠のくと船は小移動を繰り返し、移動後は船内でポツポツとイシモチが上がる。
イシモチが群れで固まっているようだ。
潮回り直後の投入でガクガクと派手なアタリ。
引きも強く胴調子の竿が弧を描く。
慎重に巻き上げて上がってきたのは30cm級のイシモチ。
イシモチをおいしくいただくために、海水を張ったバケツに入れて血抜きをしてから海水氷を入れたクーラーボックスにしまう。
このひと手間で、イシモチの味がまったく異なる。
再投入後、ゼロテンションで1分ほど待ち、アタリがないので竿先を数十センチ上げてから戻し、エサをゆっくり沈める。
するとこの誘いにイシモチが反応しガツガツとアタリ。
イメージしたとおりに釣り上げるとうれしい。
途中何度かガツガツとアタリがあっても竿先が引き込まれないことがあったので、そんなときは竿を軽く送り込んでから数十秒待つと、再びイシモチがエサを食ってくる。
終盤を迎えるころ、アタリに合わせて巻き上げるとかなり重い。
途中で岡本さんの仕掛けとオマツリしてしまい、岡本さんが仕掛けをほどくのを待つつもりだったが、グングン引いてくる。
残り1mくらいなので、道糸をたぐると後検寸70cmのマアナゴが上がってきた。
うれしいゲストをクーラーボックスにしまう。
その後も船中アタリが続きイチモチが取り込まれる中、13時に沖揚がりを迎えた。
釣果は23~34cmのイシモチが一人13~43尾、私は22尾、岡本さんは17尾、平塚さんは13尾と続いた。
帰宅後、イシモチをさばくと血抜きが効いてきれいな白身。
イシモチをたたきにして堪能し、翌日は酢漬けを作って冷凍保存。
なくなったらまた釣行したい。
乗船MEMO
東京湾奥金沢八景 黒川丸
045・781・8720
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備考=予約乗合、7時半出船。
ライトアジへも出船
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隔週刊つり情報(2024年1月15号)※無断複製・転載禁止