［竹田ノブヒコのイチ押しルアーターゲット（第121回）］盛り上がってるよ！ スロジギで狙う 日本海名立沖のブリ＆マダイ

今回のイチ押しルアーは日本海のスローピッチジャークジギング（以下スロジギ）。

新潟県上越市の名立漁港から出船する海遊丸の藤井忠和船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ。

ノブ「船長、お久しぶりです。まずはターゲットなんですが、今スロジギで何が上がっています？」

船長「5～10kgのワラサ、ブリ。1～4kgのマダイってところだね。入れ食いになることも珍しくないよ」

ノブ「釣り場はどのあたりでしょう？」

船長「名立沖の水深100～160mでやってるよ」

ノブ「ジグは何gくらいを用意すればいいッスか？」

船長「200～300gの細身のシルエットで、リアバランスのタイプがいいね」

ノブ「おすすめのカラーなんてあります？」

船長「お好みでいいと思うけど、これからベイトがムギイカになったりするとグロー系がよかったりするよ」

ノブ「ラインは何号を何mくらい巻いていけばいいですか？」

船長「PEの1.5～2号をリールのラインキャパシティいっぱいに巻いてきて。最低でも400mは巻いてきてほしいね。ラインが少ないと高切れしたときに釣りにならなくなっちゃうからね。スペアのリールを用意するのも手だね」

ノブ「ショックリーダーは何lbがいいですか？」

船長「フロロカーボンの40lbでいいよ」

ノブ「釣り方のコツを教えてください」

船長「ロングジャークしたらラインスラックを出してジグを横方向に飛ばす釣り方がいいね。竿先を大きくシャクリ上げながらリールのハンドルを1回転させたらすぐに竿先を戻してスラックを出すの。こうするとジグは横方向に泳ぎながら落ちていく。この動きがブリやマダイに本当によく効くよ。マダイが多いときはタダ巻きも効果的だけどね」

ノブ「タイラバもOKッスか？」

船長「もちろん。ヘッドは150～200gを用意してきてね。スカートの色は青物狙いならレッド系、マダイ狙いならグリーン系がいいね」

ノブ「今後の見通しを教えてください」

船長「当分の間は今みたいな感じでブリ、マダイのスロジギが十分に楽しめると思う。それと5月からは夜焚のスロジギ＆タイラバへも出船するよ。夜にライトを点けてやるんだけどブリやいい型のヒラメ、マダイなんかが食ってくる」

ノブ「ちなみにブリのお味のほうはどうでしょう？」

船長「サラッとした脂が乗っていてうまいよ。刺身なんか最高だよ（笑）」

ノブ「船長、今日はありがとうございました。ブリ食べてみたいし名立沖のスロジギやってみたくなりましたよ」

船長「ブリとマダイのスロジギはもちろんなんだけど、夜焚のスロジギも絶対に楽しいから竹田さんも遊びにきてよ。オレ、夜焚でヒラメを1時間で8枚釣ったこともあるよ。あれは笑っちゃったよ」

ノブ「1時間でヒラメを8枚、スゲー!!　日本海ってやっぱ違うんッスね。くーっ、やってみてぇ～」

船長「予約の電話、待ってるよ」

新潟県上越市・名立港　海遊丸

080・1357・2255

▼備考＝5時出船。氷は港で購入可。夜釣りのスロジギ＆タイラバは電話にて確認。北陸道名立谷浜I C より5分