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[素材はA級ウデ前B級そのうえゲドゥー参戦!Bグル隊+G(第19回)]バシッと合わせて快感!東京湾のヒガンフグ乗合の巻 東京湾奥金沢漁港・忠彦丸にて

隔週刊つり情報編集部

東京湾のヒガンフグ 乗合にトライ! ヤベェ、オレ散魚ってる? 

釣行の写真

八景沖の水深10m前後でスタート

今回のBグル隊+Gは東京湾のフグ乗合でありやす。

釣れるフグはヒガンフグをメインにコモンフグ、ショウサイフグの3種類。

うまくいけば3種類のフグの食べ比べができちゃうのでありやす。

お世話になったのは東京湾奥金沢漁港の忠彦丸。

7時半に出船し、港からすぐの八景沖の水深10m前後で開始となる。

とりあえずわが隊は撮影に専念。

コモンフグがポツポツと取り込まれ、しばらくすると30cm級のヒガンフグが相次いで登場。

う~んうらやましい。

2時間ほどたつとフグの活性が上がったようで、右ミヨシで釣っていた金子和幸さんはほぼ入れ掛かり状態でコモンフグを上げている。

コモンフグはほかのフグよりちょっと上の層にいるそうで、宙釣りでカワハギを釣るような感じで探るとアタリがよく出ると教えてくれやした。

ひととおり写真を撮ったところでオレも竿を出す。

ここで何尾かフグをキャッチできれば物乞い隊になることもあるまい。

しかしオレが竿を出したころから金子さんの勢いが止まってしまった。

ヤベェ、オレって散魚ってる?

釣行の写真

隊長の隣でコモンフグを連発する金子さん

釣行の写真

コモンフグのアベレージは15~20cm前後

プロフィール

隊長・隊員の写真

(左)竹田信彦隊長(右)近田憲男隊員

隊長:竹田信彦

釣り歴は40年以上だが釣りがうまいワケではなく釣運もないビンボーライター。

料理好きでうまい魚で酒を飲むことを生きがいにしている。

芋焼酎とバイスサワーがないと死んでしまう52歳のオッサン。

隊員:近田憲男

本誌編集部に加入して3年の若くない新人。

沖釣りに関してはかじった程度の知識を持ち、入門企画の生徒役で重宝されている。

食べること好きで、その旺盛な食欲を満たすためなら外道も食らうアラフィフ。

ドスン!ヒガンフグキタァー。 アレでもフグってこんなに引いたっけ?

船は本牧沖の水深15m前後に移動。

再開すると右トモで良型のヒガンフグが立て続けに3尾キャッチされた。

これはチャンスだと思い竿先に神経を集中する。

カットウを竿先で聞き上げては着底させていると、コン!というアタリ。

間髪を入れずに合わせるとドスン!という衝撃とともにかなりの重量感が竿に乗った。

「ヤッター、ヒガンフグだぁ!」とオレは大興奮。

急いで巻き上げるがなんかスゲー引く。

フグってこんなに引いたっけ?

ややあって海面に姿を現したのは50cmほどのドチザメでガッカリ。

一部始終を見ていた前川悟史船長がニコッて笑ってくれた。

外道だから近田に料理させようと思ったがサメを家のキッチンに持っていくと嫁がブチ切れるとのこと。

オレのせいでケンカになっても困るのでお帰り願った。

このころになると近田も竿を出していたが、「エサは取られるんスけどアタリがさっぱり分かりません」とまるで戦力外な感じ。

それでも同船の常連さんたちはヒガンフグやコモンフグを釣っている。

皆さんさすが、というか近田が不甲斐なさすぎたのでありやす。

釣行の写真

40cm級のヒガンフグも上がった

釣行の写真

チラシ仕掛けを軽く投げて広く探りエサバリに食わせた

船長さんに聞きました ヒガンフグ釣りのコツ

「着底したら糸フケを取り、3~5秒に1回20~30cm幅でシャクり、竿をゆっくり下ろします。落とし込みが誘いとなるので、エサを追わせて海底までフグを引き連れていきオモリが着底したら合わせましょう」

こんな仕掛けで楽しもう

東京湾のフグは今後も期待度◎ みんなで釣りましょっ!

本牧沖が一段落したところで水深15m前後のポイントへ移動となる。

残り時間は2時間弱となったが、わが隊はフグも外道もまだゼロ。

ここで料理用のフグと外道を釣らないとマジでヤバイ。

ここではオレの隣で竿を出す金子さんがすぐにコモンフグを連発。

あとに続けとばかりに近田もオレも釣り始める。

先ほどまでアタリがまったく分からないと言っていた近田だったがここでは、「スゲーアタるッス」と言っていきなり掛けた。

取り込んだのはコモンフグでなんともうれしそう。

次はオレの番とていねいに探っているとコンッとアタリがありバシッと合わせると乗った。

ドンッと竿に重みが乗った瞬間は実に気持ちがいい。

オレのカットウに掛かってくれたのもコモンフグでうれしいかぎり。

でも2人で2尾だけでは料理が心配。

沖揚がりまで真剣に釣って2人で8尾のコモンフグをゲットしたが外道は近田が釣ったイイダコのみ。

このままでは近田が料理を作れないので金子さんにコモンフグを数尾分けてもらい(感謝!)空揚げを作ることに。

結局また物乞い隊になっちゃいやした。

東京湾のヒガンフグ乗合は数型ともに今後も期待度◎。

これからの季節は鍋もいいし、美味なフグを味わうべく皆さんも出かけてみては!

釣行の写真

コモンフグを釣り上げてご満悦の隊長、ヒガンフグはどうした?

釣行の写真

ヒガンフグとコモンフグを合わせて35尾をゲット

調理の写真

釣れたフグは宿の隣で、ふぐ包丁師の免許を持つ船長がさばいた身欠きを持たせてくれる

お客さんの部屋 金子和幸さん

「忠彦丸のヒガンフグ乗合が始まるとシーズン中は月2回のペースで通っています。3種のフグが釣れるためヒガンフグは鍋、コモンフグは刺身、ショウサイフグは空揚げと色いろな味を堪能できるのが楽しみなんです」

近田隊員の戯れ言

「ゲドゥーのヒット率を上げるため、カットウ仕掛けの上部に食わせ仕掛けを付けて挑みました。右トモの千吉良(ちぎら)さんがウマヅラハギを掛けていたので期待したのですが、私にはアタリがありません。おそらくアタリに気付いていないのでしょう。第二海堡周りに移動し、残り30分。なんとかイイダコを釣り上げることができました。食わせ仕掛けは必要なかったかも! ?」

ヒガンフグ釣りはおまかせっ!

東京湾奥 金沢漁港 忠彦丸

045・701・3086

■料金=一日ヒガンフグ乗合一人1万1500円(アルゼンチンアカエビ10匹、氷付き)

■備考=7時半出船。ライトアジ、タチウオ、ライトウイリー五目へも出船

船・船宿の写真

▲宿のほか休憩できる待合所(右上) もある ▲ヒガンフグ乗合は第二十一忠彦丸より出船 (下)

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隔週刊つり情報(2022年1月15号)※無断複製・転載禁止

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