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ライト五目は四季の釣り!今は激うまヘダイが面白い

隔週刊つり情報編集部

相模湾平塚港の庄三郎丸はライトタックルの釣りをいち早く取り入れてライト五目釣りを確立し、四季折おりの様ざまな釣りを楽しませてくれる。

その時どきで主役が入れ替わるのが特徴だが、2~3月に面白いのがヘダイだ。

タイ科の魚だからマダイさながらの引き味、食味が楽しめて人気を集めている。

オモリ40~60号使用のライトタックルを使用したコマセシャクリの釣りでだれでも手軽に数釣りが可能。

取材日は30cmオーバーも交じってトップ20枚、ほとんどの人が10枚以上だった。

このほかマダイ、ハナダイ、クロダイ、イナダやアジなど多彩に交じって五目釣りが楽しめる。

ヘダイは季節限定のため早めの釣行がおすすめ。

なお別船ではヒラメをメインとしたライト五目船も出船中で、好みのライト五目を楽しめる。

釣行の写真

▲釣り場は平塚~大磯沖の水深30~40m前後

ヘダイってどんな魚?

名前はちょっとアレだけど、正真正銘タイ科の魚。

パッと見は南方系の魚にも見えるが日本全国に分布する。

名前の由来は「平べったい」から「平ダイ」、口の形が「へ」の字に似ることから「ヘダイ」との説がある。

平塚では10年以上前からこの時期になると狙っていて隠れた人気を誇る。

担当する岩城船長は「呼び名が変わればもっと人気が出そう。シロダイなんていいですね」とのこと。

ハナダイやマルイカみたいになるかも!

相模湾平塚港の庄三郎丸がライト五目をスタートさせてすでに20余年が経過している。

スタート時はマダイ、ハナダイなどのタイ五目がメインだったが、秋はイナダやカンパチの青物がメインになり、冬場はアジや泳がせ・食わせサビキのヒラメなどもメニューに加わった。

つまり、その時どきに目立って釣れる魚が主役となる。

そして、冬~春にかけて楽しめるのが今回紹介するヘダイだ。

沖釣りではあまり聞き慣れない名前だがマダイやクロダイなどと同様にタイ科の魚で、引きや食味もマダイに近い。

このヘダイが年末から釣れ始め、今期は2月初旬ごろから本格的に数釣りが楽しめるようになった。

主な釣り場は大磯沖の水深30m前後。

サイズは25cm前後メインだが35cm近い良型も交じる。

これがトップで20~30枚ほど釣れるというから、かつてのハナダイ全盛期に近い釣りが楽しめるというわけ。

「お客さんはけっこうリピーターの方が多いですよ。1回食べてまた食べたいという人が多いみたいです」とは、ライト五目船を担当する岩城正文船長。

この釣りを経験したことがあるお客さんに話を聞くと、皆さん「ちょうどいい釣り」と声をそろえる。

引きがちょうどいい、釣果もちょうどいい、という具合だ。

そしてマダイ譲りの味わいとくれば、人気が出るのもうなずけるもの。

初めてでも10枚前後は釣るチャンスがあるから、ぜひ挑戦してみてほしい。

ヘダイがメインの釣りになるが、マダイ、ハナダイ、イシダイ、クロダイ、イナダ、アジなども交じるので、文字どおり五目釣りが楽しめる。

庄三郎丸では、ライト五目の別船ではアジと泳がせ、食わせサビキの専門船も出船しているので、好みで選択できるのもうれしい。

船長によると、ヘダイは春の潮変わりで群れが抜ける傾向にあるので早めの釣行がおすすめとのことだ。

釣行の写真

▲釣った本人もビックリの1.9kgのマダイ

ハリスは2~3号使用オキアミは購入を

オモリ40~60号を使用したコマセシャクリ釣りのため、竿は全長1.8~2m前後のライトゲームロッドが最適。

コマセを細かくまくので7:3調子が操作性がよく扱いやすい。

リールは小型両軸または超小型電動。

水深は30~40mほどなので、手巻きでも十分に対応できる。

道糸はPE1.5~2号程度。

片テンビンにクッションゴムを装着し、コマセカゴはFLまでのサイズを使用する。

オモリは40~60号で、船宿のレンタルには60号が装着されている。

持参する場合は40号でいいが、潮が速いときもあるので60号もあると安心だ。

仕掛けはウイリー1本プラス空バリ、またはウイリー2本プラス空バリ、全長2.5mの仕掛けを使用する。

ハリスは2~3号で、食いがいい時間帯やイナダが交じるときは3号使用が安心。

逆に4~5号だと極端にアタリが減るそうなので注意。

ちなみに庄三郎丸ではウイリー2本プラス空バリタイプは受付でのみ購入可能。

ウイリー1本プラス空バリタイプは船上での購入が可能。

ウイリーの色はピンク、グリーン、ブルー、茶色、白などだが、それほど神経質にならなくてもいいそうだ。

ハリは、チヌなら3号の使用が安心(船宿仕掛けのサイズ)。

この日はお客さんが持参したチヌ2号の市販仕掛けでヘダイやイナダにハリがのばされることもけっこうあったようだ。

筆者は船宿仕掛けの先バリが切れてしまったあとにマダイ8号を結んで使ったが、丈夫で安心だった。

高活性時はウイリーバリにも食ってくるが、多くはオキアミを付けた空バリに食ってきていた。

受付時にオキアミを必ず購入するか持参しよう。

もちろん絶対にウイリーだけで釣ってやる、という人はその限りではない また、コマセ五目の船でも泳がせが可能(船長に確認)なので、挑戦したい人はこちらの準備もしていこう。

竿は同じでいいが、ヒラメ仕掛けやオモリ60号を持参しておくといいだろう。

シャクリ後の間を調整食うパターンを見付けよう

コマセはアミを使用する。

コマセカゴは上窓を3分の1程度開けておき、下窓は水がこぼれる程度にほぼすべて閉めておく。

先バリにオキアミを付けたらまずは仕掛けを海中に漂わせておき、コマセカゴを手に持ち、竿を持ち上げながら振り子のようにしてやや前方にコマセカゴを着水させる。

こうするとオマツリを防げる。

船長からは水深とタナの指示が出る。

「水深28m、下から2~5mまで探って」

こういう場合は、まずは着底させてから素早く2m巻き上げ、ここで1シャクリしてリールを1回転巻いて少し待ち、シャクってリールを1回転して待ち、を繰り返して5mまで上げていく。

コマセの煙幕の中に仕掛けを入れるイメージで行う。

「50cmずつ探っていくイメージでやってください。ヘダイの場合は待ち時間は2秒くらいと短めが基本です」と船長。

5mまで上げてアタリがなければもう一度着底させて再び5mまで探っていく。

これでアタリがなければ回収してまずはコマセカゴをチェックする。

もしコマセが完全になくなっていたらコマセが出過ぎの可能性があるので、少し上窓を閉めてみる。

逆に半分くらい残っているならほとんど出ていない可能性があるので少し開放してみる。

ホンのわずかでもコマセが残っているのが理想の調整になる。

アタリはシャクったあと、間(ポーズ)を入れたときに多く出る。

竿先がコンと入り込む場合やクンともたれるようなものまで。

こういったアタリの場合は必ず鋭い合わせを入れること。

タイ科の魚は口周りが硬く、合わせを入れないとしっかりハリ掛かりしないためだ。

うまくハリ掛かりするとダンダンダンと段引きして抵抗する。

食わせの間は2秒を基準に、自分で調整して食うパターンを見付けよう。

取材日は5秒程度と待ち時間を長めにしたほうが食いがよかった。

こういう試行錯誤もこの釣りの楽しみの一つだが、分からなければ釣れている人に聞いてみるのもいいだろう。

一度アタリがあっても掛からないとき、多くの場合はオキアミエサを取られている。

ウイリーがあるのでコマセがあればまだチャンスはあるが、ウイリーに食ってこないようならすぐに回収して再投入する。

ヤリトリは竿を立て気味にして一定のスピードで巻き上げる。

30cmを超える場合はかなりスリリング。

無理をせず急に引き込んだら竿を下げて対応し、引きが緩んだら一定のペースで巻き上げてこよう。

25cm前後のレギュラーサイズは抜き上げてもいいが、30cmを超えたらタモ入れしよう。

このサイズになると、船長によれば「脂ギトギト」らしいので、慎重に取り込もう。

同じ場所でマダイ、イナダなども交じるので、今までと違う強い引きがきたら無理をせずにヤリトリしよう。

取材日はイナダの食いも活発で、度たび仕掛けを切られていた。

何が食ってくるか分からないのも五目釣りの魅力。

ライトで存分に楽しもう!

ウワサどおりの釣れっぷりちょうどいい感が満載!

何年前のことだっただろうか、平塚港の庄三郎丸でヘダイが釣れているという情報を見たのは。

しばらくその存在さえも忘れていたが、この冬はかなり状況がいいと聞き、2月12日に様子を探りに出かけてきた。

この日は平日にもかかわらず、ヘダイがメインのライト五目船には10人のお客さん、別船のライト五目ヒラメ船にも同じくらいのお客さんが集まっていた。

6時半前に出船すると、このところ一番釣れているという大磯沖の釣り場を目指す。

「水深28m、下から2~5mまで探ってみて」と岩城正文船長のアナウンスでスタート。

すると開始早々に巻き上げに入る人が数人。

上がってきたのは25cm弱のレギュラーサイズ。

巻き上げ中はみなさん思った以上の引き味のよさに思わず笑みがこぼれる。

入れ食いとはいかないが、ポツポツのスタートに一安心。

「朝よりも少し明るくなってからのほうが食いますよ」という船長の言葉どおり、次第にアタリが増えていく。

そんなときに右舷大ドモで何やら大型が掛かったよう。

海面まできたところでイナダの姿を確認するも2号ハリスを切って逃走した。

もうこの時期にはイナダはいないものと思っていたがまだまだ健在で、最終的には船中10回はアタリがあったようだ。

続いて船中1枚目を上げた人の竿が激しくたたかれている。

タモが用意されてすくわれたのは、船長をして「脂ギトギトのヤツ」という35cmクラスの大型ヘダイだった。

このサイズは船中数枚という日が多いそうで価値ある1枚だった。

貸し竿の人たちも皆さん顔を見て、ひと通り写真撮影をして筆者も参戦。

ヘダイは釣るのも見るのも(多分)初めてだ。

釣行の写真

▲35cm級が最大級で、このサイズになると脂の乗りがすごいとか

想像以上の面白さ!

着底後にすぐに2m上げてシュッ、巻き、ポーズ、シュッを繰り返すと3回目くらいで竿先にコンとアタリが出た。

すかさずシュッと竿を持ち上げて合わせるとギューンギューンと気持ちいい引き。

リピーターのお客さんが言っていた「ちょうどいい」がすぐに理解できた。

切れるような心配もないのだけれど、かといってけっこうなドキドキ感。

まさにタイ科ならではの引きがたまらない。

でも引きは想像以上に強い。

待ち時間は5秒程度で、これがハマって8枚まで一気に釣れた。

楽しい~!

時合が到来したのか左舷でも35cmクラスが出て、右舷のお隣さんはダブルも決めてくれた。

さらに左舷の大ドモでは1.9kgのマダイも上がった。

これこれ、五目釣りのワクワク感!

11時ごろまでこのポイントで粘り、ほとんどの人が10枚前後をゲット。

その後は港に戻りながら各ポイントを探っていく。

後半のポイントではヘダイに交じってアジも釣れ、右舷は全員で泳がせにチャレンジ。

残念ながら一人にアタリがあってスッポ抜けのみに終わったが、こんな自由度の高さもいい。

終わってみれば、泳がせで遊びながらもトップ20枚。

筆者は10枚とちょうどいいところで終えた。

帰宅後は塩焼き、刺身、鯛飯を味わった。

刺身は上品な白身魚の味わいだったが、塩焼きはとくに絶品だった。

ちょっと硬めの皮をパリッと箸で破れば中から湯気がフワッと食欲をそそる香りとともに立ち上がる。ああ、これぞ至福のとき。

釣り味、釣果、そして味。すべてがちょうどいいとはこのことか。

これは年中行事に加えたいと強く思った。

釣行の写真

▲こちらも30cmオーバー

釣行の写真

▲魚種多彩なのも魅力/イナダも数交じった

船宿INFORMATION

相模湾平塚港

庄三郎丸

0463・21・1012

備考=6時半出船。

ほかライトアマダイ、ライトオニカサゴなどへも

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