8月20日、友人の久田さんから夏休みのレジャーで中学生の彩加さんと沖釣りに行きたいと連絡があり、東京湾奥金沢八景の野毛屋へ釣行した。
午前船に乗るため6時15分に受付を済ませる。
3名で予約を入れたため、左舷2番から並びで3人分の席が確保されていた。
ミヨシ側から私、彩加さん、久田さんの順に並んで入ると、釣り座には貸し竿、コマセ、付けエサのアカタンがセットされている。
釣り人は総勢22名。
半数以上が貸し竿で、若者のグループや小学生の親子連れが数組乗船している。
出船前に希望者を集めて船長から初心者向けのレクチャーがあり、彩加さんが参加している間に久田さんと3人分のタックルをセットした。
7時15分ごろに出船し、20分ほど走って小柴沖のポイントへ到着。
「タナは底から2mです。準備ができた方から始めてください」と船長から開始の合図が出された。
彩加さんはライトアジの経験が1回あるので私はとくに手を出さず、1投目の投入を見守る。
続いて私も竿を出す。
アカタンをハリに刺し、コマセカゴにイワシのミンチを8割くらい詰めて投入。
水深は18m前後。
底ダチを取り、道糸のマーカーを目安に1mほど巻き上げてコマセをまき、タナに合わせてもう1回まいてアタリを待つ。
コマセを効かせて船の周りにアジを寄せるため、タナに合わせてから40秒ほどで仕掛けを回収。
コマセを詰め直して投入を繰り返していく。
3人立て続けにヒット
4投目をタナに合わせた直後に、クンクンと竿先が小気味よくたたかれた。
軽く竿を上げてハリ掛かりさせ、電動の低速でゆっくり巻き上げると22m級のアジが釣れる。
同じタイミングで久田さんも同サイズのアジをキャッチしている。
続けて彩加さんにアタリがあったようでリールを巻き始める。
コマセカゴが海面に見え、巻き上げを止めたところで魚の取り込みをサポート。
無事25cm級の本命を釣り上げることができた。
船中を見回しても目測20cmオーバーのアジが次つぎと取り込まれており、魚の活性はいいようだ。
彩加さんも一荷でアジを追釣し驚きとうれしさでニコニコしている。
所どころ海底に起伏があるようでこまめにタナを取り直す必要はあるが、タナに合わせればすぐにアタリが出て釣果をのばしていく。
しばらくすると魚の活性が下がってきたのか、タナに合わせてからアタリが出るまで1分ほどかかるようになってしまった。
アタリが遠くなってきたころに船長から「移動します」とアナウンス。
しかしいくつかポイントを回ったものの好転はしない。
諦めずにコマセをまき続けていると再びポツポツと船中でアジが釣れ始める。
最後にアジを1尾追釣したところで時間切れ。
11時10分に沖揚がりを迎えた。
釣果は22~28cmのアジが一人0~28尾(0尾は船酔いのお子さん)。
私はアジ14尾、久田さん親子は合わせて6尾のお土産を確保した。
アジは帰宅後、私は身が締まって歯応えのあるタタキに、久田家はナメロウにしておいしくいただいた。
おすすめの商品はこちら!
釣り船予約サイト「釣割」のスタッフがオススメする釣り船はこちら!
【東京湾奥金八景(神奈川県)・ライトアジ船】人気ランキング
【東京湾奥金八景(神奈川県)・ライトアジ船】価格ランキング
【隔週刊つり情報(2022年10月1日号)※無断複製・転載禁止】