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ベイトリールの基本を徹底解説!特徴や選び方、初心者におすすめのリールを一挙ご紹介!

船釣りマガジン 編集部

汎用性が高く様々な釣りで活躍するベイトリール。

ベイトリールは一般的に上級者向けと思われがちですが、近年は商品のラインナップも豊富になり幅広い層のアングラーが使用できるようになりました。

今回はそんなベイトリールの基本を詳しくご紹介します。

後半では初心者の方にもおすすめのベイトリールをピックアップしていますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください!

ベイトリールとは?

ベイトリールとは「ベイトキャスティングリール」の略称で、ルアーフィッシング用に作られたリールのことです。

シーバスやロックフィッシュなどの海水魚を狙う他、淡水での使用にも適しており、様々な釣りで活躍します。

ベイトリールのメリットはパワーがあり重いルアーを扱いやすいことです。

引きが強い大物にも対応でき、強烈なファイトを楽しめます。

ちなみにスピニングリールとの違いとしては、投げられるルアーの重さが挙げられます。

スピニングリールはベイトリールと違って軽いルアーを投げるのに適しており、遠投力に優れています。

そのため、ショアから沖合のポイントを狙いたいときにはスピニングリールが重宝します。

ベイトリールの各パーツの名前を覚えよう!

ベイトリールには各部位に名称があり、それぞれ重要な役割を担っています。

ここではベイトリールの部位について知識を深めていきましょう。

今回クローズアップするのは以下の5つのパーツです。

①ハンドル

②メカニカルブレーキ

③クラッチ

④ドラグノブ

⑤レベルワインダー

①ハンドル

ベイトリールに取り付けられたハンドルはノブとも呼ばれ、手に握って回転させることでリールを巻き上げることが可能です。

ベイトリールには左ハンドルと右ハンドルが存在し、使いやすい方を利き手に合わせて選択しましょう。

②メカニカルブレーキ

メカニカルブレーキは、ベイトリールに装備されているブレーキシステムです。

このブレーキを締めたり緩めたりすることで、スプール(=リールの糸を巻く部分)の回転数を調整できます。

ちなみにメカニカルブレーキにはいくつか種類があり、それぞれ仕組みが少しずつ異なりますが、いずれも締めるとバックラッシュしにくくなり、緩めると飛距離を出しやすくなります。

初心者の方はバックラッシュしやすい傾向にあるため、使い始めはブレーキをきつめにしておき、徐々に緩めていくようにしましょう。

③クラッチ

クラッチはスプールの回転を制御するレバーのことで、「切る」「戻す」と表現します。

クラッチを切るとスプールが自由に回転し、反対に戻すとラインが固定されて糸を出せなくなります。

そのためキャストする際は、クラッチを押して切った状態にし、スプールが回るようにする必要があります。

④ドラグノブ

ドラグとはリールに一定の負荷が掛かった際、一時的にラインを放出してくれる機能で、魚の強い引きによるライン切れを防ぎます。

ドラグノブは、そのドラグの締め具合を調整するためのつまみ部分を指します。

クラッチを切っていればスプールは自由に回転するため、中にはドラグを締めずに指で押さえて釣りをする方もいるようです。

しかし、失敗するとうまくテンション(=糸の張り)がかからずバラしてしまったり、ラインが切れてしまったりといったトラブルが発生します。

そのため、ドラグは状況に応じて調整することが大切です。

⑤レベルワインダー

レベルワインダーには、ラインを均等にスプールに巻き戻す機能があります。

ほとんどのベイトリールはラインを巻くのと同時にレベルワインダーが平行に動き、均等に巻き取れるようになっています。

ちなみに大型魚向けのベイトリールの中には、レベルワインダーが付いていないベイトリールも存在します。

バックラッシュとは?

バックラッシュとは、ベイトリールで発生しやすいライントラブルのことです。

キャスティングしたときにスプール上でラインが絡まって起こる現象で、一度バックラッシュが発生するとラインを解くのに時間がかかります。

特に初心者の方が陥りやすいトラブルですが、ある程度釣りに慣れていてもバックラッシュが起こることはあります。

ベイトリールを選ぶときにチェックしておきたいこと

ベイトリールは商品ごとに様々な違いがあるため、選ぶ際は比較検討することが大切です。

中でも初心者が迷いがちなギア比に関しては、自分の釣りスタイルに合わせて使い分ける必要があります。

ギア比とはハンドルを1回転させたときの巻き取り量を表し、一般的に5.8を基準に、それ以下のものをローギア、それ以上のものをハイギアと呼びます。

例えば「ギア比6.3」の場合、ハンドルを1度回すとスプールが6.3回転することになります。

ギア比の数字が大きくなるほど、ハンドルを1回転させたときのラインの巻き取り量も多くなります。

ローギアとハイギアの使い分けは釣り方やアングラーの好みにもよりますが、ベイトリールの場合初心者の方には5.8~6.0のギア比がおすすめです。

これは最もバランスが取れたノーマルギアと呼ばれるギア比で、汎用性が高く扱いやすいのが特徴です。

初心者でも使いやすい機能を備えたベイトリールをピックアップ!

ベイトリールはスピニングリールよりも複雑な構造をしているため、扱いが難しいと思われがちです。

しかし、今や各メーカーから様々なベイトリールがラインナップされており、初心者の方が使いやすいモデルもたくさんあります。

今回はみなさんの悩みや希望に合わせ、項目別におすすめのベイトリールをご紹介します。

Amazonで評価やレビューの高い商品をピックアップしていますので、ぜひ購入時の参考にしてください。

バックラッシュを防ぐベイトリール

初心者に多い悩みが、バックラッシュによるライントラブルです。

バックラッシュはベイトリールの構造上仕方がないものですが、最近はバックラッシュの発生を極力抑えたモデルが多くリリースされています。

これまでスピニングリールしか使ってこなかったという方でも、安心してベイトリールに挑戦できるでしょう。

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ダイワからリリースされているタトゥーラは、バックラッシュの起こりにくさに定評のあるリールシリーズです。

2022年に新しいモデルが発売され、さらにその性能が向上しています。

リールにはレベルワインダーの幅が切り替わる独自のシステムを採用しており、ラインの抵抗を大幅に削減しています。

これによりラインをスムーズに放出することができ、バックラッシュをしっかり抑制してくれます。

初めてベイトリールを購入するという方にもおすすめのシリーズです。

キャストの練習に最適なベイトリール

ベイトリールは、精度の高いキャストを実現できるのが特徴です。

しかし、慣れるまでは狙った場所に仕掛けを投げ入れるのが難しいため、初心者の方はキャストの練習をすると良いでしょう。

その際におすすめなのが、キャスト性能に長けたベイトリールです。

スムーズにラインを巻けるタイプであれば操作しやすく、思い通りにキャストすることができます。

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シマノ(SHIMANO) キャスティング ベイトリール 両軸 18 バスライズ 初心者向け

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シマノのバスライズは、重めのルアーでもスムーズにキャストできる性能が魅力のリールシリーズです。

独自のブレーキ調整システムにより、バックラッシュも未然に防いでくれるベイトリールです。

16lb前後の太めのラインにも対応しており、様々な釣法で使えるキャパシティを備えているため、キャストの練習に適しています。

高機能なベイトリール

近年はベイトリールに様々な機能が追加されており、メーカーごとに特色があります。

例えばシマノのリールに搭載されているDCブレーキは、自動的にブレーキの強弱を調整できるプログラムが組み込まれています。

機能性が高ければ使いやすさにも繋がるため、自分が重視したいポイントに沿ったリールを選ぶと良いでしょう。

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先ほどご紹介したDCブレーキを搭載したベイトリールが、スコーピオンシリーズです。

向かい風の状況やリールの回転が限界まで達したときに、ブレーキを強く効かせることができます。

その一方で、キャストの直後や最後のひと伸びが欲しいときはブレーキがかからないようになっているため、飛距離も問題なく伸ばせます。

海水での使用にも適しているので、風の強い海釣りにおすすめです。

基本を知って自分に合ったベイトリールを見つけよう!

今回はベイトリールの基本をご紹介しました。

これまでなんとなく敬遠していたという初心者の方も、意外とベイトリールが手軽に扱えることを知っていただけたかと思います。

ベイトリールはメーカーごとに様々な商品がリリースされているので、購入する前にそれぞれの特徴を比較検討して選ぶことが大切です。

自分に合ったベイトリールを見つけたら、早速釣り場で使って慣れていきましょう!

ベイトリールの使い方やバックラッシュ対策、メンテナンス法を詳しく解説した記事はこちら!

この記事に関するよくある質問

ベイトリールとスピニングリールの違いは何ですか?

ベイトリールとスピニングリールは、投げられるルアーの重さに違いがあります。ベイトリールは重いルアーを投げやすく、パワーがあるのが特徴です。一方スピニングリールは軽いルアーを投げるのに適しており、遠投力に優れています。ショアから沖合のポイントを狙いたいときにはスピニングリールが重宝します。

ベイトリールのギア比はどれがおすすめですか?

ギア比は数字が大きくなるほど、ハンドルを1回転させたときのラインの巻き取り量も多くなります。ローギアとハイギアの使い分けは釣り方やアングラーの好みにもよりますが、ベイトリールの場合初心者の方には5.8~6.0のギア比がおすすめです。これは最もバランスが取れたノーマルギアと呼ばれるギア比で、汎用性が高く扱いやすいのが特徴です。

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