ティップランエギングの一番面白い時期はいつか?
一番多い答えは「秋」もしくは秋から冬にかけてだろう。
ティップ(穂先)がランする(走る)、が呼び名の由来であるように、この釣りの面白さはアタリを見て掛けることにある。
アタリを見た瞬間と合わせたときの手応えは、今風に言えば「脳汁が出る」ような快感さだ。
そのヨロコビを数多く味わえるのはアオリが浅場で活発にエサを追う秋。
しかも、この釣りの弱点である「底ダチが分からなくて釣れない」ことが少ないのも水深10〜20mを狙う秋〜冬にかけて。
ティップランの魅力に取り憑かれた人はもちろん、始めるにも最適な季節が、今なのだ。
![釣行の写真]()
▲昨年よりやや早めの開幕ながらサイズは300gほどと良好。10~11月にかけて関東の各地で開幕する
出典:
9月16日から始まった剣崎沖のアオリイカは初日トップ18杯と好調な滑り出しを見せた。
とはいえ、釣果には高低があり、アオリイカだけにゼロも出た。
釣り場の水深は8~15mだからシンカーさえ準備していれば潮が速くても底ダチが取れないことはないし、シャクリは少なめでよく、数秒止めてアタリがなければ落とし直して再びシャクるだけでいい。
当日、撮影しながら16杯を釣り上げたヤマリアの山中陽介さんは、広く投げることができる前と後ろが有利になることはあるものの、基本的に釣り方は前記の基本だけでいいと言う。
大切なのは着底、シャクリ、止めを正確に繰り返すこと。
では、釣れない理由は何か?
それが、シャクリの強さや回数を不規則に変えたり、止めずに引いたり、上まで誘ったりすること。
自分だけアタリがないと、ついやってしまうアレだ。
では、餌木はどうなのか?
これまた意外で、餌木は3本、3色あれば十分だと言う。
簡単メソッド① 浅場は巻きシャクリ3回でもOK!
★通常は5回ほどだが水深が10m前後の場合は3回でOK。
3~5秒止めてアタリを待ったら再着底させて再びシャクる
簡単メソッド② ソフトに構える
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▲グリップを強く握っていると船の揺れで竿先がブレやすい
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▲力まずに持って船の揺れに対応すると餌木が安定して乗りもよくなる
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▲片方の触腕だけが掛かった状態。これは餌木が不安定だったと推察される
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簡単メソッド③ アタって掛からないときはあえて落とさない?
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▲掛からないときは再び落とす、がセオリーだが山中さんは「その場で待つ!」これが効く
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簡単メソッド④ 餌木は3色〝も〟あればいい
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▲3色の餌木でチャンスを逃さず16杯を釣り上げた山中さん
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朝:ケイムラボディ
★早朝など光量の少ない時間帯はケイムラボディを使用
浅場:金テープ
★浅場で効くのが金テープ。
実績の高いアジゴールドがこれにあたる
昼&深め:パープル!
★最強カラーと言われるパープルは昼間や深めの場所での超安定カラー
山中さんのガチBOX
★ここに紹介した3色に各サイズのシンカーをセットした状態でそろえて持参。
しょっちゅう変えるのは色ではなくて「重さ」なのだ
簡単メソッド⑤種類がたくさん必要なのは重さ(シンカー)!
★餌木にセットするシンカーこそ、サイズをたくさんそろえて持ってくるべき。
剣崎沖では7~30gは必須だ!
ティップランでも餌木地獄に陥る人は多いが、山中さんは実際に当日も3種類の餌木しか使わなかった。
剣崎沖のティップランは年内がおいしい時期。
25〜26年シーズンは始まったばかりだが、アオリの数は昨年以上と思われる。
加えて10月以降は三浦半島西部も順次開幕。
チャレンジしてみたいと思った人は、ぜひこの秋に挑戦してほしい!
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▲コンスタントに数を重ねる山中さん。特別なことはしていない
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▲当日のトップは18杯を釣り上げた香月さん/餌木はパープルがテッパン
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船宿INFORMATION
三浦半島剣崎間口港
喜平治丸
046・886・1110
▼備考=ほかシャクリのアオリイカ、スルメ、模様によりヤリイカ、キハダ・カツオ、ワラサ乗合へ
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隔週刊つり情報(2025年10月15号)※無断複製・転載禁止