［竹田ノブヒコのイチ押しルアーターゲット（第161回）］大原沖のスーパーライトジギング

今回のイチ押しルアーは近年人気のスーパーライトジギング（以下SLJ）。

ライトなタックルで女性や子供も気軽に楽しめ、多彩な魚が釣れるのも魅力でありやす。

外房大原港・広布号の野島幸一船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ。

ノブ「船長、SLJが盛り上がっているみたいッスね」

船長「ハイ、1～3kg級のマハタ、0.5～3kg級のマダイ、そのほかイナダやヒラメ、キントキなどが上がっていて皆さんに楽しんでもらっています」

ノブ「釣り場はどのあたりでしょう？」

船長「大原沖の水深20～50mです」

ノブ「タックルはどんなものを用意すればいいですか？」

船長「専用のタックルはもちろん、タチウオのジギング用やボートシーバス用を流用しても十分に楽しめますよ」

ノブ「レンタルタックルはありますか？」

船長「ハイ、ジグは別になりますが1セット2000円でお貸ししています」

ノブ「ラインは何号を巻いていけばいいですか？」

船長「PE1.2号を200mくらい巻いてきてください。1.2号の強度なら5kgクラスのヒラマサやワラサもまず取れます」

ノブ「ジグは何号くらいでしょう？」

船長「メインに使うのは60、80gで、あとは浅場用に45g、潮が速いとき用に100gも用意してください」

ノブ「おすすめのカラーは？」

船長「イチ押しはグリーン＆ゴールドでほかにはイワシやグローなんかがおすすめです」

ノブ「広布号ではオリジナルジグも販売していましたよね？」

船長「ハイ、タングステン製で魚の食いが渋いときはとくに強いです。45、60、80、100、130gをラインアップしていて好評をいただいています。それとオリジナルのフックもあって、何度もテストを重ねて製品化した自信作なのでぜひ使ってみてください。刺さりは抜群です」

ノブ「マハタがよく上がっているようですが釣り方のコツを教えてください」

船長「底近くをリフト＆フォールで探るのが基本ですが、底から10mの範囲をハンドル3分の1回転のスローなジャークでゆっくり探るのも効果的です。両方を織り交ぜながら探るのも手ですね」

ノブ「青物やマダイを狙うときの釣り方を教えてください」

船長「青物の場合は早めのワンピッチジャーク、マダイは底から10m以内をゆっくりと棒引きしてください」

ノブ「そのほか注意する点はありますか？」

船長「オーバーヘッドキャストは危険なので絶対に禁止です。キャストしたいときはアンダーハンドで行ってください」

ノブ「今後の見通しを教えてください」

船長「例年、年末年始はマハタがよく出ますね。それとイワシの群れが浅場に入ってきたらマダイやワラサ、サワラなんかも狙います」

ノブ「ちなみにマハタのお味のほうはいかがでしょう？」

船長「しっかり脂が乗って刺身はもちろん鍋にしても絶品ですよ。ほかの魚もこの時期は脂が乗るのでみんなうまいです」

ノブ「マハタの鍋で熱燗をキューッとなんて最高でしょうな」

船長「ハハハ、確かに。マハタはもちろん、色いろ釣れて楽しいのでぜひ竹田さんもお越しください。お待ちしていますよ！」

ノブ「正月用の魚を狙いに行きま～す！」

外房・大原港

広布号

070・3526・1091

▼備考＝予約乗合、午前船5時半集合、午後船11時半分集合、いずれも集まり次第出船。

東金有料終点より30分