8月5日、イカメタルを楽しみに岩手県宮古港の平進丸へ遠征釣行した。
集合の16時半に集まった釣り人は7人。
私は船長指示で右舷ミヨシの釣り座に着く。
17時に出船し、田老沖へ向かう。
水深39mのポイントに到着してアンカーを打ち釣り開始。
まだ明るいのでタングステンスッテ25号にドロッパーとして赤帽に黄色ボディのウキスッテを一つ付けた仕掛けで底から5mまでを狙う。
しかし船中でイカの乗りがないため水深29mのポイントへ移動する。
良型ケンサキ連発
水深と潮の流れを考えて、タングステンスッテ30号のキャンディーカラーに交換。
しばらくして、ミヨシ2番がケンサキイカを釣り上げる。
タナは底から2m付近とのこと。
これを聞いてケンサキ狙いに切り換える。
ドロッパーをアカイカで実績のあったエビ型のケイムラレッドヘッドに交換。
仕掛けが着底したら1m底を切り、竿先をスッと上げた後、テンションフォールさせて10秒ステイ。
この動作を2回行い50cm巻き上げる。
これを繰り返してケンサキイカの乗りを待つ。
するとジワッと竿先が重くなる。
キュッと合わせるとズッシリとした感触。
竿の曲がりとイカの引きを味わいながら巻き上げると、タングステンスッテをガッチリ抱いて胴長30cmのケンサキイカが上がってきた。
この後、集魚灯が灯り出してから、ケンサキイカの群れが船下に入ってくると船中のあちこちで良型のイカが釣れ始める。
私も2時間ほどで胴長40cm級交じりでツ抜け達成。
ステイで横を向いたドロッパーに抱かせるイメージのつもりだったが、なぜかタングステンスッテによく乗る。
アタリは竿先が戻ったり、ジワッと重くなったり、グンと引き込んだりと様ざまあり、アタリを取るのも楽しい。
日が沈み、真っ暗な海に集魚灯が映えるようになるとサバが増えてきた。
持参した探見丸でサバの反応を確認すると海底から海面付近までビッシリ。
それでもサバにつかまらず仕掛けが着底さえすればイカを狙うことができる。
竿先が弾かれるアタリはサバだが、合わせなければ外れてくれることが多く、それほど苦にはならない。
20時を過ぎたあたりから、ケンサキイカからムギイカに群れが変わった。
ムギイカの誘いで狙っている方にイカが連発。
私もムギ狙いに切り換えようとしたが、仕掛けを動かすとサバがうるさいので、海底から4m上まではこれまでどおりケンサキ狙いの誘いを継続。
それでもドロッパーに飽きない程度にムギイカが乗ってくる。
やがて22時半に沖揚がり。
トップは合計で50杯を超えていた様子。
私はケンサキイカ17杯にムギイカ18杯と自分としては大漁御礼だ。
テクニカルなイカメタルも楽しいけれど、よく釣れるイカメタルはもっと楽しい。
イカの群れの濃さは釣果に比例する。
次はヤリイカのイカメタルで冬に訪れてみたい。
乗船MEMO
東北岩手県宮古港
平進丸
0193・62・5245
備考=予約乗合、16時半集合。
集まり次第出船。
ヒラメへも出船
釣り船予約サイト「釣割」のスタッフがオススメする釣り船はこちら!
【岩手県・ケンサキイカ船】人気ランキング
【岩手県・ケンサキイカ船】価格ランキング
隔週刊つり情報(2024年9月15号)※無断複製・転載禁止