［竹田ノブヒコのイチ押しルアーターゲット（第149回）］真鶴沖のロックフィッシュゲーム

今回のイチ押しルアーはソフトルアーでオオモンハタやアカハタ、カサゴなどの根魚を狙うロックフィッシュゲーム。

例年夏～秋に良型の根魚が期待大でありやす。

相模湾真鶴港・さい丸の御守紀幸船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ。

ノブ「ロックフィッシュゲームが面白くなってきたようですね」

船長「ハイ、日にもよりますが30～40cm級のオオモンハタや20～30cm級のアカハタ、カサゴが上がっています。皆さん20cm以下の魚はリリースしてくれるのでありがたいです」

ノブ「釣り場はどのあたりでしょうか？」

船長「三ツ石周りの水深15～35mが中心です」

ノブ「タックルは2タイプ用意したほうがいいですか？」

船長「そうですね。ほとんどの方がボトムバンピング用のベイトタックルとスイミング用のスピニングタックルを用意してこられます」

ノブ「ソフトルアーはどんなものを用意すればいいですか？」

船長「2～4inのクロータイプとスイミング用のシャッドテールを用意してください」

ノブ「おすすめカラーなんてあります？」

船長「クロー系だったらエビやカニを意識したウォーターメロンやブラウン、オレンジ。シャッドテールは小魚を意識したブルーラメやシルバー系がおすすめです。ちなみにホワイト系はフグにかじられてすぐにダメになってしまうのでおすすめできません」

ノブ「ジグヘッドやシンカーは何gくらいを用意すればいいですか？」

船長「30～40gを用意してください」

ノブ「釣り方のコツを教えてください」

船長「ボトムバンピングとスイミングを状況で使い分けます。ボトムバンピングはソフトルアーをキャストして、着底したらリフト＆フォールで底をていねいに探ります。底狙いなのでカサゴやアカハタが多くなります。スイミングは底から浮いた所にいるオオモンハタやホウキハタに効果的なテクニックで、キャストしてソフトルアーが着底したらスローにリーリングして船下まで探ってください。スイミングはこれからの時期イナダやワラサなどの青物が食ってくることもあります。いずれの場合もアタったらしっかりと合わせてから巻き上げてください」

ノブ「そのほか注意点があったら教えてください」

船長「キャストするときは必ず前後左右をよく確認してから投げてください。またこの釣りはどうしてもルアーのロストが多くなりますので予備は多めに用意してください」

ノブ「今後の見通しはどうでしょう？」

船長「イワシなどベイトの反応も多いので秋まで十分に楽しめると思います。今後は良型のオオモンハタも期待大です。型は様ざまですがカサゴやアカハタも安定して釣れると思います」

ノブ「最後に、船長おすすめのハタ類の食べ方は？」

船長「やっぱり煮つけや空揚げですね。空揚げはレトルトの中華丼の素をかけるとおいしいです。ホウキハタは脂が乗っているので刺身もいいですね」

ノブ「今日はありがとうございました」

船長「いえいえ、こちらこそ。これからが本番なので竹田さんも遊びにきてください。お待ちしています」

ノブ「ハ～イ！」

相模湾・真鶴港　さい丸

0465・68・2761

▼ 備考＝午前5時半、午後12時半出船。早川ICよりR135真鶴駅前信号を左折