［竹田ノブヒコのイチ押しルアーターゲット（第141回）］ソフトルアーで狙う東京湾奥木更津沖のメバル

今回のイチ押しターゲットはソフトルアーをキャストして狙うメバル。

カサゴやアジなんかも釣れちゃう春の楽しい夜遊びでありやす。

東京湾奥木更津港・宮川丸の宮川邦夫船長にお話をうかがってみやしたよ。

ノブ「ソフトルアーで狙うメバルが盛り上がっているみたいですね。状況はどんな感じでしょう？」

船長「例年どおりといったところですが、メバルは20cm前後がトップで15尾くらい。カサゴは20cm前後が20～30尾。アジはこのところちょっと食いが渋いんですが20～25cmが上がっています」

ノブ「釣り場はどのあたりでしょうか？」

船長「木更津の岸壁やストラクチャー周りで水深は5～10mです」

ノブ「出船時間と帰港時間を教えてください」

船長「17時半に港を出て21時に帰港します」

ノブ「タックルはどんなものを持っていけばいいッスか？」

船長「陸っぱりのメバル用やアジング用。管理釣り場のトラウト用なんかでもいいですよ」

ノブ「ラインは？」

船長「ナイロンかフロロカーボンの0.6～0.8号前後を巻いてきてください。夜の釣りなので視認性の高い色付きがおすすめです」

ノブ「ジグヘッドは何gを用意すればいいッスか？」

船長「2g前後を用意してください」

ノブ「ソフトルアーはどんなものがおすすめですか？」

船長「1.5～2インチのストレート系でカラーはホワイトやグロー、クリア系が定番です。ちなみにソフトルアーやジグヘッドはうちの店でも売ってますよ」

ノブ「レンタルタックルはありますか？」

船長「１セット1000円でお貸ししています」

ノブ「釣り方のコツを教えてください」

船長「片舷に並んでストラクチャー周りにソフトルアーをキャストして探っていくのですが、表層から中層、底付近へと、上から徐々にタナを下げてアタるタナを探し、見付けたらその層を集中的に狙うようにしてください。リトリーブはゆっくりとタダ巻きすればいいです。メバルのアタリはもたれるような感じで出ることが多いのですが、早合わせすると掛からないので魚の重みが竿先に乗ったらゆっくり竿を立てて合わせてください。アジはフォール中にアタることが多いですね。こちらはアタったら即合わせしてハリ掛かりさせましょう」

ノブ「今後の見通しはいかがですか？」

船長「これから水温が上がってくると魚が浮くようになって食いもよくなるのが例年のパターンです。まさにベストシーズンといったところで初心者も十分に楽しめると思います」

ノブ「何か注意する点はありますか？」

船長「春とはいえ夜の釣りだし、まだまだ寒い日も多いのでなんといっても防寒ですね。それと船の明かりもあるけど手元を照らすヘッドランプがあるといいですね。ジグヘッドを結ぶのが楽になりますよ」

ノブ「今日はありがとうございました。木更津の春の夜遊び楽しそうッスねぇ。メバルやアジ、カサゴと戯れたくなりやした」

船長「出船すればメバル、カサゴ、アジを合わせて1人30尾くらいは釣れるので竹田さんも気軽に遊びにきてください。お待ちしていますよ！」

ノブ「ハ～イ！」

東京湾奥・木更津港

宮川丸

0438・23・4891

▼備考＝予約乗合17時30分出船。

氷は店で販売。

火曜日定休。

木更津南ICまたは木更津北ICより10～15分