11月25日、今シーズン好調が伝えられるカワハギ釣りを楽しみに三浦半島鴨居大室港の五郎丸を訪れた。
当日はこれまでの温かさとは打って変わり真冬並みの寒さになるそうで、防寒ウエアをしっかり着込む。
今回は同僚14名で船を仕立て、片舷に7名ずつ並び、私は左ミヨシ3番に入った。
7時半に出船。
鴨居沖の水深27mで釣り開始。
すぐにトモ3番がカワハギを釣り上げると、次投で2枚目を上げる。
私にはアタリがない。
もしやと思い仕掛けを上げてみるとエサがない。
アタリがないのではなくアタリが分かっていなかったと分かり、少し気恥ずかしくなる。
気を取り直してエサを付け、仕掛けを投入。
ゼロテンションで3秒待ち、50cmほど仕掛けを上げてまた下ろす。
次はタタキを5回入れたら竿を1m上げ、仕掛けを上下にフワフワさせながら下ろしていくとアタリ。
聞き合わせると竿先が引き込まれたのでリールを巻くと小気味よく竿がたたかれる。
海面まで巻き上げて竿を立てて取り込んだのは20cmのカワハギ。
ホッとひと安心するとトモ3番が3枚目を上げる。
右ミヨシ2番に目をやるとカワハギを釣り上げていた。
しかもオケの中には7枚のカワハギが泳いでいるではないか。
これを見て積極的に掛ける釣りを意識してハゲバリに交換し、枝スの長さを3cmから5cmに。
するとアタリが分かりやすくなり2枚のカワハギを追釣。
ところが8時半になると潮止まりでアタリが遠のき、好調だったミヨシ2番もパタリとアタリが止む。
しばらく我慢の時間帯が続く。
やがて潮が動き出すとポツリポツリとカワハギが釣れ出し、私にもアタリがくる。
ここで4枚釣り上げて7枚まで釣果をのばす。
デカハギをキャッチ
10時半に竹岡沖へ移動。
潮が効いてきたのか前方へ投げた仕掛けがすぐに船下に入るようになる。
仕掛けを入れ直そうとしたところでアタリがきて合わせるがハリ掛かりしない。
次投は船下に仕掛けが入ったところで少し待ってみると引ったくられるようなアタリ。
竿先がたたかれて引きもかなり強いため慎重にリールを巻く。
隣の同僚が「大きいですか?」と声をかけてくれタモを用意してくれた。
やがて海面に姿を現したのはデカハギ。
同僚がタモ取りしようとするが、最後の抵抗を見せて潜ろうとする。
なんとかいなして引きが弱まったところでタモへ誘導する。
取り込まれたのは30cmのカワハギ。
サイズは十分満足したが、数をのばしたいので釣り続け、その後4枚を追釣したところで14時半の沖揚がり。
釣果は16~30cmのカワハギが4~21枚。
私は12枚。
カワハギはあらで取っただしとほぐした身で炊き込みご飯にして舌鼓を打った。
釣って楽しい、食べておいしいカワハギ。
好調が続いているうちにまた釣りたい。
乗船MEMO
三浦半島鴨居大室港 五郎丸
046・841・9256
▼備考=予約乗合、7時半出船
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