10月22日、内房勝山港の萬栄丸へカワハギ狙いで同僚の上塚さんと釣行した。
5時前に港に到着。
釣り座は左舷胴の間に並んで入る。
まずはアサリのむき身のヌメリを取って締め、釣り場が近いのでハリにエサを付けて準備しておく。
6時、20名の釣り人を乗せて出船。
「最初のポイントは港前ですのでエサの準備をお願いします。本日は深い場所で30m以上を狙いますので、オモリは30号にしてください」とのアナウンス。
5分ほどで水深12mのポイントに到着。
「はいどうぞ」と船長からのアナウンスと同時に投入。
仕掛けが着底したら糸フケを取り、竿が海面と水平になるように構えて1秒間に1回オモリが底をたたく誘いを入れる。
10回繰り返してアタリがなければ、竿先を大きく上げてゆっくりと誘い下げる。
1投目は仕掛けが着底した瞬間にアタリ。
聞き合わせを入れたがハリ掛かりしない。
巻き上げるとエサが取られている。
上塚さんは1投目で本命を掛けたがワッペンサイズ。
すぐにアタリが遠くなり、水深20mのポイントへ移動。
再開早々に上塚さんがアタリをとらえて小型ながらカワハギを釣り上げた。
「誘いを入れ続けないとエサだけ取られますね」と言う。
私にもアタリがきたがハリ掛かりしない。
苦戦している私を尻目に上塚さんが3枚目を釣り上げて順調な滑り出し。
周りでもカワハギはポツポツ上がる程度である。
しばらくしてなんとか1枚目を釣り上げたが小さい。
13cmなのでリリース。
すぐにエサを付けて再投入するが、根掛かりで道糸が高切れしてしまった。
根掛かりせずに釣る
富浦沖の水深34mのポイントに移動し、再開するとすぐに25cmの良型を釣り上げた。
上塚さんはオマツリで出鼻をくじかれたものの復旧後は同サイズのカワハギを釣り上げる。
が、次投でまたオマツリして波に乗れない様子。
二枚潮のためか周りでもオマツリしているが、良型カワハギも釣れているのでこのポイントで粘るようだ。
3時間近く富浦沖を攻めて上塚さん8枚、私は5枚と釣果は寂しい。
次のポイントは水深30m前後。
根が激しい場所で上塚さんはいきなり根掛かりして仕掛けをロスト。
私は試しにゼロテンションでアタリを待つと、これが奏功し20cm級のカワハギを上げることができた。
次投も同じようにゼロテンで待つとアタリが出て同サイズがすぐに釣れた。
「ゼロテンで連チャンしているよ」と上塚さんに伝えると、「オマツリ多発でなかなかうまくいきません」と苦戦していた。
私の両隣がオマツリしている中、ゼロテンでアタリを待つとまたまたアタリがきて当日最大26cmが釣れた。
しばらく水深30m前後を攻めていたが、終盤に水深23~25mのポイントへ移動。
潮が緩んでオマツリしなくなったものの、拾い釣りの展開となり、1枚追加したところで12時の沖揚がりを迎えた。
釣果は12~26cmのカワハギが1~22枚。
私は9枚、上塚さんは12枚だった。
今後、水温が低下すれば群れも固まりアタリも多くなると思うので、また釣行するつもりだ。
乗船MEMO
内房勝山港 萬栄丸
090・3210・6258
備考=予約乗合。6時出船。スルメ&ヤリイカ、夜ムツ、ティップランへも
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隔週刊つり情報(2023年12月1号)※無断複製・転載禁止