うまいアジが食べたくなって8月20日に東京湾奥川崎・中山丸のライトショートアジ船に乗船した。
当日は親子連れを含めて23人の満船。
私は船長の指示で右舷ミヨシに着席した。
乗船客がそろい準備も完了したので定刻より15分ほど早い6時半に出船。
この日は風もなく朝から肌を刺すような日差しだったが、船が桟橋を離れてゆっくり動き始めると風が当たって気持ちいい。
ポイントへ向かうまでに船長から前日までの釣況の説明がある。
数も出て良型も交じってとにかく調子がいいということで期待が膨らむ。
最初のポイントは水深20m。
指示ダナは底から2~3m。
隣の釣り人はバチコンでスタートし、早々に船中1尾目を釣り上げる。
アジを外してすぐに投入すると、すぐに2尾目を釣る。
アジがコマセに着くまではバチコンにアタリが多いそうだ。
1投目から食った
私も船長の指示どおり着底後1mほど仕掛けを上げて大きくコマセを振ってからさらに1m巻き上げ、2mのタナで20秒ほど待つ。
アタリがないのでさらにコマセを振って1m巻き上げて3mで待つ。
この間にお隣さんはバチコンで4尾を釣り上げた。
タナ3mでもアタリがないのでタナの取り直し。
仕掛けを再着底させてからタナ2mで待つと、竿先がモゾモゾと動いた。
そのまま待っていると竿先がツンと引き込まれる。
軽く合わせて巻き上げるとツンツンと引き込みがある。
最初は追い食いは狙わず、手堅く巻き上げる。
小ぶりなアジが上がってきた。
血抜き処理でエラを切ってバケツへ。
2投目も同じく海底から2mでコンとアタった。
3投目は少し余裕が出てきて最初のアタリから少し待ってゆっくりと巻き上げると、途中でグンと強い引き込み。
竿がギュンギュンと絞られこの日一番となる大アジが上がってきた。
しかも中アジのダブルで強い引きが楽しめた。
この要領で次投もダブル。
バチコンのお隣さんはもっと好調でこの時点でツ抜け。
船中を見渡しても圧倒的に早いペースだ。
船を少し横にずらして同じく水深10mのポイントで再開。
船長からアジが少し浮いてきたとアナウンス。
アタリ方は様ざまで、モゾモゾとアタリがあってから引き込む場合や、いきなりドンと強く引き込む場合も。
17尾まで数えたところで富岡沖へ。
岸壁手前の水深23mのポイントに移動する。
するとミヨシ3番の人の竿が大きく絞り込まれ40cmほどのクロダイが上がる。
バチコンの方は30尾釣ったところでビシアジ仕掛けに替えて、さらに勢いよく数をのばしている。
10時前に食いが落ちてきて、船は群れを探して小移動を繰り返す。
船長は川崎方面への移動を決断。
次のポイントは水深27m。
仕掛けを投入すると大きく後方に流されていく。
かなり潮が速いが私は底から2mのタナで4投で4尾のアジを追加した。
最後は朝一番のポイントに戻り4尾を追釣。
釣果は18~30cmのアジが一人7~99尾。
私はこの日は1尾ずつていねいに血抜きしながら42尾を釣り上げた。
大型は塩焼き、中型はアジフライと干物、小型は刺身、タタキ、なめろう、アジバーグと堪能した。
乗船MEMO
東京湾奥川崎 中山丸
044・233・2648
▼備考=予約乗合、6時集合。タチウオへも出船
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隔週刊つり情報(2023年10月1号)※無断複製・転載禁止