［なおちゃんねる（第28回）］いい日もあればダメな日も・・・相模湾のアマダイにチャレンジ

読者の皆さん、こんにちは。

なおちんこと井上直美です。

第28回なおちゃんねるは相模湾湘南片瀬港のまなぶ丸さんにお世話になってアマダイ釣りを楽しんできました。

井上 直美（いのうえ なおみ）

アルファタックルフィールドスタッフ。

ドクモスカウト2014グランプリ、第4代ツリタガ～ル。

“ なおちん”の愛称で親しまれる。

アマダイといえばもちろん釣りも楽しいですが、個人的には食べるのがとっても楽しみな魚です。

そのためには自分でしっかり釣らないとですね。

連日の釣果を聞くとかなり絶好調のようで50cm前後の大型も釣れているとのことでした。

これは期待しちゃう♪

港を出発して15分ほどで江ノ島沖水深110m前後のポイントに到着。

付けエサのオキアミをていねいに刺して投入しました。

釣り方は、仕掛けが着底したらオモリで底を3～4回小づいて砂煙を出します。

これによりアマダイの注意を惹くことができるそうです。

小づきを入れたらリールを1m巻いて数秒待ち、アタリがなければもう1m竿で誘い上げて待ちます。

それでもアタリが出なければ1mゆっくりと下ろします。

アマダイは砂から体を半分出してエサを探しているので、潮の流れなどを計算してちょうど魚の目の前にエサがくるように想像しながら仕掛けを動かすのがとても楽しかったです。

が、しかし……今日のアマダイはかなり気難しく全くアタリがありません。

ほかのゲストフィッシュも釣れないのでどうしたものか。

どうやら水深100m前後の深場は海底にヨゴレが多く、それが邪魔をして魚の食いが悪いのだろうと船長さん。

アマダイ釣りのタックルは8：2～6：4調子のゲームロッドに小型電動の組み合わせと至ってシンプル。

オモリは船により変わるが、まなぶ丸は80号が標準。

仕掛けはハリス3号全長2mの一般的なものでいい。

付けエサはオキアミで、ハリには1匹を真っすぐに付ける。

アマダイ釣りの誘いにこれといった正解があるわけではないが、その日、アタリの出るパターンをいち早く見つけることが釣果のカギになる。

取材日になおちんが多用したのは、着底後にオモリで底をたたき、少し待ってからスーッと聞き上げる誘い。

ただし、実際にアマダイがヒットしたのはタナ取り後に動かさず静かに待つパターンだった。

もう少し浅い水深70～80mのポイントに移動、投入するとすぐにアタリがありましたが、ゲストフィッシュのアカタチ。

それからは船中ポツポツとゲストフィッシュが釣れるようになってきました。

そろそろ本命のアマダイも釣れそうな予感がしたので新しいエサに付け直して投入すると、さっそくアタリがありました。

が、釣れたのはまたもやゲストフィッシュのレンコダイ。

そんな中、ほかの方が船中1尾目のアマダイを釣り上げました。

確実に時合っぽいので急いで仕掛けを下ろすとまたアタリ。

今までと違う引きに本命の予感。

巻き上げ中に宙層で一度暴れるのもアマダイっぽい♪

釣れたのはサイズもグッドな大本命でした。

しかし、時合はそう長く続かず再び静かな海に……。

残り1時間を切ったところで置き竿にしていた方がアマダイを釣り上げたので、それをヒントに小づきや誘いは入れずに1m上げたところで待つことにしました。

すると久しぶりにアタリが出て、なんと本命のアマダイが釣れました。

2尾目もナイスサイズ！

今日は状況が少し悪かったけど、それでも2尾釣るのはエライって船長さんが誉めてくださり、すごくうれしかったです。

というのも、実は前回釣行はオデコで本日は再取材だったからです。

アマダイの釣り方の引き出しが全くなかったのですが、2日間やらせていただき船長さんにも誘い方を教えてもらったりして少しは前より成長できた釣行となりました。

相模湾のアマダイは今号発売時には本格シーズンに入っていますし、数もサイズもより楽しめると思いますので、ぜひまなぶ丸さんへ遊びに行ってくださいね。

電車釣行でも十分間に合うのでおすすめですよ。

アマダイといえば松笠揚げ！

ウロコがカリカリサクサクで身もホロホロしてとてもおいしかったです。

もう一品は炙り刺し。

皮が香ばしく、身はすごく脂が乗っていて甘味もあって想像以上においしかったです。

相模湾湘南片瀬港　まなぶ丸

090・4543・9192

備考＝7時出船（人数集まれば６時半ごろ出船）電車釣行の場合は予約時に申し出てください。

別船はアマダイと根魚のリレーへ