読者の皆さん、こんにちは。
なおちんこと井上直美です。
第26回なおちゃんねるは九十九里片貝港の二三丸さんにお世話になってライトヒラメ釣りを楽しんできました。
前回釣行(第3回なおちゃんねる)では私だけヒラメが釣れずに涙を飲んだので、今回はなんとかしたいところ。
ところが今期のスタートは潮の状況が悪く少し苦戦気味とか。
ちょっと心配です……。
小倉忠船長いわく今の攻略法は「不信感を持たせず、不安定を持たす」だそうです。
なんとも難しそうですが、要するに自然にイワシを泳がせつつも、モタモタしてるとイワシが逃げちゃうよ~ってヒラメに思わせるイメージ?
とりあえず、つべこべ言わずやってみましょう!
釣行したのは開幕4日目、ポイントは片貝沖の水深27m前後。
仕掛けが着底したら1~2m巻き上げてアタリを待ちます。
ヒラメの活性が低いとのことでしたので、なるべく誘いなどは入れないで、たまにタナを取り直していきます。
少し待っていると、イワシが逃げ惑い竿先がフルフルと揺れ始めます。
近くにヒラメがいるのかもと竿先に集中していると、クンックンッと優しくたたくアタリに変わりました。
船長のアドバイスを思い出して、テンションはあまりかけずにヒラメが引っ張るのを止めたときだけゆっくりと竿を上げて食い込みを待ちます。
なかなかググンときませんが、そこは我慢。
2分ほど待ってそろそろ少し攻めてみようと、ゆっくり聞き上げるとグイッと引き込むアタリに変わったので、竿を持ち上げるように合わせを入れます。
ゆっくりと引きを楽しみながら巻き上げ、船長がタモですくってくれたのは食べるにはちょうどいい80g級のヒラメ。
コツをつかんだのか立て続けに2枚目もキャッチ。
今日はイケるかも!?と思ったら、その後は潮が止まったためかアタリが遠のいてしまいました。
プロフィール
井上 直美(いのうえ なおみ)
アルファタックルフィールドスタッフ。
ドクモスカウト2014グランプリ、第4代ツリタガ~ル。
“ なおちん” の愛称で親しまれる。
難しくない!ライトヒラメ釣り
夏はイワシエサの扱いが肝心。
夏のヒラメ釣りはエサ付けがとても重要。
イワシを弱らせないように最初に手を海水で冷やしてからイワシをつかむようにしたい。
投入するときもまずはイワシを海面へ泳がせてから、オモリをそっと放り入れる。
数は出ないが1kg前後が主体
出典:
厳しい中で3枚釣って竿頭!
船長は色いろなポイントを回ってくれますが、どの場所でも基本的にはヒラメのヤル気がない様子。
それでも根気よく釣り続けていると、突如引ったくるようなアタリがありました。
思わず次の引き込みで合わせてしまったのですがスッポ抜け……やはり焦りは禁物ですね。
この日は新しいポイントに入った1投目でアタることが多かったので、移動直後は合図と同時にすぐに仕掛けを入れるように心がけました。
そして数流し目、ようやくヒラメらしきアタリがありました。
しかし穂先が微かにしか動かず今にも食べるのを止めてしまいそうなので、なるべく違和感を与えないように次のアタリを待ちます。
少し待ってからゆっくりと聞き上げましたが、まだしっかりと食い込まないみたい。
アタリを感じながらもテンションはあまりかけずにヒラメがエサを食べやすい状況を作りました。
ころ合いを見てまたゆっくり聞き上げると海面を突き刺すアタリに変わって念願の3枚目♪
ヤッタ~!
今回はなかなか駆け引きが難しい釣行となりましたが、難しいからこそヒラメの気持ちが前より分かったような気がしましたし、苦手だったヒラメ釣りも克服できました。
8月にはさらに釣り場も広がりますし、潮の状況もよくなっていると思います。
皆様も夏の楽しいヒラメ釣りを楽しんでみてくださいね。
今のところ数はトップで3枚前後
出典:
この日は2枚釣った人が二人
出典:
3枚釣って竿頭、完全にリベンジ達成です
出典:
Nao's Kitchen
ヒラメ御膳を作りました。
夏のヒラメはおいしくない?
そんなことはありませんよ!
冬よりは脂は乗っていませんがあっさりしていて夏にピッタリだし、揚げ物などは相性がよくパクパクいけちゃいます♪
乗船メモ
九十九里片貝港 二三丸
0475・76・9957
備考=予約乗合、3時半集合。沖揚がり10時半。第2、4金曜定休
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隔週刊つり情報(2022年8月15号)※無断複製・転載禁止