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[出会いを求めてフラリと釣行。カマちゃんの船宿探訪(第35回)]庄三郎丸にデッカイ新船がやってきた!!~相模湾平塚港・庄三郎丸の第25庄三郎丸~

隔週刊つり情報編集部

太平洋に向かって三浦半島と伊豆半島の間に広がる相模湾。

その最北部に砂浜海岸が続く湘南エリアは圏央道の開通によって都心や郊外からのアクセスがさらによくなった。

今回出かけた平塚港の庄三郎丸は、湘南海岸のほぼ中央に位置する老舗の船宿。

故服部善郎名人が足繁く通ったことでも知られ、多くの釣り人に親しまれている。

プロフィール

カマちゃん 釜井 昌二(かまいしょうじ)

有機野菜の勉強始めました。

アトリエぷらりおさかなイラストレーター。

A.T.LAB フィールドアドバイザー。

だれもが安心安全に釣行できる船宿

後藤勇社長率いる庄三郎丸は現在8隻の船を保有し、後藤久船長始め7人の船長が旬の釣り物をガイドする。
 
一年を通して様ざまなターゲットが楽しめる。

特筆すべきはエサ釣りばかりでなくルアーフィッシングにも積極的なこと。

ルアー専門のシイラ船のみならず、メダイ五目船やライトウイリー五目船などのミヨシ席には、スロージギングやジギングを楽しみたい釣り人を歓迎している。

そんな船宿だけに週末ともなれば大勢の釣り人でごった返すわけだが、手慣れたスタッフが釣り人をテキパキと誘導し、初めて来た釣り人でも混乱しないよう、スムーズな案内体制が取られているから安心。

人気の釣り物にあっては2~3隻出しで対応してくれるので、受け入れ態勢も万全である。

令和4年3月30日大安吉日、その庄三郎丸で新造した第25庄三郎丸が進水式を迎え、この4月からライトウイリー五目船で稼働を始めた。

全長21m、総トン数16トンの大型船で、広い釣り座と整った設備で釣り人を楽しませている。

とりわけ通路部分が広く移動しやすいこと、段差部分には適度な高さのステップが付けられていることなどから、お年寄りから子供まで安心して乗船できる。

ちなみに庄三郎丸の船着き場は最新の浮き桟橋。船の乗降がとてもしやすく、安心安全に乗下船できる設備が整っている。

船の写真

第25庄三郎丸。総トン数16トン。船体全長21m。エンジンはISUZU740馬力(552kw)。脇野造船所製。令和4年3月30日進水

大型連休は絶好のシーズン

4月上旬、平塚へと足を運び、10名の釣り人とともに第25庄三郎丸で出船するライトウイリー五目船に乗り込んだ。

まずは港から15分ほどの水深21mの根周りからスタート。

中村友と ものり紀船長からタナや釣り方の指示があって、一同仕掛けを投入。

初めて挑戦する方には、同乗した岩城正文船長がレクチャーして、無事投入を済ませた。

最初のポイントではクロダイがキャッチされて、30分ほどで移動。

イシダイやハナダイ、クロダイが期待できるポイントを狙うもこちらは不発で、少しずつ沖のポイントへと移動した。

続いて40号のビシを60号に交換してアジ狙い。

単発ながらアジが釣れて、前出の初挑戦の方も良型のアジをゲット。

その後、「今日は今一つ釣れていないと僚船から情報が入っていますが、ここのところ好調だったアジ場へ行ってみましょう」とアナウンスがあって大きく移動。

数隻のアジ船が集まる小船団に仲間入りして再スタートした。

船長の写真

(左)岩城正文船長(右)中村友紀船長。今後はヒラメ船が中心になるという

釣行の写真

(左)見事なサイズのムシガレイも登場(右)お腹がパンパンのクロダイが釣れ上がった

にぎやか釣果が楽しい相模湾のライトウイリー五目

こちらではコマセが効いてくるとアジ、サバ、アカタチ、ムシガレイなどが顔を出した。

この日はアジ・サバ中心の釣果で沖揚がりとなったが、庄三郎丸のライトウイリー五目船は、その時期に釣れているターゲットを臨機応変に狙っている。

例えば秋になるとイナダやショゴといった青物が多く釣れるようになり、同船で落とし込み釣りを楽しむこともできるという。

これから水温が上がってくると、色とりどりの魚が五目、七目といった釣果でクーラーボックスをにぎわせることが増えてくるから、迎えるゴールデンウイーク以降は絶好のシーズンかもしれない。

こと最近は、美味で知られるウルメイワシも釣れ始めた様子だ。

同船した方に話を伺うと、「どの船長の船に乗っても親切で安心なんです。色んな船宿に行ってみたけれど、庄三郎丸ばかりになっちゃいました」と話す女性がいれば、「もうかれこれ30年以上通っているけれど、なんだか落ち着くんだよね、ここは」と話すベテラン男性。

さらには、「初めて来ました。新しい船で気持ちいいですね」と話す若い男性と老若男女、初心者からベテランまで様ざまなキャリアの釣り人から親しまれている船宿だと実感した。

ガハハと笑いながら店先で釣り道具を洗う釣り人。

すぐに帰宅せずにパートさんと談笑する釣り人。

社長に釣果写真を撮影してもらってうれしそうな釣り人。

そんな光景を眺めていると、皆さん素敵な休日を楽しんでいらっしゃる!と思わずにはいられなかった。

釣行の写真

ウイリーバリにアジが一荷でヒット

船宿information

相模湾平塚港 庄三郎丸

0463・21・1012

釣り座は受付先着順。

船宿アクセス

●車/最寄りの高速インターチェンジは新湘南バイパスの茅ケ崎海岸IC。

海岸に沿って走る国道134号「高浜台」交差点を山側に曲がり、一つ目の信号を右折。

魚市場前を右折して、突き当たりを右折したらすぐ。

いったん船宿の前で車を停止させ、スタッフの指示に従って駐車する。

●電車/JR東海道線平塚駅で下車、改札口右方向の南口へ。

船宿へ連絡して送迎してもらうか、タクシー利用のこと。

庄三郎丸の設備とサービス

受付から出船までの流れ

第25庄三郎丸の設備

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隔週刊つり情報(2022年5月15号)※無断複製・転載禁止

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