［宮沢幸則の令和も釣りは楽しく真剣に！（第2回）］カサゴ、アカハタ、メバルetc. 多彩な根魚の引きをエサ釣り＆ルアーで楽しむ

ゲストを招いて、時には教え合い、時にはともに悩み、楽しく真剣に釣りをする宮澤幸則さんの連載「令和も釣りは楽しく真剣に！2」。

今回の釣り物は、エサ釣り＆ルアーでカサゴやメバル、アカハタ、オオモンハタなど多彩な根魚が狙える相模湾真鶴沖の根魚五目。

ゲストにルアー釣りが得意な富士村彩加さんを招いて4月中旬に真鶴港のさい丸より出船した。

みやざわ ゆきのり

1966年大阪生まれ、三重大学水産学部卒。

釣り全般を愛好するが、陸っぱりのエギング、船のカワハギ、マルイカのエキスパートとして雑誌、新聞、テレビ、Webで最先端の情報を発信する。

グローブライド・ダイワ社員。

富士村彩加（ふじむらあやか）

ダイワ船最前線ブロガー。

最近は週3～4回のハイペースで釣行を重ね様ざまな釣り物に挑戦。

得意な釣りはルアーマゴチとヒラメ。

ゲストを招いて、時には教え合い、時にはともに悩み、楽しく真剣に釣りをする宮澤幸則さんの連載「令和も釣りは楽しく真剣に！ ２」。

今回の釣り物は、エサ釣り＆ルアーでカサゴやメバル、アカハタ、オオモンハタなど多彩な根魚が狙える相模湾真鶴沖の根魚五目。

ゲストにルアー釣りが得意な富士村彩加さんを招いて4月中旬に真鶴港のさい丸より出船した。

午前6時に港を離れ、航程10分ほどで真鶴半島の東側のポイントに到着。

当日は風もなく海上は穏やかな釣り日和、水深22mでスタートとなった。

富士村さんは、まずは定番の胴つき2本バリ仕掛けにサバの切り身を付けて船下に投入。

宮澤さんはルアーのテキサスリグ仕様の1本バリ仕掛けに持参したサンマの切り身を付け、スピニングタックルでキャストして広範囲を探っていく。

間もなく宮澤さんがアタリをとらえ18cm級のカサゴを上げると、富士村さんも竿を曲げた。ゴンゴン竿をたたく引きに期待が高まる。

しかし、上がってきたのはベラで、「アカハタかと思ったけど……ダマされました～」と苦笑い。

船内では右ミヨシで20～25cm級のカサゴがダブルで上がり、続いて右トモで25cm級のメバルが取り込まれる。

ここが時合とばかりに、再び右トモの方がアタリをとらえて絶好調。

慎重に巻き上げ姿を現したのは30cm級のアカハタ。

さらに続けて25cm級のカサゴを追加。

船長はアタリが遠くなると移動して、水深20～30m付近を転々と流して探っていく。

次の時合がきたのが8時過ぎ。

右トモで25cm級のカサゴ、続いて右ミヨシで同級のカサゴが上がると、富士村さんにもアタリがきて
25cm級のアカハタを釣り上げる。

宮澤さんにも強いアタリ。

スピニングロッドが大きな弧を描き、上がってきたのは28cm級のカサゴ。

「真鶴沖のカサゴは食えばデカイ！　次はアカハタですね」と意気揚々と再投入。

その後は真鶴半島の南側、西側と転々と流したがアタリが遠く、再び東側に移動となった。

富士村さんがスピニングタックルに持ち替えソフトルアーをキャストして探るも反応がない。

そこで、胴つき仕掛けに戻し、持参した冷凍マルイカの切り身を付けて投入すると……すぐにアタリがきてカサゴが上がる。

宮澤さんも、これに続けとばかり胴つき仕掛けに替えてイカの切り身を付けて投入すると、すぐにヒット。

上がってきたのは25cm級のアカハタだった。

その後もマルイカの切り身が特エサとなり二人は20cm級のカサゴを連発。

最後の追い上げでカサゴの引きを満喫し11時過ぎに沖揚がりとなった。

船中釣果は18～30cm級のカサゴ、アカハタ、メバルを交えて4～10。

数こそのびなかったが、二人は多彩な根魚をエサ釣り＆ルアーで狙える真鶴沖の根魚五目を満喫した。

「潮具合が今ひとつで食いが悪かった」と船長は残念そうだが、当地の根魚五目はこれから夏までロングラン。

潮具合が安定すれば、この日は顔を見せなかったオオモンハタも交えて、いつものにぎやかな根魚釣りが期待できるだろう。

エサ釣りの胴つき仕掛け用は、様ざまなライト系ターゲットで活躍するリーディング73HH-190 Ｖ＆ライトゲームIC150の組み合わせ。

ソフトルアーやエサ釣りで仕掛けをキャストするときは、一つテンヤタックルの紅牙テンヤゲームAIR M-240SMT＆イグジストPCLT2500を使用。

相模湾真鶴港　さい丸

0465・68・2761

備考＝予約乗合、6時出船。

午後船、ほかアオリイカなどへも