今回のイチ押しルアーは春のベストシーズンに突入した外房御宿沖のルアー青物でありやす。
例年5~6月にかけての同エリアはヒラマサを筆頭に青物の活性が上がり、最も盛り上がる時期。
外房御宿岩和田港・長栄丸の岩瀬優船長に色いろと話をうかがってみやしたよ。
ノブ「優船長お久しぶり。御宿沖のルアー青物が好調のようですね?」
船長「ハイ、面白くなってきました。ヒラマサは5~10kgクラスを中心に最大24kgまで上がっています。それと今年はサンパク(イナダとワラサの中間サイズ)がよく釣れていて、丸まるとしたラグビーボールみたいなのが楽しませてくれます。日によってはショゴ(カンパチの若魚)やマハタなんかも交じりますね」
ノブ「釣り場はどのあたり?」
船長「ヒラマサは御宿沖の水深20~40mの根周り、サンパクは水深50~70mの深場がメインです」
ノブ「釣り方はジギング? それともキャスティング?」
船長「それはお客様のお好みで。ただしいずれの場合も事故防止のためにキャストはアンダーハンド限定でやってもらってます」
ノブ「ジグは何gを用意すればいいッスか?」
船長「セミロングタイプで浅場用に130~160g、深場用に180~250gを用意してください」
ノブ「船長おすすめのジグやカラーなんてあります?」
船長「キラージグやC1セミロング、鉄ジグ、おにぎりジグあたりですかね。カラーはシルバー系が基本でグローヘッドなんかもいいですね」
ノブ「キャスティング用のプラグはどんなものを用意すればいいッスか?」
船長「メインに使うのは160mmのフローティングペンシルで、210mmまであるといいですね。それと140mm前後のシンキングペンシルもあったら持ってきてください」
ノブ「レンタルタックルはありますか?」
船長「ハイ、プレミアムレンタルタックルと題してリールはすべてS社製のステラです。ロッドも人気メーカーの上級モデルです」
ノブ「スゲー!ステラ、使ってみてぇ」
船長「ジギング用もキャスティング用も用意していて毎回レンタルタックルのお客様もいらっしゃいます」
ノブ「ジギングで釣るときのコツを教えてください」
船長「浅場でヒラマサを狙うときはジグをアンダーハンドでキャストしてもらって、ジグが着底したら手前までワンピッチジャークで探ってきてください。深場もワンピッチジャークで探ってくるのですがサンパクはトリッキーな動きを見せると口を使うので速巻きとストップを織り交ぜるのも効果的です」
ノブ「キャスティングゲームでのコツを教えてください」
船長「キャストしたら誘い出しが基本です。竿先でジャークしてフローティングペンシルをダイブさせたら竿先を元の位置に戻し、そこでリールのハンドルを1回転してください。で、またジャークする。これを繰り返します」
ノブ「今後の見通しを教えてください」
船長「ヒラマサもサンパクもたっぷりいるのでぜひ遊びにきてほしいです」
ノブ「ちなみにラグビーボールサンパクのお味は?」
船長「脂があって刺身が最高にうまいッスよ(笑)」
ノブ「ク~ッ、その刺身でキューッとやりてぇ」
船長「ハハハ、お待ちしていま~す!」
▲御宿沖ではジギングでサンパクがよく釣れている
出典:
INFORMATION
外房・御宿岩和田港 長栄丸
080-1124-2150
備考=午前船は5時半までに船宿に集合、午後船は11時45分までに港または船宿に集合、集まり次第出船
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隔週刊つり情報(2022年5月1号)※無断複製・転載禁止