読者の皆さん、こんにちは。
なおちんこと井上直美です。
第22回なおちゃんねるは東京湾奥横浜新子安のだてまき丸さんにお世話になってマゴチ釣りを楽しんできました。
だてまき丸さんでは3月からスタートするマゴチ釣り、出だしはいかに!?
この時期エサに使う生きたサイマキ(クルマエビ)は、ハリにキレイに付けるのが一番のキモ。
分からなければ船長さんが教えてくれますが、慣れるまで難しいので初めは焦らずゆっくり、ていねいに付けましょう。
この日は富岡沖の水深20m前後を主に探りました。
釣り方はシンプルで、オモリが着底したら糸フケを取って竿先を海面から1m上げて15~30秒ほど待ちます。
アタリがなければ、またオモリを底に落とす、その繰り返しです。
タナを取るときはエビがピュッと逃げるイメージで素早く動かします。
開始早々船中1本マゴチが上がるもその後はなかなかアタリがありません。
船長から、「今は潮が動いていないので、待っているときは大きくゆっくりと左右に竿を動かしてアピールするのもいいよ」と教えてもらい、やってみるとすぐにアタリがありました。
初めは小さなアタリがだんだん激しくなるのでそのタイミングで大きく合わせを入れるのですが、この駆け引きが非常に難しいけど決まるととっても気持ちいい!
初めは船長さんに合わせのタイミングを見ていただき、なんとかフッキング!
釣れたのはナイスサイズなシーバス!
これはうれしいゲストですよね。
プロフィール
井上 直美(いのうえ なおみ)
アルファタックルフィールドスタッフ。
ドクモスカウト2014グランプリ、第4代ツリタガ~ル。
“ なおちん” の愛称で親しまれる。
開始早々あっという間に1本目!
出典:
スズキのほかマダイやヒラメが交じることも
出典:
難しくない!マゴチ釣り●その一 タックル&仕掛け
マゴチ釣りのタックル&仕掛けは非常にシンプル。
竿は専用竿のほか各種ゲームロッドなど色いろ使える。
リールは小型両軸にPE1.5号前後を巻いておけばOKだ。
仕掛けはハリス5号1.5mが基準で、ハリはスズキバリなど17~18号。
オモリは15号。
難しくない!マゴチ釣り●その二 エサ付け
シーズン初期のエサは生きたサイマキ(小型のクルマエビ)。
口からハリ先を入れ、頭部にチョコンとハリ先を出せばOK。
エサ付け一つでアタリの数が変わるので、初めての人は船長によく教わろう。
今日の私は恋愛上手 !?
その後も左右に誘うのがいいようで、アタリは増えたのですが、食いが浅くすぐにエサを放してしまいます。
ならばと道糸を送り込んで食べやすくしてみたのですが、送り込み過ぎてオモリが底に着いてしまうと逆にマゴチはエサを放してしまうそうです。
失敗しながらも色いろと試してみるとコツコツとアタリがありました。
アタリが止まったらゆっくりと聞き上げて、またアタリがあれば引っ張らないようにアタリに合わせて優しく竿を下げます。
違和感を与えないようにしているとズドンッと食い込んだアタリに変わりました。
合わせを入れた瞬間の重みにテンションが上がりますね!
ついドヤ顔しちゃいます(笑)。
釣れたのは本命のマゴチ。
サイズを測ってみたら47cmと良型でした。
コツが少しつかめたのか、同じ誘い方をしていると、またアタリ。
食い込みのアタリがいつくるのか、待っている間のドキドキ感がたまりません!
今度もうまく合わせが決まってもう1本釣り上げることに成功。
駆け引きが苦手な私も今日だけは恋愛上級者な気分でした(笑)。
潮も動き始めて船中でもポツポツと釣れ出したので、釣るなら今だと元気なエサを選び、弱らないよう素早く付けて投入したらすぐにアタリが出て少しサイズアップしたマゴチが釣れてくれました。
その後にもう1本追加、苦手なマゴチ釣りだったはずなのになんと計4本で竿頭になっていました。
だてまき丸さんにはこれまでにも何度かマゴチ釣りでお世話になっていますが、今回やっとコツをつかむことができました。
マゴチ釣りのだいご味もたくさん味わえてとっても楽しい釣行となりました。
船長始めおかみさん、常連さん、皆さんとっても優しいので初めてでも行きやすい船宿さんだと思います。
ぜひ食べてもおいしいマゴチ釣りにチャレンジしてみてくださいね。
開始約2時間で本命ゲット
出典:
当日最大は53cm。今後はさらなる大型に期待
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お隣の方とほぼ同時にアタリが出てともにゲット
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だてまき丸は これから年末までマゴチ一本で出船する
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難しくない!マゴチ釣り●その三 タナ取り
マゴチ釣りのタナはオモリを海底から1m上げたところが基準。
一番簡単なタナの取り方は、竿先を海面へ向け下げた状態で底ダチを取り、そのまま竿先を水平までスッと持ち上げる。
これでおおよそオモリが海底から1m上がる計算になる。
Nao's Kitchen
まずは大好きなマゴチの竜田揚げから。
ニンニク生姜が効いた特製甘辛しょう油ダレに漬け込みました。
ご飯とお酒が進むこと間違いなしです♪
初めてお刺身も食べてみました。
常連さんがしっかり神経絞めをしてくれたのもあって臭みが全くなく、ほどよい弾力と甘みでおいしかったです。
乗船メモ
東京湾奥 横浜新子安 だてまき丸
080・6577・3742
出船6時半、沖揚がり14時。できれば予約を
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隔週刊つり情報(2022年4月15号)※無断複製・転載禁止