［竹田ノブヒコのイチ押しルアーターゲット（第119回）］ビックサイズが期待大！ ティップランで狙う東伊豆のアオリイカ

今回のイチ押しルアーはティップランエギングで狙う東伊豆のアオリイカ。

春は1kgオーバーの大型が期待大で、ファンにとってはたまらない時期。

またタイラバやスーパーライトジギング（以下SLJ）でも人気を集める同エリア。

東伊豆宇佐美港二階屋丸の森昌史船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ。

ノブ「ティップランが好調のようですね？」

船長「ハイ、1kgクラス中心に上がっています。今のところ最大は1.6kgです」

ノブ「釣り場はどのあたりでしょうか？」

船長「宇佐美沖や川奈沖の水深20～30mです」

ノブ「出船形態は？」

船長「午前船と午後船があります」

ノブ「ラインは何号を巻いていけばいいですか？」

船長「ウチはPEの0.6号で統一してもらっています」

ノブ「リーダーは何号がいいでしょうか？」

船長「2～2.5号を2m付けてください」

ノブ「餌木は何gぐらいのものを用意すればいいですか」

船長「ティップラン用の3.5号30～40gを用意してください」

ノブ「船長おすすめのカラーはあります？」

船長「これといってありません。自分が釣れそうと思ったカラーを使うのが一番です」

ノブ「餌木に付けるシンカーも必要ですか？」

船長「ハイ、7～20gまで色いろと用意してください」

ノブ「釣り方のコツを教えてください」

船長「基本的には餌木が着底したら5～6回シャクってステイさせます。餌木が再度着底したらまた5～6回シャクってステイ。これを3回ほど繰り返したら餌木を回収して入れ直してください。で、餌木をステイさせているときに竿先に変化が出たらアタリなので即合わせです」

ノブ「4～5月の見通しはどうでしょう？」

船長「ティップランはゴールデンウイークまでの出船で1～2kg級の大型が狙えます。昨年は最大で3.3kgが上がりました。ゴールデンウイーク以降はタイラバやSLJ、ロックフィッシュでの出船を受け付けますが、マルイカの模様が上向いたらイカがメインになります」

ノブ「ちなみにそのころ、タイラバはどんな感じですか？」

船長「釣り場は宇佐美～川奈沖の根周りで水深60m前後を探ります。マダイのサイズは1～3kg級が中心でホウボウやマハタ、オオモンハタなどが交じってタイラバ五目といった感じになります」

ノブ「タイラバのヘッドは何gを用意すればいいですか？」

船長「100～200gまで用意してください」

ノブ「春のSLJについても少し教えてください」

船長「港近くの根周りでアカハタやオオモンハタ、ホウボウなどが狙えます。ジグは60～80gを用意してください」

ノブ「ティップランに話を戻しますね。やっぱり大型のアオリイカの引きってスゴイですか？」

船長「2kgクラスになるとそれはもう強烈です（笑）。スリル満点のヤリトリを竹田さんもぜひ味わってください」

ノブ「今日はありがとうございました。よーし、専用餌木を買いに行かなきゃ！」

東伊豆・宇佐美港　二階屋丸

090・7868・4135

備考＝午前船５時集合、午後船11時半集合、集まり次第出船。J R 伊東線・宇佐美駅より徒歩15分