［竹田ノブヒコのイチ押しルアーターゲット（第114回）］相模湾のホウボウジギング

今回のイチ押しルアーは手軽に楽しめて食べてもおいしい冬のお楽しみ！　ジギングで狙う相模湾のホウボウでありやす。

相模湾平塚港・庄三郎丸の後藤久船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ！

ノブ「久船長お久しぶりです。今年の冬もジギングで楽しむホウボウが始まったそうですね。状況はいかがでしょう？」

船長「ハイ、ウチではエサ釣りと同船で楽しんでもらってるんですが、ルアーの人も結構釣れてますよ。サイズは25～40cm級が中心で一人で2ケタ釣る人もいます」

ノブ「釣り場はどのあたりでしょう？」

船長「港からすぐの平塚沖や大磯沖の水深10～30mで日によってはイナダやハタ類なんかも交じります」

ノブ「タックルはどんなものがいいッスか？」

船長「最近はスーパーライトジギングのタックルで釣る人も多くなってきましたね。ロッドは一つテンヤ用やボートシーバス用なんかでもいいですよ」

ノブ「ちなみにレンタルタックルはありますか？」

船長「1セット500円でお貸ししています。ただしジグは別です」

ノブ「ジグは何gくらいを用意すればいいッスか？」

船長「40～80gでシルエットが小さいものがおすすめです。見た目が小さくなるタングステン製もいいですね」

ノブ「船長おすすめのカラーなんてあります？」

船長「イワシなどのナチュラル系のほか赤金やグローあたりですが、色いろ試してその日の当たりカラーを見つけてください」

ノブ「ジグの上に枝スを出して土佐カブラを付ける人もいるそうですが、やっぱりよく釣れるんですか？」

船長「数は断然のびますね。とくにホウボウがシラスを捕食しているときなんかは効果抜群です。8～12号の土佐カブラを用意しておくといいですよ。状況によりジグの後方にリーダーを足して、トレーラーのように土佐カブラを結ぶのも有効です」

ノブ「釣り方のコツを教えてください」

船長「アンダーハンドでジグをキャストして広く探るのが最大のコツです。ジグが着底したら底を意識しながらリフト＆フォールやシェイキングで誘ってみてください。アタリの出方は様ざまでゴンッと明確に出ることもあれば、じゃれつくような感じで竿先に小さく出ることもあります。いずれの場合も口が硬い魚なので即合わせでしっかりとフッキングさせてください」

ノブ「今後の見通しはどうでしょう？」

船長「例年1～2月は水温の低下とともにホウボウの群れが固まって大釣りができる時期です。型もよくなるし、ぜひ楽しんでほしいです」

ノブ「女性や子供でも釣れますかね？」

船長「道具も軽いし難しい釣りじゃないので十分に楽しめると思います。実際に女性のファンは多いですよ」

ノブ「冬場のホウボウのお味はどうでしょう？」

船長「刺身でも鍋でも本当においしいですよ。この時期はやっぱり鍋がおすすめですね」

ノブ「熱あつのホウボウ鍋をつつきながら熱燗をキューッとなんて最高でしょうね（笑）」

船長「間違いないでしょう。ホントおいしい魚だから竹田さんも防寒対策をしっかりして遊びにきてください。お待ちしてますよ！」

ノブ「ハ～イ！」