［なおちゃんねる（第17回）］相模湾小坪港出船　最盛期の相模湾でカツオとパワーファイト！（太郎丸／相模湾小坪港）

読者の皆さま、こんにちは。

なおちんこと井上直美です。

第17回なおちゃんねるは相模湾小坪港の太郎丸さんにお世話になってコマセ釣りのキハダ、カツオにチャレンジしてきました。

キハダ、カツオはだれもが一度は釣ってみたい憧れの魚ですよね。

とくにキハダは腕だけでなく、運も試される釣り。

私も何度かルアーで狙ったことはありますが、釣り上げたことはありません。

コマセ釣りはやったことがないので、今回は出船前に高橋良至船長に基本的な知識や釣り方などをしっかりと教えてもらいました。

井上 直美（いのうえ なおみ）

アルファタックルフィールドスタッフ。

ドクモスカウト2014グランプリ、第4代ツリタガ～ル。

“ なおちん” の愛称で親しまれる。

まず、釣りをする前の注意事項として、必ずグローブや指サックをすること。

かなり引きの強い魚なので、ハリスをたぐる際に魚に走られケガをするおそれがあるそうです。

仕掛けは船宿仕掛けを使わせてもらいましたが、どんな仕掛けもそのまま使うと糸クセが付いているので、一度しっかりと引っ張ってハリスを伸ばしておくとトラブルにならないそうです。

釣り方は、指示ダナよりハリス分下まで仕掛けを沈めたら、一回大きくコマセを振って、リールのハンドルを2回転、再び大きくコマセを振り、ハンドルを2回転させてアタリを待てばいいとのことでした。

当日は1時間半ほど走って初島沖のポイントからスタート。

周りはもう船団になっていて、それを見ているだけでもテンションが上がります。

まずはカツオ狙いでタナは海面から5～10m。

反応はすぐに抜けてしまうこともあるそうなので、船長の合図で素早く仕掛けを投入するよう心がけました。

船中アタリが出ない時間が続きましたが、不慣れな私はその間に周りのベテランさんの誘い方を観察したり、コマセワークを練習できたのでよかったかな。

周りの船も釣れていないようで、しばらくするとポイント移動。

40分ほど走って到着したのは二宮沖で、こちらも船団になっていました。

指示ダナは海面から15ｍ。

コマセは振って数分ですべてなくなってしまうので、あまり待ちすぎないで仕掛けを入れ替えるようにしていると、やっとアタリがありました。

すかさず合わせて電動リールのスイッチを入れたのですが、ドラグが少し緩かったせいかなかなか上がってきません。

しまいには隣の人とオマツリしてなんとも情けないファイトでしたが、どうにか念願のカツオを釣り上げることができました。

ちなみにカツオの場合はモタモタしてるとオマツリしてしまうので、ドラグはきつめに締めて、ある程度強引に巻き上げたほうがいいと隣の方がアドバイスしてくれました。

ヤリトリの感じも分かってきたので、次はカッコよく釣り上げたい！という気持ちはあるものの、やはり憧れの魚はそう簡単に釣れてくれません。

1時間ほど経過したところで隣の方にアタリがありました。

近くにいるんじゃないかと残りのコマセを振った瞬間、私にもヒット！

全速力で仕掛けを回収したのですが、海面まで上がってきたカツオはまだまだ元気一杯！　

取り込み直前で潜られたりアタフタしながらもなんとか2本目をキャッチできました。

それにしてもヘッポコ過ぎるファイトはかなり恥ずかしかったですが、この釣りは経験を重ねていくしかないのかな。

今回は船内でもキハダのヒットはありませんでたが、最近の釣果としてはカツオが２本釣れれば上出来と高橋船長。

これはもっと練習して次はカッコよく釣り上げたいな。

とっても面白い釣りなので、ぜひ今が旬のキハダ・カツオに皆様もチャレンジしてみてくださいね。

当日はまず刺身とタタキにして食べました。

臭みもなく、これは釣り人じゃないとなかなか味わえないですね。

食べきれない分は日持ちするシーチキンに。

今まで食べてきた市販のシーチキンを想像してたけど、手作りは味も濃く、こんなにおいしいシーチキンを食べたのは初めて！ってくらいおいしかったです！　

これはかなりオススメですよ。