［竹田ノブヒコのイチ押しルアーターゲット（第106回）］東伊豆の・宇佐美沖のスーパーライトジギング（二階屋丸／東伊豆・宇佐美港）

今回のイチ押しルアーは東伊豆・宇佐美沖のスーパーライトジギング（以下SLJ）でありやす。

ライトなタックルで根魚～青物まで色いろ釣れるとあっていまや大人気のSLJ。

東伊豆宇佐美港・二階屋丸の森昌史船長にお話をうかがってみましたよ。

ノブ「船長、秋になってSLJが盛り上がってるみたいですね。どんな魚が釣れてます？」

船長「ハイ、1kg前後のカンパチのほかイナダやアカハタ、オオモンハタ、マダイ、カサゴなんかが上がっています」

ノブ「出船形態を教えてください」

船長「泳がせ釣りで狙うカンパチと同船のケースとSLJオンリーで出る日があります。午前船は1人から、午後船は2人集まれば出船します」

ノブ「釣り場はどのあたりでしょうか？」

船長「港からすぐの宇佐美沖の水深30ｍ前後。主に根周りを探ります」

ノブ「タックルについて教えてください。専用ロッドのほか流用できるものはありますか？」

船長「硬めのバスタックルがいいでしょう。青物専用のジギングタックルだとパワーがありすぎて掛けたあとのおもしろ味が半減しちゃうと思います。スピニングかベイトかはお好みで。ラインはPEの1号前後を200ｍくらい巻いてきてください。ショックリーダーはフロロカーボンの4号を2ｍ前後付ければOKです」

ノブ「ジグは何gくらいを用意すればいいですか？」

船長「40～60gで細身のシルエットがいいですね」

ノブ「船長おすすめのカラーなんてあります？」

船長「シルバー系が基本ですが緑金や赤金が当たったりする日もあります。色いろと試してその日の当たりカラーを見つけるようにしてください」

ノブ「釣り方のコツを教えてください」

船長「アンダーハンドでジグをキャストして広く探ってください。ちなみにオーバーヘッドキャストは事故防止のため禁止です。で、ジグが着底したら表層までワンピッチジャークで探ってください。カンパチは海面までジグを追ってきて食うケースも多いので。ワンピッチジャークにジャカジャカ巻きやストップなどを織り交ぜてジグの動きに変化を付けるのも効果的です」

ノブ「女性や子どもでも楽しめますか？」

船長「使うジグが軽いので女性や子供も十分に楽しめますよ」

ノブ「今後の見通しはどうでしょう？」

船長「今はカンパチがメインですが今後はワラサなんかも視野に入ってきます。ワラサが掛かったとしても、いまのPEは強いので1号前後でも落ち着いてヤリトリすれば上げられます。それと10月からはティップランエギングのアオリイカへも出船します。どちらも楽しいのでぜひ遊びにきてほしいです」

ノブ「最後に船長おすすめのカンパチの食べ方を教えてください」

船長「カンパチは小さくてもおいしいから、やっぱり刺身ですね。カマは塩を振って焼けば最高です」

ノブ「船長、今日はありがとうございました。手軽で楽しそうなSLJやってみたくなりました。こんなジジイでもできそうだし。釣行の際はよろしくお願いッス」

船長「秋は色いろな魚が釣れるのでぜひぜひお越しください。お待ちしていま～す」